夜にだけ現れる不思議な影。 グラフィックスポットライトのご紹介


数ある照明の一つ、ガーデンアップライトは、単に植栽や壁を照らすだけでなく、常に様々な機能を備えてパワーアップしています。2021年2月に紹介した「カラーシャドウフィルター」は、植栽を照らすことによってできた影に色を付けられるアイテムで、彩りのある空間を演出することができます。

今回紹介する「グラフィックスポットライト」も、従来のガーデンアップライトとはひと味違う商品となっています。ぜひ最後までお付き合いください。

カラーシャドウフィルターの特集記事 ≫

開発経緯


新商品を考案しているとき、「単に明るさを確保するだけの照明ではなく、アートを創り出すことができれば、夜の景色がさらに楽しくなるのではないか」と考えていました。そこで製作に取り掛かったのが「グラフィックスポットライト」です。

前述のカラーシャドウフィルターは、対象物の影を投影して初めてシャドーライティングができる商品ですが、グラフィックスポットライトは対象物がなくてもシャドーライティングができる商品にしたい… そこで様々な模様を投影することができるフィルターを開発し、景観に馴染むよう、自然をモチーフにした4つの模様を採用し、海外で行われている光のアートイベントのようなおしゃれでおもしろい空間を演出できる照明が生まれました。

カラーシャドウフィルターを使った施工例
カラーシャドウフィルター
グラフィックスポットライトを使った施工例
グラフィックスポットライト

壁面・床面・軒天井に模様を描く照明

グラフィックスポットライトで、住宅の壁面に模様を投影している様子
壁面に大きく投影された木の影

グラフィックスポットライトは、壁面や軒天井、床面に模様を投影し、まるでそこに本当にモノがあるかのようなシャドーライティングをすることができる照明です。

シェードにグラフィックスポットライトを照射した様子
広場のような空間にグラフィックスポットライトを照射した様子
アプローチにグラフィックスポットライトを照射した様子

従来のガーデンアップライトは、植栽や建物を照らして初めて真価を発揮する照明でしたが、グラフィックスポットライトは、対象物を必要としないので、照明一つで簡単に空間を美しく演出することができます。また、照射距離を変えても像がぼけにくく、植栽スペースがなくてもシャドーライティングをすることができます。

工夫された構造


そのグラフィックスポットライトの気になる構造ですが、ライトに取り付けるフィルターの中央には、それぞれの模様のレンズがあります。

取り付け方は、下図のようにライトにはめ込み、2つのネジを締めて固定します。このネジ2つで固定する構造は、フィルターの柄を回転させることで単調な見た目にならないようにするために考案されました。(実際どのように回転させたりして変えるのがよいのかは、後ほど説明します。)

グラフィックスポットライトの中を正面から見た写真
グラフィックスポットライトに取り付けるフィルターの画像

様々なフィルター


取り付けるフィルターは、全4種類あります。
模様は全て「自然」をモチーフにしているので、周りの景観によく馴染みます。

ツリー

フィルターの「ツリー」を使って壁面を照らした様子

夜にだけ立ち上がる樹木のシルエット。お庭がなくてもシャドーライティングが可能に。

リーフ

フィルターの「リーフ」を使って壁面を照らした様子

夜に木漏れ日の温かみが感じられる不思議な感覚で、ほっこりとした気分を呼び起こします。

フラワー

フィルターの「フラワー」を使って壁面を照らした様子

花びらの粗密で描き出す手毬のようなグラフィックは和洋を問わず空間に映えます。

リプル

フィルターの「リプル」を使って壁面を照らした様子

波紋をモチーフにした動きのあるグラフィックが遊び心を表現します。

設置方法も多彩


ライトにはスパイクが付属しているので、地面に挿して使うことができますが、下の画像のように、壁面やハイポール(ウォールスポットライト用)に取り付けて路面に模様を映すこともできます。ハイポールは、取り付けられる壁がない時におすすめです。

また、低くカットしたポールに取り付けて、一定の間隔で連灯させることで、歩くのが楽しいアプローチライトにもなります。

付属のスパイクを付けたグラフィックスポットライトの画像
壁面に取り付けたグラフィックスポットライトの画像
専用のハイポールに取り付けたグラフィックスポットライトの画像

上手く照らすためのコツ


グラフィックスポットライトは、従来のガーデンアップライトとはまた少し勝手が違うので、ちょっとしたコツがあります。
そのライティングのコツを2つ紹介します。

設置距離と光の広がり


照射面との距離のおよそ1.3倍の直径の円の範囲に、グラフィックが展開されます。
たとえば距離が500mmなら約φ630mm、1500mmなら約φ1900mm、2300mmなら約φ2900mmの範囲になるので設置位置を決める目安としてください。

連灯時に嬉しい調節機能


上下反転や90°回転機能により、グラフィックの向きの調節ができます。
同じ角度で模様が並ぶとワンパターンな印象になってしまうため、角度を変えてグラフィックにリズムをつけてあげることができます。

グラフィックスポットライトの使用例

壁面に

グラフィックスポットライトを壁面に使った時の例

街のシンボルにもなる夜のグラフィック。より大きく照らすことで、迫力満点のライティングになります。
フィルターの1つである「ツリー」は、壁面をライティングする際におすすめです。

軒天井に

グラフィックスポットライトを軒天井に使った時の例

軒天井のライティングは今までになかった事例で、くつろぎの場所にちょっとした遊び心を持たせます。
例のような「リプル」を使えば、頭上に波紋が広がる、幻想的な空間を演出することができます。

床面に

グラフィックスポットライトを床面に使った時の例

歩くのが楽しくなる光の演出。「リーフ」や「フラワー」を使うことで、日が差したような木漏れ日や、花の絨毯をつくることができます。
床面を照らせるので、アプローチライトとして使えます。

まとめ


いかがだったでしょうか。グラフィックスポットライトは、従来のガーデンアップライトとはまた違う使い方で、壁面等に模様を描くことができる芸術的な照明です。単純に光を見せるのではなくあえてデザインした影をプラスすることで、楽しさやおもしろさを感じられる空間を作り上げることができます。

植栽いらずのこの照明は、様々な空間を今まで以上に表情豊かに彩ることができるでしょう。

ご興味のある方はぜひ、製品ページからご確認ください。

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また、グラフィックスポットライトの特徴や使い方を説明した動画も公開しております。
実際にグラフィックを空間に映し出している様子を見ることができます。
ぜひご覧ください。


この記事を書いた人

CreativeLab.

『Crative Lab.』は、光を中心に屋外空間にイノベーションを起こすクリエイティブチームです。 空間に最適な光を提案する「ライティングデザインチーム」、新たな光を考え創造する「プロダクトデザインチーム」、屋外に最適な照明器具を形にする「設計開発チーム」、屋外の光の価値を伝える「セールスプランニングチーム」、また、いつもの生活や日常をデザインでよりよくする「ASK design Lab.」で構成されています。 あらゆる屋外空間に合う光を考え、新しくてワクワクする光の提案を行っています。

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