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迎春のお支度の時期になってまいりました。気忙しい毎日が続いておりますが、つつがなくお過ごしでいらっしゃいますか。
今回のメールマガジンでは、今年の締めのテーマとして、タカショーグループで行っている施工例コンテストの中から、ライティング部門の受賞作品をご紹介します。また、審査における受賞のポイントを解説をします！ぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです。
お庭のプロたちの光の現場、お見せします！
施工例コンテスト受賞作品特集
タカショーグループが毎年開催している、全国の販売店、施工店、ハウスメーカー・工務店、リフォーム店、デザイン・設計事務所等を対象とした「タカショー庭空間施工例コンテスト」。第30回となる今回は、2022年2月1日から8月31日の7か月ほどの応募期間の間に、1,440 点もの施工例が全国より寄せられました。コンテスト全体としては、それらの中より、ガーデン大賞 1 点が選ばれ、ライティング部門では、金賞 1 点、銀賞2点、銅賞11点、優秀賞・特別賞数点が選ばれました。
今回のメルマガでは、そんなライティング部門の受賞作品におけるご応募店様の施工ポイントや、審査員の選定ポイントをそれぞれご紹介します。庭照明の事例の参考に、ぜひご覧ください。
【金賞】株式会社ティーズデザイン 様(福岡県)
≪ご応募店様の施工ポイント≫
お施主様は建物を気に入られており、外構で壊さないよう建物の設計担当と打ち合わせし旅館のような雰囲気で昼と夜のイメージを変えられるように計画しました。一般住宅にしては多めの照明ですが、樹木の影の方向など細部にこだわり施主様に満足していただきました。ローボルトを採用し多灯照明の電気代についても考慮、タイマーで消し忘れの心配も無いので安心して使用していただいています。
≪審査員の選定ポイント≫
近年、お庭などの屋外空間にもしっかりと明るさが取られるようになりました。しかし、明るすぎると逆に美観を損ねてしまうこともあります。こちらの作品は、空間の中に心地よい「陰(かげ)」の要素があります。「闇があるからこそ光がある」という言葉もありますが、陰があることで、光で照らされた部分が際立っています。また、樹木を照らす方法を使い分けていたりと、テクニックの部分でもこだわりが見られます。
【銀賞】株式会社エフ 様(石川県)
≪ご応募店様の施工ポイント≫
コンセプトはあくまでもどこまでもライン。長く水平に広がったRCの門構えが際立つファサード。一瞬威圧感をも感じさせる構造物。それを逆手に取ってインダストリアル的ビッグスクリーンに見立て、光りのラインで方向性とデザイン的統一感を出しました。それは、夕暮れ時ともなると昼間とは全く違った表情をします。光りのラインは水平線に沈む夕景となり、静寂と儚さをも感じさせます。更に暗くなるにつれ、静かに鎮座する樹高7ｍの大きなアオダモトネリコが、トライリングの光のマジックで、自分の存在感を大きく鈍色キャンバスに映し出すかのように主張してきます。大きな物件で工期もかかりましたが、生涯印象に残るお仕事をさせて頂けて感謝の一言です。
≪審査員の選定ポイント≫
壁際に取り入れられた間接照明のやさしい光が映えるこちらの作品。空間に対してアクセントになっている分、間接照明に視線が行きがちですが、この作品の素敵なところは「スポットで当てる光」と「面で当てる光」を使い分けているということ。こちらの空間においてキーになっているのが、堂々とそびえたつシンボルツリーと美しい壁面です。シンボルツリーは「スポットで当てる光」で、壁面は「面で当てる光」で照らし分けているので、空間にメリハリが生まれる演出に仕上がっています。
【銀賞】株式会社エスター 様(愛知県)
≪ご応募店様の施工ポイント≫
エントランスまわりを輝かすライティングは、ステップを照らす影、植栽を照らす影のバランスを取り、水路のなかの光につながるような幻想的なイメージを大切にしました。タイルテラスの庭にある池も景色の変化を楽しむライティングです。壁泉から流れ出る水が、なみなみ揺れ動く日中。日が落ちると静かに響く水に変わるライティングのイメージです。
≪審査員の選定ポイント≫
狭めの水盤の場合、照明を底面に取り付けて点で光らせる方法が取り入れられがちですが、この作品では水盤の側面から照らすことで照らされている面がライン状の光のようになっています。それが蹴り上げの部分の間接照明とマッチし、統一感が生まれています。そこにさらにポールライトや樹木を照らす光で、やわらかく空間に明るさを取っているので、ライン状の光以外でも空間全体が灯されている印象です。
【銅賞】11作品
株式会社叶屋 様(福島県)
株式会社マツケン 様(岐阜県)
有限会社海馬工苑 様(宮城県)
株式会社渋谷 様(奈良県)
株式会社高正 様(宮城県)
株式会社クレイル 様(奈良県)
スペースガーデニング株式会社 様(千葉県)
積水ハウス株式会社
武蔵野シャーメゾン支店 様(東京都)
株式会社タケウチ
ガーデンギャラリータケウチ 様(熊本県)
株式会社 ASUKA 様
(群馬県)
パーチェフル 様(滋賀県)
その他にも、優秀賞や特別賞など入賞作品が様々ございます。
実際の施工例の写真などは、以下のサイトにて公開されておりますので、ぜひご確認ください。
また、今回ご紹介したような庭照明のテクニックを身につけられる研修会の制度があります！それが、「ライティングマイスター制度」。タカショーグループでは、庭照明のプロフェッショナルとして「ライティングマイスター」を育成することで、お庭に必要な光を、より高度なテクニックとセンスでさまざまなお庭に取り入れていただけるようサポートしています。
ライティングマイスターについてご紹介した特集記事がありますので、気になった方はぜひご覧ください。
また、ライティングマイスターの研修をオンラインで学べる「ライティングマイスター オンライン」の第6期生も、以下の期間で募集中です。
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申込期間：2022/12/1〜2023/1/10
受講期間：2023/2/1〜3/15
講習費 お一人様3000円 ＋1件の申込につき送料2000円
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受講内容やオンライン制度の詳細はWEBサイトよりご確認ください。
LM オンラインご紹介ページ ≫スペインの照明ブランド「Vibia」ついに登場！
世界中でデザイン性が高く評価されているスペイン・バルセロナ発の照明器具ブランド「Vibia(ヴィビア)」。タカショーデジテックでは、その中から屋外照明のラインアップをセレクトし、2022年12月15日より発売を開始しております。
屋外での滞在を楽しむのに長けたヨーロッパならではの独自性の高いプロダクトのなかでも、特長的な8つのデザインシリーズをセレクト。フロアライト、ウォールライトそしてアウトドアで使用できるペンダントライトなど32アイテムを展開いたします。
Vibiaの発売にあわせて同日、専用WEBサイトもオープン。ブランドの紹介や商品の詳細なスペック、実物をご覧いただけるショールームのご案内など、Vibiaの世界観をより深く知っていただけるWEBサイトです。詳細はWEBサイトにてご確認ください。
冬期休業のお知らせ
当社では下記の期間につきまして冬期休業とさせていただきます。
期間中はご不便ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
冬期休業期間：2022年12月29日(木)～2023年1月3日(火)
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