<MKイルミネーションNEWS 9月号> プランニング・デザインのプロセスお見せします


いつもお世話になっております。
MK Illumination NEWSをご覧いただきありがとうございます。

お盆が過ぎ、秋を迎える準備にかかっている近頃、イルミネーション案件の提案や実施に向けた準備をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はイルミネーションの世界が完成するまでの工程の中でも、プランニング・デザインについて、弊社ではどのような流れでイルミネーションプロジェクトの企画を行っているか、をご紹介いたします。
同じようにプランニング・デザインを行っている方や、デザインを依頼されている方にも知っていただければと思います。

ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

空間創りをする場所の
現場調査


まず最初に、空間創りをする場所の現調(視察・採寸等)をします。
空間作りをする上でその場所の立地・スペースサイズの把握はもちろん 夜の明るさ(既存照明の有無)・人の流れ(導線や滞在時間)、時にはその土地の歴史や成り立ちを汲み取る必要があります。

現調しているイメージ

例えば建物の一部のみにイルミネーションを施工するような場合でも、「どこから見られる」「どのような人に」「どのような環境で」など、その場所の特徴を知る必要があります。

イルミネーションプロジェクトのイメージ
イルミネーションプロジェクトのイメージ

現調作業はデザイン担当が写真だけではなく実際に出向き確認することが重要です。
2番目にご紹介する「クライアントへのヒアリング」が先になる場合もあります。現調しながらヒアリングができると、よりイメージしながら会場を視察することができます。

クライアントへのヒアリング


2番目に、クライアント(施設の運営担当やイベントの企画担当)様にヒアリングをします。このイルミネーションプロジェクトは「誰のために(ターゲット層)」「何が見られる・できる」「どういう場所にしたい」などの目的を確認します。

クライアントにヒアリングしているイメージ


「誰のために(ターゲット層)」
今までイルミネーション(特にイベント)はカップルスポットとイメージされてきました。最近ではファミリーや友人同士など偏らないお客様に親しまれています。(弊社主催のイルミネーションイベントでのカスタマー分析レポートに基づく)特にSNSなどの写真映え需要もあり、一眼レフを構えたカメラマンの姿を見ることも多くなりました。

イルミネーションの現場で楽しむお客様のイメージ
イルミネーションを撮影する人のイメージ

ヒアリングの際はその前提で、ターゲット層を絞るか否かを検討します。
お子さまが多く来られる場合のイメージと大人の方が落ち着いて見られる場合では、プランニング・デザインが大きく異なります。

子どもをターゲットにしたイルミネーションのイメージ
大人をターゲットにしたイルミネーションのイメージ

「何が見られる・できる」
ターゲット層を決めた後は、このイルミネーション空間に来られた方が何を見られる・できるかを検討します。例えば 遊べる・参加できるようなスポットを創ったり、イルミネーションに包まれるような場所にしたり、とイルミネーションを配置する方法はたくさんあり、目的を絞っていきます。

ショッピングセンターにイルミネーションを設置した例
屋外に大型イルミネーションを設置した例

「どういう場所にしたい」
ターゲット層・目的を決めた後は、どういう場所にしたい・どういうイメージの場所にしたい。というのを検討します。どんな人たちが・誰と来て・どんな楽しみ方をしてもらえる場所になるか、想像するだけでもワクワクします。これがプランニング・デザインをする上で大きな活力となります。
それは、イルミネーション会場へまだ来られていない方への宣伝活動をする上で、「行きたい!」と思える場所にすることにも繋がります。

どのようにイルミネーションを見せるかの例

コンセプト・テーマの提示


現調→ヒアリングで構想を膨らませたら、プランニング・デザインに取り掛かる前にもうひとつ重要なことがあります。コンセプト=全体を通した企画の骨組みテーマ=デザインの方向性 を決めることです。
ヒアリングでの協議で見えてきた目的を元に、企画を見える化(文章・イメージ画像など)することは、これからプランニングデザインをしていく上で軸となり、チームで共有することでブレない企画となります。

コンセプト・テーマを構想しているイメージ

Mood boardを作成して方向性を共有します。

Mood boardのイメージ
Mood boardのイメージ

プランニング
(デザインの立案)


いよいよ実際にどのようなイルミネーションを使うか、色はどうするかなどのプランニングに入ります。プランニングの軸であるコンセプト・テーマを元に色合いやオブジェクト、モチーフを選定し配置していきます。

イルミネーション設置のラフ画
イルミネーションを設置する現場の昼のイメージ
イルミネーションの実際の設置イメージ
イルミネーションを設置する現場の夜のイメージ

また、現調した際の会場の明るさによって数量を調整したり、足下の明かりは足りているかなど安全性の観点からや、歩いて欲しい方向に誘導できているかなど完成図を想定しながら進めていきます。

プランニングの際には、図面・スケッチ・デザインパースなど色々な資料を作成します。

イルミネーションの提案書イメージ
イルミネーションの提案書イメージ
イルミネーションの提案書イメージ

このような工程を経てプロジェクトのデザインは仕上がっていきます。
この後には費用計算・オブジェクトの制作や現場施工など次の大事な工程へと入っていきます。

MKイルミネーションのWEBサイトには商品ラインナップ別に多くの施工事例をご紹介しており、デザインの参考にしていただけると思います。

商品ラインナップ ≫


MK Illuminationではプロジェクトの企画提案から、商品の提案、現場施工まで幅広く対応いたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

イルミネーションデザイナーよしおか

吉岡理恵/Rie Yoshioka(株式会社RAYS FACTORY) イルミネーション、ディスプレイ等の企画・デザイン。 第37回ディスプレイ産業賞入選 https://www.raysfactory-web.com/

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