「言葉」と「光」で想いを届ける 編集長が語るDIGISPOTの5年間
いつもDIGISPOTをご愛読いただきありがとうございます。
編集長の「しま」です。
普段はあまり表に出ることのない、いわば“裏方”の私ですが、DIGISPOTが本日7月1日で創刊5周年を迎えるにあたり、これまでの歩みや想いを少しだけ、私の言葉で綴ってみようと思いました。
実は、私が新卒で入社した年にDIGISPOTが誕生し、入社数ヶ月で編集長を任されました。つまり、DIGISPOTの5年間は、私にとっての“社会人としての5年間”とまったく同じなんです。
メディアとしても個人としても、何もかもが手探りではじめたDIGISPOTですが、それでも続けてこられたのは、「光の演出で人の心を彩る」ことを目指すタカショーデジテックの想いや、光によって生まれる感動や価値、可能性を読者の皆さまにお伝えしたいという想いがあったからこそです。
今回は、そんなDIGISPOTの5年間を「編集長」としての視点から振り返りつつ、私たちがどのような想いで記事を作り、どのように光の魅力を伝えてきたのかをお話しできればと思います。普段とは雰囲気がまったくちがう記事になりますが、よろしければお付き合いください。
創刊までの道のりと編集長としての挑戦
なぜDIGISPOTが立ち上げられたのか
なぜ編集長は私だったのか
DIGISPOTが立ち上がった2020年は、ちょうど新型コロナウイルスが蔓延し、社会情勢も急激に変化していった激動の年。リアルでの人とのコミュニケーションの機会が減ってしまったからこそ、ネットを活かしたさまざまな技術やツールが進化していった時期でもあります。
そんな年に、タカショーデジテックでは、より快適にWEB上でコンテンツを届けられるように、1月にはWEBサイトのリニューアルが行われ、5月にはメールマガジンの配信がスタートしました。この頃にはすでにDIGISPOTの構想がありましたが、私自身はまだ入社していなかったので構想メンバーにはいませんでした。しかし、構想当初からすでにDIGISPOTの目指すべき目標として、
①(光の価値や可能性も含めて)タカショーデジテックのことを知ってもらう
②タカショーデジテックのファンになってもらう
というのがはっきりしていたので、構想途中から入った私でも、DIGISPOTのあるべき姿ははっきりと見えてました。そして私が入社して研修を受けている頃に、DIGISPOTがようやく形になりはじめ、研修の一環としてDIGISPOTの初期の記事を書かせていただいたのが、編集長を任されるきっかけになりました。入社したてでまだまだ知識も浅く不安も大きかったですが、会社のことを深く知らない私だからこそ、読者の方が知りたい目線に立ってコンテンツを届けられるのではないかと思い、編集長の任を引き受けることにしました。
DIGISPOTが創刊してからは毎日トライ&エラーでネタの案出しを行っていきました。カタログやWEBサイトを読みこみ、ときには先輩社員や上司の方々にヒアリングや質問をして、何を知ることができると「タカショーデジテックって面白い!」「もっと屋外の光のことを知りたい」と思ってもらえるのかを考える日々でした。また、私はDIGISPOTの編集長だけではなく、商品企画のチームに所属していて、商品の企画開発にも携わっていたので、そちらの業務から得たヒントもときには活かしつつ、記事をつくり続け、今日(2025/7/1)時点で400件を超える記事がDIGISPOTで紹介されています。
\実はこの記事に、企画担当として私が登場しています!/

↑ 企画を担当した「トーチポール / パススタンド トラスト」の記事 ↑
またDIGISPOTの編集長として、記事の編集のときに気を付けていたことがあります。それは、かたい口調や表現になり過ぎないこと。DIGISPOTの記事の執筆にはさまざまな方が関わってくださっていますが、記事の伝えたい趣旨に対してどのような言葉で肉付けするかは個人によります。私は編集長として、執筆者それぞれの個性は活かしつつ、しかしビジネス調すぎず親しみを持って読んでもらえるような文章へ編集するように心がけてきました。実際に読者の皆さまに、そんなこまかな私のこだわりまでお伝えできているかはわかりませんが、「そんなこと思ってたんだ」と思いながらほかの記事を読んでみていただくのも面白いのではないでしょうか。
