タカショーグループが毎年開催している自社展示会「TGEF(タカショー ガーデン&エクステリア フェア)」。お客様に最新のトレンドや商品を直接体感してもらえる場として定着しています。2025年も多彩な展示や企画が繰り広げられました。そんなTGEFの中でタカショーデジテックが企画したブースが、屋外照明・LEDサイン・イルミネーションの展示をメインとした「光のSHOWROOM」です。タカショーデジテックのメールマガジンでは開催前に見どころをお伝えしましたが、今回は実際の会場の様子をレポートし、展示に込められた想いや来場者の声をご紹介します。
光のSHOWROOMの会場構成と見どころ

「光のSHOWROOM」は、来場者が順路を進むごとにそれぞれのテーマの光を体験できるように設計されており、(上図の右下の)エントランスから順に、
01 yomosugara
02 屋外照明
03 LEDサイン
04 イルミネーション
05 ライティングマイスター
06 DIGISPOT
の6つのゾーンに分けられています。
では実際にそれぞれのブースの展示のポイントと実際の様子をご紹介します。
各ブースの展示ポイント
01 yomosugara

会場の入り口を入ると正面に広がるのは、yomosugaraの世界観を表現した展示ブースです。
入ってすぐの右手では過去の展示会での実績をスライドショーで紹介し、左手にはシリーズごとに整理された商品ラインアップが並びました。またその背景には、日本の夜の情景を映し出す映像が投影され、来場者がyomosugaraの世界に没入できる仕掛けを施しました。
さらに空間の突き当たりの壁には、yomosugaraのコンセプトである「和の屋外照明を再定義する。」という言葉とともに、yomosugaraでつくり出せる雰囲気を表現した空間展示があり、訪れた方の目を惹きつけました。
02 屋外照明
yomosugaraの和を感じる幻想的な世界を抜けると次は、さまざまな夜の空間に光をどう取り入れるかを体感できる屋外照明ゾーンへ。
左手には2025年度発売の新商品、右手には黒色の照明器具でまとめられた「西海岸のドライガーデン風」展示があり、屋外照明の最先端や空間演出の幅広さを感じられる構成となっていました。
さらに、ガーデンアップライトや地中埋込型ライトなど多様な商品群、照明器具の選び方で空間の雰囲気が変わるミニ空間展示、ローボルトシステムや調光機能の紹介、そして実際のライトアップ事例展示まで、一連の流れで光の実用性とデザイン性を深掘りできるようになっていました。
03 LEDサイン
屋外照明ゾーンから先へ進むと、LEDサインの世界へ。定番の商品ラインアップだけでなく、新しい可能性を秘めたLEDサインのアイデアの参考出展が数多く展示されました。参考出展だからこそ、既存の商品仕様に縛られない自由なLEDサインの展示に仕上がりました。
少し段差が上がったステージ形式で始まるLEDサインゾーンは、踏んでも大丈夫な足元のサイン展示から始まり、左右正面に多様なサインの可能性が展開されます。左手にはソーラーモジュールで点灯するサインや名入れ対応ができる和風照明、スポットライトで照らす影絵サインなどの実用的な提案をメインに展示。
ブースの正面の壁面にはRGBで動きを伴うLEDネオンサイン、天井からはチューブ型サインが吊下げられた展示に。また2枚のアクリルサインを組み合わせたディスプレイなど、新しい演出性を持つ商品まで幅広く展示しました。
定番・人気商品のサンプル展示
また、新しいアイデアだけでなく、製造におけるこだわりや施工事例、従来の商品ラインアップの特徴をそれぞれ見ていただけ、タカショーデジテックのLEDサインについてがわかる展示も。
LEDサインゾーンの最後には、イルミネーションの商品であるTwinkly PlusのDotsを活かしたきらめくサインが、次のイルミネーションブースとの架け橋となりました。
04 イルミネーション
きらめくLEDサインゾーンから続くのは、非日常の空間体験を提供するイルミネーションゾーン。
入口は、MKイルミネーションの定番商品であるストリングライトによる光のトンネルとなっており、トンネルを抜けた先には美術作品のように飾られた施工写真や2Dモチーフの展示が広がります。
さらに、ネオンペイント空間に吊るされたカラースノーフォール、果実のように灯るオーガニックシリーズ、Twinkly Plusやデュアルストリングライトによる動きのある最新のイルミネーション演出、大型イルミネーション展示、MKイルミネーションの世界観や歴史がわかるグラフィック展示、最後には今年発売の新商品紹介へと、場所ごとに光の表情が切り替わり、来場者を飽きさせない構成になりました。
05 ライティングマイスター
イルミネーションの世界を抜けると、そこで開催されているのは庭照明のプロ「ライティングマイスター」たちによるたくさんの光の作品が見られる空間が広がっています。ここで展示されているのがTGEFで毎年開催されている「光の施工例コンテスト」。ライティングマイスター制度によって生まれた数々の作品が展示され、来場者の方々の投票によって選ばれた作品にグランプリが贈られます。
06 DIGISPOT
最後に、ライティングマイスターの一角に設置してもらったのが、DIGISPOT5周年を記念して行った展示空間です。普段はWEB上でしかご覧いただけないDIGISPOTですが、展示会というリアルでお客様にご意見を聞くことができる場ということもあり、来場者参加型企画を立ち上げました。3つの問いそれぞれでもっとも要望が多かった内容を組み合わせて記事にする、というものです(画像の投票内容は途中経過)。また5周年企画として記事化を予定しておりますので、ぜひお楽しみに!
それぞれの事業の光を実際に体験することで、商品そのものの魅力だけでなく、光が生み出すシーンの変化や可能性を来場者の方々に自然に感じていただける構成を意識して企画された今回の「光のSHOWROOM」。
実際の当日の様子
来場者の方々からは「照明ゾーンがとても面白く綺麗だった」「使用シーンを想像しやすく参考になった」「実際に体感したことで新しい発見があった」「他にはない独自の商品があって興味深かった」といった声が寄せられ、展示全体が光の魅力を再発見する場となったことがうかがえます。
光を「商品」ではなく「体験」として届ける今回の展示は、タカショーグループならではの強みを存分に発揮し、多くの来場者に新しい発見を見つけていただける場となりました。DIGISPOTは今後も、展示会や情報発信を通じて、光が織りなす新たな価値をお届けしていきます。
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