丸みあるカラフルなパイプに光を宿すネオンサインは、インテリアや店舗サインにと、今再び人気が高まっています。やわらかな曲線での表現や特徴的な丸みと色み。そんな従来のネオン管の特徴はそのままに、LEDのネオンサインは安全な低電圧で光源の長さを調整できたり、アクリルに埋め込んでみたりと、従来のネオン管に比べいろいろな表現が可能になり、さらに幅広い使い方ができるように。今回はレトロな味わいだけに留まらないLEDネオンサインのさまざまな表現方法をご紹介します。
文字の表現① 日本語
もともとのネオンサインはガラス管。そのため細かく複雑な形は再現が難しい場合もありました。デジテックのLEDネオンサイン「DIGITEC SIGN NEO」「DIGITEC SIGN NEON 360」シリーズはアクリルやソフトチューブで自在な文字を表現できるのが特徴です。形状や発光スタイルのバリエーションも豊富に揃い、日本語であればひらがな、カタカナだけでなく漢字の表現であっても問題ありません。ネオンサインの性質上、太さは単一になるものの、袋文字にすることで明朝体のようにするなど、書体を変えることも可能に。ネオンサインというと、繁華街の派手なイメージが強いかもしれませんが、やさしい形状や色合いを選ぶことで、ナチュラルなデザインにも馴染ませられます。目立ちすぎず、でもサインの雰囲気を最大限に生かしながら空間に「遊びゴコロ」を加える、ネオンサインにはそんな力があるのかもしれません。美しく表現しならも遊びを忘れない柔軟なデザインで、空間をうまくコーディネートしてみませんか?
文字の表現② 英語
アルファベットをネオンサインにする場合、フォントやサインの種類によって印象を変えることができます。はっきりと文字を際立たせるゴシック体か繊細に流れる筆記体かでも違いは歴然。さらに表現したサインに合った形状にすることで、イメージに合わせた表現が可能になります。
デジテックで扱うLEDネオンサインのラインアップは大きく分けると5種。レトロな風情をそのままに全周360度の発光を実現した全面発光の「DIGITEC SIGN NEON360」に、従来のネオンサインをリアルに再現したR面取発光の「DIGITEC SIGN NEO POP」と丸型発光の「DIGITEC SIGN NEO NEON」、発色に優れたLEDチューブで無限の表現力を発揮するチューブ型の「DIGITEC SIGN NEO TUBE ソフト」、そしてアクリルにチューブを埋め込み、まるで氷の中に光を閉じ込めたような不思議な世界を作る前面・背面光源の「DIGITEC SIGN NEO ICE」。
これらの違いに加え、クリアにするのか色をつけるのかといったカラーバリエーションも選択することでいろんな演出を可能にします。
イラストの表現
LEDネオンサインが表現できるのは文字だけではありません。記号やイラストなども対応でき、文字と組み合わせることだってできます。
例えばカーラッピング専門店「T-art」様で製作したのは流線形の矢印とカラフルな文字を組み合わせたネオンサイン。ツートンでやさしい華やかさを表現し、しなやかに踊るような矢印の動きでポップで楽しげなイメージを作っています。用いたのは「DIGITEC SIGN NEO TUBE」。チューブならではのソフトな質感や色味がスマートで軽やかな雰囲気を際立たせます。
そして、老舗喫茶「資生堂パーラー」様のショーウインドウを彩るのは、60年代のレトロ感を連想させるポップアート。こちらは日本語、英語とイラストを組み合わせ、白、赤、オレンジ、ブルーの4色で色鮮やかさとポップさを演出。イラストの線に合わせて光源の長さをカットしていることも、LEDネオンサインならではの表現方法です。
赤をイメージカラーとするブランド「アンダーアーマー」様の店内では「DIGITEC SIGN NEO TUBE」を用いたアート感覚の真っ赤な壁面を。ネオン管らしさを残しつつも細やかな線幅でスポーツをモチーフにしたデザインを散りばめました。このような店内を彩るアートのような光の演出も最近では増えています。
このように、文字やイラストをどう組み合わせるか、どんなネオンの種類を選ぶかで、サインの表現は大きく広がります。ご紹介した以外にも、最近ではハングルを用いた焼肉屋の看板など、幅広い言語のネオンサインのご要望も増えています。オリジナルのネオンサインを制作したい方は、ぜひご相談ください。ただし看板の大きさや漢字の細かさによって表現できないこともあるので、まずはお問い合わせを。
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