DIGISPOTが伝え続けてきた「光」と「想い」
DIGISPOTとしてぶれてはいけない軸として先ほどもご紹介した、
①(光の価値や可能性も含めて)タカショーデジテックのことを知ってもらう
②タカショーデジテックのファンになってもらう
この2つの役割。魅力を伝えるといっても、タカショーデジテックでは屋外の光の価値として、屋外照明・LEDサイン・イルミネーション、さらにデザインという4つの事業を展開しています。会社のビジョン(企業理念)として「光の演出で人の心を彩る」という軸はありますが、それぞれの事業で伝えたい光の価値はこまかく見るとちがっていたりします。そういった光の価値を、ただ単に「この商品がオススメです!」というふうに「モノ」として紹介するのではなく、その「モノ」を使うことでその空間にどのようなことが起こるのか、という「コト」、さらには、光で空間が照らされる「コト」が、「ヒト」の心をどのように明るく照らすのか、を紹介することを心がけてきました。
さらに、そういった「光の価値」だけでなく、その価値を届ける私たちタカショーデジテックとしての「想い」の部分も伝えることで、皆さまにもっとタカショーデジテックのことが好きになってもらえるように、という私自身の想いも込めてきました。
また、記事の中身を実際につくっていくにあたっても、光の価値や魅力を、よりリアルに、より現場で求められているコンテンツの形としてお届けするために、編集部内だけではなく、営業部などお客さまと接するポジションの方々にもヒアリングをしてきました。こんなことを知りたいのかな?と想像で留めてしまうのではなく、こんなことを知りたがっている、という声を聞きながら記事をつくることでより光の魅力を鮮明に伝えられるものにできてきたのではないかと思っています。
広がっていく「光の価値」と「DIGISPOTの役割」
DIGISPOTでお届けしているコンテンツも、時代の流れとともに少しずつ変化してきました。前の項でもお話ししたように、タカショーデジテックが光の価値としてご提供しているのは「コト」だけでなく、その先にある「ヒト」の心も照らし、灯すこと。それらを実現するために、各事業(屋外照明・LEDサイン・イルミネーション・デザイン)の垣根を超えて、「サスティナブルな取り組み」や「地方創生」など、会社全体の取り組みとしても幅広くなってきました。そういった事業の枠にとらわれずに紹介したいコンテンツは「コーポレート」というカテゴリとしてご紹介することで、タカショーデジテックの会社としての姿勢や想いを、より知っていただけるようにしました。
これまでにコーポレートでご紹介してきた記事
また、ただ単に取り組んでいることをご紹介するだけでなく、そこに携わった人々の想いや考えも知ってもらえるようなコンテンツにすることで、いわゆる「中の人」たちのことも知っていただけ、知っていただくことで「タカショーデジテックにならこんなことをお願いしたいかも」「こんなことを一緒にできないだろうか」と思ってもらえるきっかけになればと思っています。こういった中のことを知ってもらえるコンテンツづくりは、DIGISPOT創刊当初は考えてられていませんでしたが、会社が大きくなり、取り組みの規模も大きくなっていくなかで、会社の中身が不透明だとよくないなという想いをきっかけに、さまざまな記事が生まれました。少しずつ変わりながら広がっていく「光の価値」にあわせ、「DIGISPOTの役割」も変化してきたと言えるでしょう。
【最後に】
最後に…と書き出すと大それたまとめをしそうですが、まずはここまで本記事を読んでくださりありがとうございます。私の想いをだいぶ書き連ねたので、そこそこ長い記事になってしまいました。また、普段は記事の中でここまで主観的に想いを語る場もなかったので、私にとっては新しい挑戦となる内容にもなりました。DIGISPOTもまだまだ知名度がそこまで高いわけではありませんが、社内外問わず、「記事読みました!」「面白い内容でわくわくしました」といったお言葉をいただけるのが、何よりの励みになっています。今回の5周年を節目に、この1年を通して5周年記念の企画記事なども予定しており、DIGISPOTはさらにバージョンアップしていく予定です。これからのDIGISPOTの成長をぜひお楽しみに!編集長の「しま」でした。
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