ブランドイメージの向上、企業の成長にもつながる企業ロゴのリニューアル。
それに伴いサインのリニューアルも必要になります。
今回はジャパンギャランティサービス様の事例からLEDサインのリニューアルの手順をご紹介いたします。
既存サインの撤去から新ロゴサインの設置完了まで施工のコツも合わせて細かくご紹介いたしますのでぜひ最後までお付き合いください。
サイン製作の相談
今回の記事でご紹介させていただくジャパンギャランティサービス様。大手建設会社、及び大手設備会社へIT機器のレンタルやソリューション提案、ネットワーク構築をはじめとしたIT環境整備・保守・サポートを手掛けています。ご縁のはじまりは2017年の春。東京ビッグサイトの展示会で弊社ブースにお立ち寄りいただいたのがきっかけでした。その後、ご連絡を頂きご訪問。秋口にサービスセンターの新社屋開設を予定しており、ビル外壁にサインを設置したいという相談を賜りました。
お打ち合わせを重ね、発光仕様や製作サイズを決定。建物の大きさとロゴバランスの調整など紆余曲折を経てサイン設置は無事完了いたしました。
新しい社名ロゴへの変更
時が流れ、2023年の秋。
同社のロゴが一新され、サインもリニューアルしたいというご連絡を頂いた時の喜びは今でも鮮明に覚えています。
店舗サインと違い、社名サインなどはリピートのご用命も少ないため再びお声を掛けてもらえること自体レアなケースでもあります。
本記事の作成に際し、ご担当者様に依頼の経緯をお聞きしたところ
「選択できるサインの種類が多く、弊社がイメージするサインを実現できると感じた。2017年に設置して頂いたサインがトラブルなく安心して利用ができている。営業担当者のご丁寧且つスピーディな対応をして頂けたことが1番のポイントです」と有難いコメントを頂戴しました。
今回は付け替えという作業となるため、既存サインの撤去を含めたお打ち合わせに。
「弊社の新しいコーポレートサイン刷新に伴い、色や形状にこだわりを持ったデザインとしておりますのでLEDサインについても再現性に重点をもって作成のご相談をさせて頂きました」というジャパンギャランティサービス様のご意向も踏まえ仕様を決定。
新しいロゴはフォントがよりスマートになったことで線幅も異なるため交換作業が問題なく行えることも考慮し製作を行わせて頂きました。
旧ロゴでのサイン製作イメージ
新しい社名ロゴに変更
既存サインの撤去
サインの設置場所は地上20mの高さ。高所作業車を使用し、約6年に渡って光を灯し続けた旧社名ロゴを撤去するところからスタート。
アンカーボルトで埋め込んでいたパーツを一点ずつ取り外しました。
タイルが破損した個所は新しいものに貼り替えを実施。
新しいロゴサインも同じ場所に設置するため四隅にテープを貼り原寸大の型紙を貼ります。
作業効率を考え電線は残し、従来の配線ルートをそのまま利用することにいたしました。
新ロゴサインの設置
電動ドリルを使用し、新しいサインを壁面に固定するためのボルト穴を開けていきます。
高層部の設置となるためコーキングでしっかりと固定。
マーク部は背面発光仕様となるため壁から浮かせるためのステンレス製パイプを間に挟んでいます。
ロゴの外周部分を取り付け。
取り外した旧サインより僅かにサイズを大きくしているため撤去痕を覆うことができました。
アルファベット部分は正面発光仕様。幅広い面を均一に照らせるような光源配置を行っています。内部からナットでしっかりと固定し、上からアクリル付きの蓋を被せます。
アクリルの正面にはコーポレートブランドに合わせた電照シートを貼りました。これまでのサインは白色発光だったので印象も一変。ビル外観とも調和し、少し離れた場所からもしっかり認識できる「映え」サインに仕上がりました。
パーツによって電圧が分かれているため配電盤内に説明を記載。設定時刻で点灯・消灯できるようタイマー制御も行っております。
設置後の感想をお尋ねしたところ「サイズ・発光時の色についても大変満足できる商品をご提供頂き、ありがとうございました。」と嬉しいご返答を頂戴することができました。
企業のブランドイメージであるロゴを視覚化する大切な役割を担っているサイン。
これからも、私たちはお客様のビジョンを形にするお手伝いを続けてまいります。
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