より美しい光を、より洗練された機能で。 LumeK(ルーメック)シリーズのご紹介 (2025年度最新版)

お庭を美しく照らす屋外照明として定番となったアップライト。その表現力は年々進化を続けています。最近のタカショーデジテックの商品ラインアップを見ても、グラフィックスポットライトのように、これまでの屋外照明にはなかった新しい発想の商品も登場しました。遊び心のある演出を楽しめるようになった一方で、やはりベースとなる「光の質」こそが理想のライトアップを叶える鍵です。

今回は、そんな照明の基本性能をさらに磨き上げた次世代スポットライト、「LumeK(ルーメック)」シリーズをご紹介します。ベーシックシリーズの主役として長く愛されてきた「オプティ」シリーズからバトンを受け継ぎ、より美しく、より自在な光の表現を目指しました。

開発経緯

ガーデンアップライトの使用イメージ
アップライト
グランドライトの使用イメージ
グランドライト
ポールライトの使用イメージ
ポールライト

屋外空間をライトアップする際には、アップライト・ポールライト・グランドライトの3つのアイテムを組み合わせて使うケースが多く、タカショーデジテックではこれら3アイテムを「ベースライト」と定義しています。しかし、同じ電球色といえどもアイテムによって光源に組み込まれているLED素子の種類やグレードの違いなどによって、光の色がバラついて見えるといった問題がありました。また一方では、ライトの不具合時を懸念して、灯具まるごとの交換ではなく光源だけが交換できる構造のライトが待ち望まれていました。これらの課題を一挙に解決するため、カテゴリーをまたいだリニューアル計画を推進。スポットライトのカテゴリーにおいては、従来のメイン商品である「オプティ」シリーズを置き換える商品の開発がスタートしました。

ベースライトの一新について詳しく知りたい方はまとめ記事をご覧ください!

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LumeK(ルーメック)とは

ガーデンアップライト オプティの商品画像
オプティ
ガーデンアップライト ルーメックの商品画像
LumeK(ルーメック)

照らす対象のスケールに応じて選べる豊富な明るさ展開や、多彩なオプションの組み合わせによりその場に最適な1台にカスタマイズできる自在性など、従来のオプティシリーズの美点を引き継ぎながら、交換可能なLEDモジュールの採用といった構造の刷新に始まり、使い勝手の向上など多岐にわたってリニューアルされた次世代のスポットライトシリーズ。それが「LumeK(ルーメック)」です。また、2025年に追加されたルーメック L アドバンス・XL・XL+の3種類にはローボルト調光が可能な仕様も。従来のローボルトシステムでも、照らす対象や環境に合わせて明るさの調整が可能です。

では、LumeKシリーズの特徴をそれぞれ見ていきましょう。

LumeKの特長

温かみのある発光色の
独自開発のLEDモジュール

アップライト・ポールライト・グランドライトに使用している新開発のLEDモジュールの画像

AlteK(オルテック)にも採用している独自開発のLEDモジュールを光源として採用。万が一の不具合時にも交換可能な構造になっています(S / M / Lのみ)。発光色は、白熱灯のような温かみのある2700Kに設定しており、ライトアップされた空間の質を高めます。

眩しさに
配慮した構造

モジュールが灯具の奥に配置されていることにより、グレアが少ないことを表している図

モジュールを灯具の奥に配置することで灯具本体がフードの役割を果たし、グレアの少ない快適な光環境を創ります。さらにグレアカットオプションを追加することで、用途や使用シーンに合わせたグレア対策が可能です。

対象に合わせて選べる明るさ展開

ルーメックシリーズの明るさ展開のイメージ

S / M / Lの表記をベースとする明るさ展開で照らす対象に合わせた商品展開。選びやすさを従来品から引き継ぎながら、L アドバンス以上の明るさには調光機能を持たせるなど、光のポテンシャルを引き上げました。

選べる光の広がり

S / M / Lでは2種類、L アドバンスでは3種類、XL / XL+では4種類の光の広がりを展開。従来よりも配光の違いをわかりやすく設定し、使い分けが明確になりました。コンパクトな樹冠の樹木や枝ぶりの立派な樹木など、対象に適した配光を選択できます。

