タカショーデジテックでは、お庭とそこに取り入れられるさまざまな「光」のことを考え、お庭に必要な「光」を商品として形にしてきました。
お庭の植物の成長に合わせて照らし方を変化させたり、自由自在に光を調整したりと、庭メーカーとしてお庭に最適な光を届けるための商品も数多く生み出しており、過去に紹介させていただいた“De-SPOT トライリング”もそのうちのひとつです。今回はそんな手法の中でも「スポットライト」の機能を「植物を照らすこと」に特化させた商品“ツリースポットライト”の魅力や使い方、また開発者の想いをご紹介します。
開発背景
植物とライティングの関係は今や切っても切れませんが、ただ単に植物をライトアップするだけでなく、あらゆる条件に合わせて最適にライトアップする必要があります。例えば、照らしたい植物の高さや、そもそも周辺の環境がライトを設置できる状態なのか、取り付け後の微調整などライトの設置の仕方に苦労されている方も多いかと思います。そこで「庭照明」の専門家である私たちは、このようなお客様の悩みを解決する選択肢のひとつとして、現場に植えられた樹木を利用して好きな高さにマジックテープで自由に取り付けることができる”ツリースポットライト”を開発しました。
昼は樹木に溶け込み、
夜は光だけがこぼれ落ちる
お庭の変化に寄り添った
ライティングを実現
ツリースポットライトは、スパイク式のアップライトやポールライトなどライトの高さが変えられないものとは異なり、後で高さを自由に変えることができるので、その場の環境にあったライティングを植物が成長しても継続することができます。
また、路面にポールなどを立てることがないので、昼間の植栽の中でライトの存在を主張することもありません。
マジックテープでの固定は、直径約1cm~10cmの太さに対応しています。マジックテープを用いるので、様々な太さに柔軟に対応します。細い枝から太めの幹まで、最適な位置にライトを取り付けることができます。
こんな演出が可能に!
光の広がり方に着目した光の演出
植物の成長に応じてライトの高さを変えるだけでなく、光の広がり方に着目して高さを変化させるのも面白い効果が期待できます。
例えば、植物とライトの距離を近づけて照らせば、まるでその植物を主役に見せるスポットライトのような演出に。ライトの距離を離して照らせば光が広がるため、植栽全体を明るく照らし出す演出が可能になります。
アプローチに光を落とす
アプローチの脇に植物がたくさんある場面ではライトを設置するスペースがなかったり、植物の葉でアプローチが影になりがちですが、樹木の高さから照らすことで、安全な明るさを確保できます。
花壇を美しく自然に照らし出す
花壇にあるような低い植物は、上からのライティングで自然に美しく照らすことができます。また、ライトをより目立ちにくく設置できるので、昼の花壇の景観も美しく保ちます。
また、このように樹木の高めの位置にライトを設置して、中に光を溜めつつ下向きに光を落とすことで日中の木陰のようなライトアップができます。このテクニックのことを“ムーンライティング”と呼びます。
光が滲みだすような「あかりだまり」
幹から葉の方に向かって照らすことで樹冠に「あかりだまり」ができ、まるで樹木が内側から光っているような不思議なライティングが可能に。樹冠が広い、もしくは葉の密度が高い樹木にオススメです。
軒裏に葉影を描く
樹木の葉の下から上向きにライトアップすることで、軒裏に葉影の模様を描くことができます。簡単にシャドウライティングを演出することができます。
カラーライティングで神秘的な空間に
4色の中から選べるミニパレットフィルターと組み合わせることで、手軽にカラーライティングを楽しむことができます。
植物の成長や周りにある他の植物との関係など、お庭の条件に寄り添ったライティングを実現する“ツリースポットライト”、いかがでしたか?今までのライトよりももっときめ細かなライティングデザインを可能にし、お庭を最適な光で照らします。
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