市民図書館〝海南nobinos〟のライティング
〝海南nobinos〟について
今回は我々〝Creative Lab.〟が照明を手掛けた
海南市民図書館〝海南 nobinos〟の照明事例の紹介をします。
〝海南 nobinos〟は、和歌山県海南市に開設された市民交流施設。図書館を中心に café やイベントホールなど様々な役割を担っており、「のびのびと思い思いの過ごし方ができる場所」「ここから新しい何かが生まれたり、ほっと一息つける場所」にしたいという思いがつまった施設です。このランドスケープ照明に於いて、特注照明器具の設計・製作を開発チームが行い、ライティングデザインチームが施設全体のライティングプランに携わりました。
施設に溶け込むハイポールライト
海南 nobinos は広々としたランドスケープが印象的で、ここでは様々なイベントが行われます。このランドスケープのイメージ・用途に合う照明として、我々 Lighting Lab. で、存在感を抑えながらイベント時にはコンセントから電気を使用することができる特注のコンセント付ハイポールライトを開発しました。ポールに扉、内部にコンセントを設けながらも、ポール径を細くし、灯具の出幅を抑え存在感を抑えた設計としてます。また、広範囲で明るさを確保できるよう、3 灯の灯具は自由に角度調整が行えるようになってます。強度計算や塗装試験を含め、設計 – 試験 – 製造まで一貫して、この施設に合った、理想の照明器具を実現したハイポールライトを作り上げました。
海南nobinosを美しく照らす照度計算
海南 nobinos では、落ち着いた雰囲気をイメージしていることもあり、低位置に光の重心を置いた落ち着きのあるライティングプランになってます。
最も広いランドスケープエリアでは特注ハイポールライトで、アプローチと遊具エリアが暗くならないよう、何度も照度計算を行い、必要照度を確保できるよう計画。安全を確保しながた全体として陰影の際立つ照明計画としてます。他のエリアも同様に、デッキスペースには足元を照らすフットライトを、駐車場には明るさを確保できるようにポールライトを設置しました。
〝海南 nobinos〟は新型コロナの影響で、開館が遅れていましたが、2020 年 6 月 1 日に開館しました。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
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■Creative Lab.
屋外照明のプロフェッショナル集団。庭に快適な光を計画・提案する〝ライティングデザインチーム〟、庭に新たな光を考え、創造する〝プロダクトデザインチーム〟、庭に最適な照明器具を形にする〝設計開発チーム〟、庭の光の価値を伝える〝セールスプランニングチーム〟で構成されています。Lab. Designでは、今後も私たちが手掛けたお仕事をご紹介していきます。
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