<LEDIUS ライティング NEWS 7月号> 和モダンなお庭のライティングポイント特集

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連日寝苦しい夜が続いておりますが、お障りなくお過ごしでいらっしゃいますか。水分補給などをしっかり行い、熱中症などには十分気をつけてお過ごし下さい。

今回のメールマガジンでは、最近増えてきている和モダンのお庭や外構に合うライティングのポイントを、純和風に合うライティングと比較しながらご紹介します。 その他にも開催直前の自社展示会についてなどご案内させていただきますので、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

和モダンなお庭のライティングポイント特集

「純和風」と「和モダン」でライトアップの何が違うの?

純和風の空間のイメージ
純和風の空間のイメージ
和モダンの空間のイメージ
和モダンの空間のイメージ

「和」の表現には、大きく分けて「純和風」と「和モダン」があり、もともと日本人に馴染み深い「純和風」の要素を、シンプルかつモダンに表現したものが「和モダン」です。「和モダン」を表現するときには、洋風なお家に和の要素を取り入れてみたり、逆に和風なお家に洋風なテイストを加えてみたりと表現方法は様々ですが、建築要素のディテールをシンプルに表現することが多く、お庭や外構にもそれに合わせたデザインが取り入れられます。
建築要素としての「純和風」と「和モダン」はイメージがしやすいですが、そこに取り入れられる「光」の表現にも「純和風」と「和モダン」で違いがあるのをご存じですか?和の空間のライトアップの基礎から、純和風・モダンそれぞれに合うライトアップのポイントと、和モダンのライトアップの事例を見ていきましょう。

「純和風」空間のライトアップの基本

純和風空間のライトアップのイメージ

純和風な空間に合う光のことを「3低の光」と呼び、3低とは「低輝度(やさしい光)」、「低位置(足元など低い位置)」、「低色温度(あたたかい色味の光)」のことを指します。
日本の光の文化は、障子や行燈のように、光を和紙で覆ったりし、拡散光として取り入れてきました(低輝度)。また、蝋燭や行燈のように、赤みのあるあたたかい光(低色温度)で低い位置(低位置)を照らすのが和に合うと言われています。

「和モダン」に仕上げるライティングのポイント

和モダンの場合は、「3低の光」をベースにしつつ、以下の2つのポイントに気をつけるだけでより空間の雰囲気を高めてくれるライトアップに仕上がります。

POINT① あえて陰影をつくってはっきりと照らす

和モダンの空間を照らすときの陰影のイメージ

純和風の空間では影が出ないライトアップが合うのですが、和モダンな雰囲気に仕上げたいのであれば、あえて陰影がうまれるように照らすことで和の空間に光でメリハリをつくることができ、モダンな雰囲気に仕上がります。
例えば左の写真のように枯山水にライトを取り入れることで、枯山水の波によって幾何学的な印象の陰影ができあがります。

POINT② 「線」や「面」を照らして間接的に空間を照らす

和モダンの空間を照らすときに間接光を取り入れたイメージ

和の光として行燈のようにやさしく灯る光が好まれてきましたが、その「やさしく灯る光」をモダンに表現するのであれば、間接光で光を取り入れるのがオススメです!壁面などの「面」や空間を縁取る要素を「線」で照らすことで、間接光でやさしく照らしつつ空間にメリハリがうまれます。空間に高級感を出したいときに取り入れるのが特にオススメです。

和モダンのライトアップ事例4選

和モダンのライトアップのポイントを知っていただいたところで、続いてはそれらを活用した和モダンのライトアップ事例を4つ厳選してご紹介します。それぞれの事例の異なる雰囲気と、どんなライトアップが取り入れられているのか、お楽しみください。

CASE01 樹木の影で壁をモダンに演出

樹木の影で壁をモダンに演出している事例

瓦屋根で和の印象が強いお家ですが、POINT①を取り入れて、お家の壁(ファサード)に樹木を投影することでモダンさがプラスされています。また、アプローチに「灯る」光として和風な見た目のライトを取り入れているので、「和」と「モダン」の要素がほどよいバランスに仕上がっています。

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CASE02 光を樹木にためて陰影をつくる

光を樹木にためて陰影をつくっている事例

お庭や外構にはさまざまな種類の樹木が取り入れられますが、和モダンな空間では株立ちの樹木や笹・竹などがよく取り入れられます。樹冠の真下から葉の中に光をためるように照らすことで、幻想的な陰影をつくり出すことができます。密集した樹木の内側から照らすときには、収まりがスッキリするグランドライトがオススメです!

