わが社では、LEDサインを様々な商品ライトアップで展開し提供していますが、ライトアップにない規格外のサインも別注で生産しています。そんな事例の中から、今回は東京銀座にある「資生堂パーラー」のためにつくったネオンディスプレイのお話をピックアップしてご紹介します。
資生堂パーラー銀座本店
資生堂の創業した場所・銀座にある「資生堂パーラー銀座本店」。店舗のある11階建ての東京銀座資生堂ビル内には、資生堂パーラー系列のレストランやバー、サロン、ホールもあります。資生堂パーラー銀座本店は、そのなかでもビルの1階に店舗があり、銀座を行きかう人々の目につきやすいところにあります。華やかながら落ち着いた雰囲気の店内に対し、ショーウィンドウには季節やその時々にあわせた華やかなディスプレイが設置されています。
115周年×クリスマス
1902年に創業し、2017年に創業115周年を迎えた資生堂パーラー。その記念として、クリスマス限定で1階ショーウィンドウのディスプレイを特別仕様にしました。レトロ感漂うネオンのディスプレイ。そのネオンサインを、デザイン部の方のデザインをもとに特注で生産しました。
60年代のレトロ感
デザイン部の方がデザインしてくれたのは、銀座らしい華やかなパーティをモチーフにした60年代を彷彿させるポップなもの。そんなレトロ感を出すためにネオン風の表現をしたいとご相談を頂きました。しかしクリスマス限定で常設しないものだったので、予算を削減する必要があり、光源の選定にも一苦労。そんななか「省電力」「十分な明るさ」そして「ネオンに近い風合い」という点で当時はまだ実績が少なかったLEDチューブを採用されることになりました。とても繊細なデザインで、再現のために製作用のトレース作成や光源に合わせた各部寸法の微調整などが行われましたが、短期間でするのはかなり苦心しました。そして完成したのが、全長4メートルを超えるウインドウに灯るカラフルなネオン調アート。通りを歩く人の多くが足を止め、シャッターを向け、その写真がSNSで広がるのを見て、関係者一同喜びを分かち合った仕事でした。
今回はカタログ掲載外の特注サインをご紹介しました。
今回の施工実績・使用サイン仕様が気になる方はこちらからご覧ください。
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