華々しくて目立つイルミネーションというと、プロジェクションマッピングをはじめとし、建物の正面、つまりファサードをイルミネーションしているものをイメージする人が多いのではないでしょうか。ファサードは建物の“顔”であり、クリスマスシーズンのイルミネーションを美しく魅せる大切なポイントです。今回は、そんなファサードを美しく彩り良く魅せるイルミネーションのポイントを5つ紹介します。
建物の“顔”を彩るということ
ファサードは住宅や施設などの建物の“顔”であり、ファサードの魅せ方ひとつで建物の印象が決まります。それはイルミネーションの取り入れ方も例外ではなく、イルミネーションをどう取り入れるか、イルミネーションをどのようなデザインにするかで、クリスマスという特別な時期の建物の魅せ方が変わってきます。イルミネーションはいわば建物の夜の“顔”です。昼とはまったく違う表情に演出することもできます。暖かい電球色で統一して照らす、テーマのあるデザインでイルミネーションするなど方法はさまざまあります。今回はファサードを彩るときの基本的なイルミネーションのポイントを紹介していきたいと思います。
ファサードの5つの
イルミネーションテクニック
“面”で華やかに照らす
ファサードをぱっと華やかに照らしたいのであれば、“面”で照らす方法が適切です。ファサードに光のカーテンのように電飾を設置することで、光で目を引くデザインに仕上がります。ただ“面”を照らすといっても、光の色味をグラデーションのように変えながら並べて光の流れを演出したり、建物の凹凸に合わせて面を区切ってメリハリのあるデザインにしたりと、照らす光・照らし方を少し工夫するだけで印象がガラッと変わります。また、面白いデザインの例として、建物の角を利用してファサードに立体的なクリスマスツリーを表現する方法もあります。道行く人の目を引くこと間違いなしのデザインにすることができます。
光の“線”で建物を縁取る
建物の輪郭を縁取るようにイルミネーションすることで輪郭がはっきりとし、光の主張は控えめながらも存在感はしっかりと主張できるデザインになります。この手法を建物全体に施せば、建物が光の線で浮かび上がるような演出になるので、とても幻想的な空間に仕上がります。また、縁取る部分を建物の一部に限定することで、その縁取られた部分が強調され印象的に仕上げることもできます。演出したい空間に合わせて光で縁取る部分を決めましょう。
“電球色”で統一して高級感を演出
電球色で暖かく煌びやかに照らす
イルミネーションには、赤や青、緑など様々な発光色がありますが、建物が高級感のある場所であったりクラシックなデザインである場合には、電球色で統一しましょう。電球色で統一することで、建物そのものの見た目の良さを活かし高級感のあるイルミネーションにできます。また、電球色は温かみのある色で落ち着きを与えてくれます。落ち着いた高級感のある街並みや建物の場合は電球色を、逆に人が集まるにぎやかな場所や明るい印象を与えたい場合にはカラフルに様々な発光色を用いて、楽しくにぎやかなイルミネーションに仕上げましょう。
“モチーフ”を取り入れて立体感をつくる
モチーフを取り入れて空間に立体感を与える
2Dモチーフや3Dモチーフ、また別注制作でつくられるLimited Lineなど、すでにデザインとして形になっているものを取り入れることで、手軽に空間を演出でき、立体感をつくることもできます。お店の軒先の上に3Dモチーフを設置したり、ファサードに2Dモチーフをちりばめたりといった手法がスタンダードでおすすめです。モチーフを使うことで、立体感を作るだけでなく空間が一気に華やかになります。クリスマスらしいモチーフを取り入れて空間を彩りましょう。
Limited Lineを上手に活用する方法を紹介した記事もあります。
“デザイン”を空間にデッサンする
テーマに合わせたデザインで装飾する
国や場所によって文化や特色は異なります。そういった違いをテーマにし、イルミネーションのデザインに起こすことでインパクトのある独創的な空間に仕上がります。具体的には、ロープライトのように造形しやすいアイテムを用いることで、光で絵を描くようなイルミネーションにすることができます。物語性を濃く表現したいときや、テーマがはっきりとしているときは、発光色を多様にしたり、面で照らすような単純なイルミネーションではなく、意匠に凝ったデザインでファサードを飾り付けてみましょう。
応用編
ファサードをイルミネーションで彩る基本的なポイントを5つ紹介しましたが、それらに一工夫加えたアイデアを2つ紹介します。なにか少し変わったイルミネーションをしたい方はぜひ参考にしてみてください。
カラーライティングと組み合わせる
建物の凹凸をカラーライティングで際立たせる
凹凸のある建物をイルミネーションするとき、平らな面は普通のイルミネーションテクニックを用いて飾りつけ、窓枠のような建物において凹凸に当たる部分をカラーライティングすることで、カラフルなイルミネーションだけで照らすのとはまた違う幻想的で華やかな空間に仕上がります。イルミネーションの光が煌めく光なのに対して、照明器具などによって照らされる光は均一な光です。色の主張を照らす区画ごとにはっきりと、それでいてやわらかく照らすことができます。カラフルな空間に仕上げたいときでも、楽しく明るい印象にしたいときはイルミネーション、少し幻想的な雰囲気にしたいときはカラーライティングというように使い分けてみるのはいかがでしょうか。
まるで建物自体がプレゼントかのような装飾
建物をプレゼントに見立てた装飾
“面”で照らす方法やモチーフを取り入れる方法を応用したイルミネーションのアイデアとして、建物自体がまるでプレゼントであるかのように彩る方法があります。建物の面を均一に“面”で照らして、そこにリボン型のモチーフを取り入れると、「クリスマスのプレゼントボックスといえば」という見た目に仕上がります(左写真)。またモチーフを取り入れなくても、“面”で照らす方法を活用して、帯状のイルミネーションを建物に巻き付けるようなデザインにするだけでもプレゼントのような見た目にすることができます。見る人の心をワクワクさせられるデザインとしておすすめです。
カラーライティングをはじめ、電球装飾じゃないものを使ったイルミネーションの事例をまとめた記事もあります。
アイデアの引き出しに加えるネタとしてぜひチェックしてみてください。
ファサードのイルミネーションテクニックはいかがだったでしょうか。今回紹介したテクニックは公共の空間や商業施設だけではなく、もちろんお家でも活用していただけるものです。空間の雰囲気やイルミネーションするときのテーマなど、全体のバランスを考えながら最適なイルミネーションテクニックを取り入れ、建物の“顔”を美しく彩りましょう。
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