<規格外サインの実績紹介> 蜜香屋BATATAS(みっこうやバタータス)


タカショーデジテックでは、LEDサインを様々な商品ラインアップで展開し提供していますが、カタログにない規格外のサインも別注で生産しています。そんな事例の中から、今回は大阪・梅田にある「蜜香屋BATATAS」のサインをピックアップして紹介します。

蜜香屋BATATAS

蜜香屋BATATASの外観と入り口に設置されたサインの写真

大阪・中崎町に本店を構える焼き芋やお芋スイーツが人気のカフェ「蜜香屋」。その姉妹店として2020年8月にオープンした「蜜香屋BATATAS」は、サツマイモをベースにした独自の世界観をさらに広げ、スイーツと食事を提供する焼き芋喫茶兼焼き芋酒場として誕生しました。場所はJR大阪駅東側の高架下を東西に連なるショッピング街、梅田ESTの一角。さまざまな店舗やビルが並ぶ中、グレーベースの外観にひときわ目を引くのが、ホクホクの焼き芋のような黄金色のロゴサインです。

「酒場」を象徴するモチーフを

デザイナーさんからLEDサインのご相談を受けたとき、「こんなのを作ってほしいんです」と最初に渡されたのはビール瓶の王冠でした。
その特徴は言わずもがな、ギザギザに入ったひだになります。ストレートな円柱ではなく、ひだの凹凸が広がっていく造形は複雑なため、通常の作り方とは大きく異なります。調べた結果、大きな円形のアクリル材を熱で柔らかくし、型材を作ってプレスすることでご希望の形を実現できることがわかりました。ただし、この方法では規格外なため既存のサイン以上に費用がかかってしまいます。そのため規格に沿った提案もさせていただきましたが、酒場を象徴するこの形にこだわりたいという熱い想いを受け、最終的に特注で作ることになりました。

蜜香屋BATATASのサインを側面から見た写真

デザイン面で試行錯誤したのはひだのピッチや角度、厚みなど。鋭角すぎず、ゆるやかでもない王冠のひだをどのように表現するか。積算部と相談しながら3パターンを提案し、最終的に現在の形に決まりました。王冠のサインは正面から見ても、横から見てもひだの形状がわかる作りになっており、インパクトがある見え方を優先しています。

店舗は高架下の交差点にあり、サインは店内入り口とテイクアウト入り口の2ヶ所に設置。南北2方向どちらから歩いてきてもすぐ見えるよう設置されています。本体の色はホクホクの焼き芋を連想させるコーポレートカラーの黄色。夜間に光を入れると少し色味が変わり、昼とはまた違った色合いになります。

安全性と美しさを両立するサインに

蜜香屋BATATASの入り口に設置されたサインの写真
蜜香屋BATATASのテイクアウトコーナーの上に設置されたサインの写真

設置している状態で見ると大きさは分かりづらいかもしれませんが、このサインは直径が1メートルほどあります。そのため重量も20キロ以上とかなりの重さになりました。落下のリスクを避けるため、設置する壁面の裏側にどの程度の補強があるのか、また、配線の引き込みはどうすれば美しいか、強度や電気系統にも気を配りました。幸いにも高架下なので雨の心配は少ないのですが、万が一水濡れがあっても安全なLEDを使用しています。実際に点灯してみるとアクリルの板面ごしにLEDの1つ1つが透けて見えたため、間にもう1枚アクリルを挟み表面の光を調整するなど、設置までの各段階で慎重に注意を凝らしてきました。いろいろなリスクを考え、お客様に配線や水濡れなど細かな点を気にしていただかなくてもいいようになることが理想ではないかと思い、徹底的にサポートさせていただいています。


別注製品の現場ではとりわけ設置が完了するまで何が起こるか知れず緊張状態が続きます。実際に完成したサインに灯りが灯もった日、お客様から「思った通りにできた」ととても喜んでいただきました。サインに描かれている焼き芋を抱えたおじさんの笑顔が、一段とやさしく微笑んで見えた気がします。

「こんなサインもつくれる?」「こんなデザインにしたいんだけど…」など
アイデアだけの状態からでも是非お問い合わせください。

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この記事を書いた人

営業部 サイングループ

LEDサインの営業をメインに行う営業グループです。 東京オフィスと大阪オフィスを起点に、日本全国の様々な商業空間にLEDサインをはじめとする屋外の商材を提案しています。定番商品のご提案だけではなく、よりお客様の理想やイメージに近いLEDサインに仕上げられるよう、柔軟なご提案ができるよう心がけています。

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