世界中の建築家・デザイナーを魅了する スペインの照明ブランド「Vibia」のご紹介

庭での過ごし方やライフスタイルは、国によっても違いがあるものです。特にヨーロッパは屋外でゆったりとした時間を過ごすことが多いこともあり、屋外空間の快適さや空間としての美しさにこだわりがあったりします。そんなヨーロッパはスペイン・バルセロナで生まれた照明器具ブランドが、今回ご紹介する「Vibia(ヴィビア)」。タカショーデジテックでは、2022年12月から取扱いをスタートしました。今回は、独自性の高いデザインや豊富なラインアップなど「Vibia」の魅力をとことんご紹介します。

「Vibia(ヴィビア)」とは

Vibiaの世界観のイメージ

「Vibia(ヴィビア)」は、スペイン・バルセロナ発の照明器具ブランドで2010年に立ち上げられました。ブランドのコンセプトは「空間を創造する」。そのコンセプト通り、光源がLED照明へと切り替わりはじめた時代から常に革新的なデザインのプロダクトを生み出し続けています。
屋内・屋外どちらのラインアップも豊富に揃えていますが、屋外照明のプロダクトは、ただ単に明るさを得られるだけでなく屋外空間での過ごし方まで考えられてデザインされています。器具の見た目のディテールだけでなく「光」までデザインされているので、繊細に光と影の美しさを表現したり、空間全体が洗練されたような雰囲気をもたらしてくれます。オリジナリティー溢れるデザインとそれによって生まれる洗練された空間は、世界中の建築家やデザイナーを魅了してやみません。ヨーロッパで生まれたブランドだからこそ、ゆったりと過ごせる空間づくりのことを考え、ゆとりのあるサイズ感や独特のニュアンスを醸し出すカラーリングなど、ほかでは出逢うことのできないプロダクトをつくりあげています。

Vibia社があるスペインのイメージ
プロダクトデザインのイメージ
商品をデザイン・企画しているイメージ

屋外用の照明器具は屋外空間で過ごす時間を楽しめるプロダクトとなっていますが、タカショーデジテックではそのなかから、8つのシリーズをラインアップしています。ではそれぞれのファミリー(シリーズ)のコンセプトやプロダクトのデザインを見ていきましょう。


オリジナリティー溢れるプロダクト

Meridiano – メリディアーノ –

Meridianoの使用イメージ

【コンセプト】

Meridianoは繊細な格子状で、幻想的な太陽のように光を放ちます。放射状に広がるその表情は、影と光のドラマチックな調和を生み出します。

【プロダクト】

天板の裏側にあるLEDから指向性の強い光を放ち、繊細な格子の影を放射状に広げます。ウォールタイプとフロアタイプをラインアップしており、フロアタイプのトップはクッション系の素材で覆われているため、中庭やプールサイドでスツールやサイドテーブルとしても使用できます。カラーはカーキとオフホワイトの2種類からお選びいただけます

Meridianoの商品イメージ
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Origami – オリガミ –

Origamiの使用イメージ

【コンセプト】

Origamiは、その名の由来である日本の折り紙を連想させ、光と影のリズムを生み出します。取付方向自在な2種類のユニットで構成され、壁を這うツタのように、自由にアレンジすることが可能です。

【プロダクト】

取付方向が自在な2種類のユニット(ライト)を組み合わせたウォールライト。それぞれのユニット(ライト)は角度を変えられるジョイントでつながっています。角度や取付位置を変えることで無数の個性的なデザインにアレンジできる自由度を備えています。2灯/3灯/4灯の組み合わせから選ぶことができ、カラーラインアップも4種類と豊富なのも魅力のひとつです。

Origamiの商品イメージ
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Brisa – ブリーザ –

Brisaの商品イメージ

【コンセプト】

ブルーベルの森からインスピレーションを得たBrisaは物憂げな花の表情を見事に表現。屋外空間で主張するのではなく、アクセントとして静かな存在感を放ちます。

【プロダクト】

Brisaの細く繊細なロッドの上には、俯く花のような円錐形のシェードが吊り下げられており、ロッドを回すことで光の向きを調節することができます。光を透過しないメタル製のシェードは地表面を明るく照らし、その周りとの静かなコントラストはドラマチックな雰囲気を演出するのに効果的です。1灯/3灯/5灯の組み合わせと、1灯型は埋込タイプもしくはプラグコードのついたスパイクタイプから選べます。

Brisaの商品イメージ
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Empty – エンプティ –

Emptyの商品イメージ

【コンセプト】

昼は彫刻、夜は照明。繊細な造形の照明でありながら、サイドテーブルあるいはスツールとしても機能します。足元にはあたたかみのある間接光を放ちます。

【プロダクト】

フロアランプとファニチャーの機能が一体となったEmpty。サイドテーブルやスツールとしても機能する強度を備えたコンクリート製のオブジェクトは、その繊細な造形により洗練されたモダンな印象を周囲に放ちます。薄くデザインされたLED光源のユニットは天板の下に隠れるように配置され、足元にあたたかみのある光を広げます。

