対応力
RESPONSIVENESS

資生堂パーラー創業115周年を記念し、銀座本店のウィンドウに飾られたクリスマス限定ディスプレイに携わらせて頂いた時のお話です。
資生堂デザイン部の方が手掛けられた銀座らしい華やかなパーティをモチーフにした60年代を彷彿させるポップなデザイン。そんなレトロ感を出すべくネオン風の表現をしたいとご相談を頂きました。常設ではないため予算などの制約もあって光源の選定にも一苦労。「省電力」「十分な明るさ」そして「ネオンに近い風合い」という点で当時はまだ実績が少なかったLEDチューブを採用されることに。非常に繊細なデザインを再現するにあたり、製作用のトレース作成や光源に合わせた各部寸法の微調整などを短期間で行うのはかなり苦心しました。

しかし、各方面の多大なる協力により何とか無事完成。
全長4メートルを超えるウインドウに灯るカラフルなネオン調アート。通りを歩く人の多くが足を止め、シャッターを向け、その写真がSNSで広がるのをみて関係者一同喜びを分かち合いました。

鏡の中に閉じ込めた光が永遠に続く 覗き込みたくなる不思議なサイン

ミラーとハーフミラーの2種類のミラーの反射によって、光が奥に続いているように見える不思議なサインに。
プロチャンネル文字のような大きなサインでも製作可能です。

ただ卓球を楽しむだけなく、空間全体を演出するデザインと安全面を両立させた【Enjoy】サインの作成をさせていただきました。

設計事務所のご担当者様より頂いた制作イメージだけでなく、「短納期」「低価格」にもお応えできるよう、LED光源から弊社で選定させていただきました。

ただ、美しい・楽しいだけでのデザインではなく、“卓球をするためのスペース”を大切に、マーキーライトを剥き出しで設置するのではなく、壁面に埋め込み盤面のアクリルを採用しております。
【Enjoy】を表現するのではなく、空間全体を通して【Enjoy】を体感できるサインが完成いたしました。