LumeKシリーズの
商品ラインアップ

フランジタイプ

ガーデンアップライト ルーメック スパイク付の商品画像

送り配線を行いたい場合はフランジタイプがおすすめです。
フランジ内で結線も可能で、フランジがジャンクションボックスの代わりになるので、連灯で施工する場合に工事の手間やコストに差が出ます。
灯具を固定させるためのスパイクも3種類展開しており、それぞれの現場に合ったスパイクを選ぶことができます。

スパイク

ルーメック スパイクの商品画像

スタンダードなタイプのスパイクです。真下から見ると、スパイクが十字になっており、地面に刺しやすい形になっています。
固い地面に施工する時に使用します。

パワースパイク

ルーメック パワースパイクの商品画像

脚が4つあり、かつ細いので、普通のスパイクに比べて、設置した灯具が倒れにくくなっています。
しっかりと設置したい時に使用します。

PF管対応スパイク

ルーメック PF管対応スパイクの商品画像

スパイクが縦長の筒状になっており、かつ太いので、スパイク内に電線保護管を2本引き込むことができます。
配管施工を行いたい時に使用します。

スリムタイプ

ガーデンアップライト ルーメック スリムの商品画像

植栽の中にスッキリ収めたい場合はスリムタイプがおすすめです。
フランジの接地面が少なくコンパクトなので、グランドカバーを邪魔することなく設置できます。

グランドカバーに「ルーメック フランジタイプ」を設置した時の側面図
フランジタイプ
グランドカバーに「ルーメック スリムタイプ」を設置した時の側面図
スリムタイプ

また、ライトが植栽や積雪に埋もれてしまうのを防ぐ延長ポールについて、オプティではフランジタイプのオプションパーツでしたが、ルーメックではスリムタイプのオプションとして構造を見直し、安定性が格段に高まりました。

スリムタイプに延長ポールを追加したイメージ
スリムタイプに延長ポールを追加したイメージ
スリムタイプに延長ポールを追加して灯具を高くすることでパスライトとしても使えるイメージ
灯具を高くすることでパスライトとしても

トラストタイプ

ガーデンアップライト ルーメック トラストの商品画像

器具をセッティングしたときの状態で保つための仕様に特化しているのがトラストタイプです。
施設などの不特定多数の人が行き交う場所でも安心して使用できるように、角度調整機構や固定方法にも工夫を施しています。

いたずらに強い
角度調整機構

ルーメック トラスト仕様の角度調整機構のイメージ

可動部は工具がないと操作できないため、いたずらに動かすことができない仕様になっています。そのため不特定多数の人に触られる場所でも安心して使用できます。

頑丈な固定方法

ルーメック トラスト仕様の頑丈な固定方法のイメージ

2本のペグで固定するため、バランスを保ちやすく引き抜きにも強い構造です。ハンマーで打ち込めるため、硬い土への設置も容易です。

ウォールスポットライト

ウォールスポットライト ルーメックの商品画像

高いところから照らしたい場合はウォールスポットライトがおすすめです。

高いところからウォールスポットライトで照らした時の画像
高いところからスポットライトで照らすとき

オプティの本体色はシルバーのみでしたが、ルーメックではブラックを追加。近年のトレンドを汲み、空間に合わせやすくなっています。オプティではフランジ正面に配置されていた袋ナットを排除し、フランジデザインの変更も相まって、柱などに設置した際の見かかりも改善しています。

ウォールスポットライト ルーメック シルバーの商品画像
シルバー
ウォールスポットライト ルーメック ブラックの商品画像
ブラック

露出配線にも対応

露出配線に対応していることを表している画像

施工後の柱や壁など露出配線が必要な環境でも、フランジ下部のコード穴から挿入して対応できます。従来必要だったオプションが不要になりました。

いかがでしたか?アップライト、ウォールスポットライトのリニューアルにより、今までより質の高いライトアップが可能になりました。2700Kの白熱電球のような光は、温かみのある空間を演出してくれます。ぜひ、家周りやお庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。

ご興味のある方はぜひ、製品ページからご確認ください。

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この記事を書いた人

CreativeLab.

『Creative Lab.』は、光を中心に屋外空間にイノベーションを起こすクリエイティブチームです。 デザインやアイデアで光の価値を創造するデザイン・企画チーム(AC)と、技術・開発で光の価値を創造する設計開発チーム(DC)で構成されています。 AC / DCで連携を取り、あらゆる屋外空間に合う光や価値を考え、新しくてワクワクする提案を行っています。

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