Emptyの商品イメージ

Empty 詳細 ≫

Bamboo – バンブー –

Bambooの使用イメージ

【コンセプト】

その名の由来である竹を想起させるBambooは、細いロッドに沿ってランダムに配置されたLEDライトが空間に光の演出を与えながら、その自然なフォルムは景観と融合します。

【プロダクト】

Bambooの幹となるロッドには、方向を変えられるライトが配置されており、設置するだけでコントラストのある光が放たれます。ひとつのロッドには1灯から3灯までのライトが組み合わされ、ランダムな方向に広がる光が空間を彩ります。ロッドの回転により光のアレンジも可能です。埋込タイプを基本に、高さや本数の違いを展開。また、プラグコードのついたスパイクタイプも選択できます。デザインをあわせたウォールライトもラインアップしています。

Bambooの商品イメージ

Bamboo 詳細 ≫

Wind – ウィンド –

Windの使用イメージ

【コンセプト】

中庭やパティオなどの屋外スペースを、まるでインテリアリビングのように作り変えるWind。複雑に編み込まれたグラスファイバー製のシェードが、あらゆる屋外空間で存在感を放ちます。

【プロダクト】

ドラム型のシェードはグラスファイバーで複雑に編まれており、網目状の形状が繊細な印象を与えます。また、シェードが照らされることで、美しい光のグラデーションを感じさせてくれます。スッキリとした形状で、あらゆるシーンに対応できる汎用性の高さも特徴の一つで、ペンダントタイプとスタンドタイプをラインアップしています。

Windの商品イメージ

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Break – ブレイク –

Breakのキューブ形状の方の使用イメージ

【コンセプト】

一見、現代アートのような構造のBreak。キューブをモチーフとした造形の美しさはもちろんのこと、内部から光を放つことで、夜でもその美しさを感じられます。

【プロダクト】

Breakには2種類のフロアランプがあります。1つは斜めにカットされたキューブ形状のフロア スタンド。大きめのサイズ感が造形の美しさを際立たせながらも足元を十分に明るく照らす機能性も備えています。もう1つは幾何形体が2段に積み重なった、ボラードタイプ。コンクリート製のクールな質感を備えながら、類のないデザインフォルムが特徴的で、2種の高さ展開により様々なシーンに対応します。

Breakの積み重なった形状の方の使用イメージ
Break 詳細 ≫

June – ジューン –

Juneの使用イメージ

【コンセプト】

Juneは伝統的なランタンから着想を得て、屋外に飾られるガーランドを連想させるデザインのアイテム。月の満ち欠けを思わせる灯具から滲み出す光が、中庭やパティオをやさしく包み込みます。

【プロダクト】

Juneは、柔らかな光を放つ月をイメージしてデザインされた、ペンダントタイプのライトです。おおらかな弓なりの曲線を描くロッドと組み合わせられるライトは、3灯または 5灯のモデルを展開。2枚のディスクの隙間から漏れる間接光は眩しさを抑え、月あかりのような柔らかな光を放ちます。天井や壁からだけでなく、木の枝を利用して吊り下げることも可能です。

Juneの商品イメージ
June 詳細 ≫

「Vibia」が織りなす独特の世界観

最後に、実際に「Vibia」製品が取り入れられた世界中の様々な空間を見てみましょう。そのデザイン性の高さと、つくり上げられる独特の世界観に虜になります。

Meridianoを使った施工事例
Windを使った施工事例
Breakを使った施工事例
Emptyを使った施工事例
Juneを使った施工事例
Meridianoを使った施工事例
Bambooを使った施工事例
Bambooを使った施工事例
Origamiを使った施工事例
Juneを使った施工事例
Windを使った施工事例
Brisaを使った施工事例
Origamiを使った施工事例
Emptyを使った施工事例
Breakを使った施工事例
Brisaを使った施工事例


ヨーロッパ生まれの「Vibia」がつくり上げる世界観は、屋外空間のデザインの可能性をさらに広げてくれます。世界中のデザイナーや建築家に選ばれ続けているそのデザイン性の高さで、洗練された空間づくりやほかにはない空間デザインをつくり上げましょう。商品についてや空間への取り入れ方などお困りごとがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

編集長 しま

2020年新卒入社 / プロダクトデザインチーム所属 / DIGISPOT編集長 DIGISPOT創刊当初から編集長を務めつつ、屋外照明の商品企画も手掛ける二刀流社員。 専門である屋外照明以外に、LEDサイン・イルミネーションにも幅広く関わっている。 「文章に関わることなら『しま』」と言わんばかりに文章作成や校正の依頼が来る。 今はなきセンター試験の国語で満点を取ったことがあるとかないとか…

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