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CASE03 千本格子を面で照らす

 千本格子を面で照らす事例

和の空間でよく見かける千本格子。そんな千本格子を照らすことで、「面」を照らしているように見せながらスリットの間に陰影がうまれるので、はっきりとした雰囲気のライトアップに仕上がりモダンな印象に仕上げることができます!

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CASE04 切り抜かれた空間を楽しむ

切り抜かれた空間を楽しむ 事例

POINT②を活かして、枯山水の空間を間接光で囲むようにライトアップした事例です。間接光のやさしい光が枯山水の「和」の雰囲気とマッチし、夜ならではの表情をつくり出しています。切り抜かれた空間を囲むように照らすことで、夜だけに現れる絵画のような空間づくりができます。

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タカショーデジテックの特別企画
「光のSHOWROOM」開催のご案内

光のSHOWROOM2023の案内イメージ

この度、タカショーの自社展示会“タカショーガーデン&エクステリアフェア 2023 (以下「TGEF2023」と省略)”会場内にて、タカショーデジテックは特別企画として<光のSHOWROOM>を開催いたします。屋外照明・LED サイン・イルミネーションのアイテムや特徴、空間への活用を提案するほか、各カテゴリーにて初披露の商品も展示いたします。

屋外照明のイメージ例
ライティング(屋外照明)
LEDサインのイメージ例
LEDサイン
イルミネーションのイメージ例
イルミネーション

特にLEDサインの展示ブースでは、環境に配慮したサイン「Re:SIGN」の展示や、30種を超えるLEDサインのラインアップがわかるサンプルの展示、さらに屋外照明とサインを組み合わせたタカショーデジテックならではの演出の展示も予定しております。今回のメルマガで特集した、LEDサインづくりの裏側にあるこだわりの品質を体感できる展示となっております。

また、“TGEF2023” では庭空間のライティングやDX、EV 充電なども展示しており、光とエクステリアを総合的にご覧いただけます。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

ご予約はこちら ≫ 光のSHOWROOM2023 特設サイト ≫

【光のSHOWROOM開催概要】

会場
東京流通センター TGEF2023会場内
東京都大田区平和島6-1-1

日時
2023年7月27日(木)9:30~17:30
    7月28日(金)9:30~16:30

TGEF2023の詳細については特設サイトをご確認ください。
→特設サイトはこちら
※業者様向けの展示会です。メーカーおよび同業者の方、一般の方のお申し込みはご遠慮ください。

ライティングマイスター オンライン
10月開講のご案内

ライティングマイスター オンラインのイメージ画像

ライティングマイスターオンラインは2021年6月よりスタートし、これまでも多くの方にお申し込みいただき、満足度も96.9%と大変ご好評をいただいております。10月に開講するライティングマイスター オンラインの8期生と、2023年6月より開講しておりますライティング施工マイスター オンラインの2期生のお申し込みが2023年8月1日よりスタートいたします。

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申込期間:2023/8/1〜2023/9/10
受講期間:2023/10/1~11/15
講習費 お一人様3000円 +1件の申込につき送料2000円

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◆ガーデン&エクステリア ライティングマイスター研修の概要

PCでライティングマイスター オンラインを受講しているイメージ
スマートフォンでライティングマイスター オンラインを受講しているイメージ

ライティングマイスター オンラインは、庭照明のプロフェッショナルとして、お庭に必要な光をより高度なテクニックとセンスでお庭に取り入れていただける知識が身につく講義です。

◆ガーデン&エクステリア ライティング施工マイスター研修の概要

PCでライティング施工マイスター オンラインを受講しているイメージ
PCでライティング施工マイスター オンラインを受講しているイメージ

施工の事例検証を交え、商品カテゴリーごとの標準施工を中心に学んでいただきます。そのほか、現場で役立つライティングのコツや、不具合への対応、メンテナンスについても解説します。

どちらの研修においても、研修の各キャプチャー終了時にミニテストを、最後には認定テストを受けていただき、それらに合格すると、それぞれライティングマイスター・ライティング施工マイスターとして認定されます。

LMオンラインご紹介ページ ≫

申し込み開始まで今しばらくお待ちください。


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これからも当社の最新ニュースを皆様にお届けしてまいります。
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この記事を書いた人

CreativeLab.

『Creative Lab.』は、光を中心に屋外空間にイノベーションを起こすクリエイティブチームです。 デザインやアイデアで光の価値を創造するデザイン・企画チーム(AC)と、技術・開発で光の価値を創造する設計開発チーム(DC)で構成されています。 AC / DCで連携を取り、あらゆる屋外空間に合う光や価値を考え、新しくてワクワクする提案を行っています。

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