住まいの第一印象となる、エクステリアの内の1つ、ファサード。近年、ファサードによる街並み作りが増えており、ファサードのライティングは、今や環境作りの一環となっています。そのため、必然的に需要性が高まっており、ファサードのライティングも見直されつつあります。そのファサードは、「美観」が最も反映されている場所です。そこで今回は、ファサードとその様々なライティングテクニックを紹介していきたいと思います。
ファサードのライティング
ファサードは最も目に付く場所であり、街並みを形成するもので、だからこそライティングする価値があります。ライティングはエクステリアのあらゆる建材に比べて、低コストで夜の美観を格段にアップさせるため、施主様の満足度も高くなります。 下記のようなテクニックを行うことで、造形や佇まいの魅力をいっそう引き立てることができます。
さりげなく建物を上品にする
ウォールアップライト
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建物の基礎から45mm以上離してウォールアップライトを設置すれば、ふわっとした浮遊感のある演出になります。暗めの仕上げの建物にも適した演出です。
【おすすめ器具】
HAC-D17S
影を投影し、奥行きを出す
アップライト

密度の薄い樹木など、光の抜ける対象物のシルエットを壁に投影する方法。建物の外側から、樹木、建物に向けて照射すれば、影を壁面に投影できます。
【おすすめ器具】
HBB-D40S
ファサードのライティングで使えるこんなテクニック「サバンナ効果」
人間の視線は、まず明るい場所(大きい光)から徐々に暗い場所(小さい光)へと動く習性をもっており、このことを向日性と呼びます。この習性を上手く使えば、空間の中で見せたい場所を目立たせたり、歩きやすい照明計画も可能になります。
また、この向日性を利用した行動心理として、奥が明るいと安心感や期待が高まり進みやすくなる一方、奥が暗いと不安や危険を感じ、進みづらくなる心理が働きます。これをサバンナ効果と呼びます。
照明計画を行う際には、突き当たりとなる場所を明るくすることを心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?このように、第一印象となるファサードのライティングで、いかに印象が変わるかがわかっていただけたと思います。その他にも、照明を配置する際のサバンナ効果についても紹介しました。ファサードのライティングをする際には、ぜひこの記事を参考にしてみてください。庭に合ったライティングで、雰囲気を作り出しましょう。その心地よい美観を創ることが、街並みを彩っていきます。
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