カフェや美容室、居酒屋…街を歩けばさまざまな看板に出会います。それぞれの店舗の名前を掲げる看板は、いわば店にとっての顔。ひと目で存在感やイメージ、雰囲気を伝え、店の印象を左右する重要な役割を担います。
素材や形、文字のタイプや色、光らせ方、そして設置する場所や周囲とのバランスなど、ひとくちに看板と言っても奥が深いLED看板。顔となる店舗看板となればなおのこと。カフェなのか、美容室、はたまた居酒屋なのか。そしてどんなイメージのお店なのか。しっかりとイメージに沿った店舗看板は、内装や外装と共に店舗のコンセプトを伝えます。そんな店舗看板を、これまで当社で制作させていただいた事例を交えてご紹介します。
カフェの看板事例
友達とお茶をしながお喋りしたい時、あるいはデートやひとりで落ち着きたい時。あらゆるシーンに訪れるカフェ。何気なく見ている看板も、それぞれの個性が生きています。
例えば焼き芋を扱うカフェ&バーの「BATATAS 蜜香屋」の店舗看板は、遠くからでも見やすいイエローカラーの中に、お芋を持ったシンボルキャラクターが描かれ、その周りを店名がぐるり。夜は焼き芋酒場でもあることを示す王冠の形が特徴的です。
BATATAS 蜜香屋の看板(特注製品)
またホテルの1階に位置するカフェ「Drip-X-Cafe ホテルヴィスキオ大阪店」は、ホテルの雰囲気と馴染みながらも品よく店舗の存在感を示します。また店名ロゴに加え、天井から吊り下げるタイプのサインでテイクアウトができることをアピール。こちらは工芸技法の象嵌を用い、凹凸のある質感を作るなど、細部にもこだわっています。
Drip-X-Cafe ホテルヴィスキオ大阪店の看板やサイン
そして、「GARDENER’S CAFE 北戸田」では入り口にあるゲートにサインを設置。ゲートと一体化したLED看板の光がお客様を出迎えます。
美容室の看板事例
カフェと同様、店の個性が出やすいのが美容室。そんな美容室の店舗看板は、オーナーさまのセンスが光る部分でもあります。
こちらの「& H 玉造店」では、細くスマートな発光面を再現できる「DIGITEC SIGN SMART」を採用し、「&」と「H」の間に入る細いスラッシュもしっかりと再現。正面発光で文字をくっきりと見せ、夜間でも存在感ある光を放っています。
& H 玉造店の屋外看板と室内サイン
そして、「hair bonita!」の看板は同じ「DIGITEC SIGN」シリーズの中の「PRO」を採用。こちらも発光タイプは正面発光で、シート貼りにより消灯時の色も表現。夜間は美容室らしいハサミをモチーフにしたロゴマークがしっかりと浮き立っています。どちらの例も、繊細な技術を駆使する美容室にふさわしい看板と言えるのではないでしょうか。
居酒屋・バーの看板事例
飲食店の中でも、夜間に営業する居酒屋やバーの看板はライティングが欠かせません。そして、その光らせ方もまた多種多様です。
例えばこちらの「HOP STAND」では、ネオンサインのようなネオン管の光をLEDで再現した「DIGITEC SIGN NEO」シリーズをアレンジしています。文字そのものを光らせるのではなく、LEDをバー状にしてあえて非電照サインの背後に設置。それにより周囲を光らせながら文字のシルエットを浮かび上がらせるシックな看板です。
HOP STANDの看板
同様に背面からの光で文字が浮かぶタイプとして、「火の国 桜新町」のような例もあります。こちらは文字自体の背面を発光させることで厳かな印象を演出しています。
逆に正面を発光するタイプでは居酒屋「ミウミ」のようなファサードも作れます。ロゴだけでなく、絶妙なアイキャッチとなる光の流線形が夜の街に浮かび上がり、「居酒屋ここにあり」と存在感を示しています。
このように、巷にたくさんある店舗看板。カフェ、美容室、居酒屋やバーと、それぞれに違った個性があり、その個性を看板で形にするのがデジテックの役割だと思っています。今回ご紹介したのはほんの一例。他にも多彩な商品があり、さまざまな店舗のイメージを看板で表現できます。規格外の別注看板も制作可能なので、ぜひお気軽にご相談ください。
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