<DIGITEC SIGN NEWS 7月号> LEDサインの基礎知識


いつもお世話になっております。DIGITEC サイン NEWSをご覧いただき、ありがとうございます。
 
はじめに。各地で発生した集中豪雨による一連の自然災害により被災された皆様に、深くお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
長かった梅雨も例年通りであれば来週から順次明ける見込みです。コロナ余波もまだ先が見えないですが「止まない雨はない」と信じ、終息に向けて引き続き感染予防に取り組みましょう。
 
それでは7月号のメールマガジンをお届けいたします。
お仕事の合間に目を通していただき、何かヒントに繋がるようでしたら幸いです。

皆様の「?」にお答えします。LEDサインの基礎知識

このメールをご覧いただいている方の多くは既に何らかの形でサインに関わっていらっしゃることと思います。
知っていたつもりでも、実際には意外と知らないことも多いのでは。
今回はお客様からお問い合わせの多い内容をいくつかピックアップしてご紹介致します。
※記載している内容はタカショーデジテックによるものです。他社とは異なる場合もございます。

DIGITEC SIGNのデザイン例

サインの金額は「〇〇〇」
で決まります。

基本的にLEDサインはオーダーメイド。お客様のご要望に応じて製造するため、いわゆる『定価』の設定は有りません。まずは当社で仕様をお聞きした上で御見積りをご提示する流れとなります。

その金額の基準はいったい何なのか?
多くの方からお寄せいただくご質問です。
答えは『アクリルの体積』と『使用するLED光源の数』。サイズが小さければ少なく、大きくなれば相応の部材が必要となってきます。アクリルは面発光に最適な独自のものを開発。LEDの輝点や色ムラが出にくい配合の拡散タイプを使用しています。

アクリルの体積と使用するLED光源の数が考えて配置されているイメージ写真
LEDサインを実際に仕上げている様子

料理に例えればこれらは食材。あとはシェフの調理作業に該当する『製作費』が加わります。
当社は32年に及ぶ経験値からLEDの最適な配列をサインの仕様ごとに丁寧に設計。
配列の違いでサインとして発光させた時の美しさが大きく異なってくるため、人の技術が深く関わっています。
それらの組み合わせが御見積りの金額となるのです。

同じ仕様でも会社ごとに金額の差が出る理由の一つでもありますが、事前にご予算などをお聞かせ願えれば当社は極力お客様にあったご提案を一緒に考えて参ります。どうぞ下記からお気軽にお問い合わせくださいませ。

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発光仕様を決めるときのヒント

ロゴは決まっているけれどどのように光らせるか決めかねている…。そんなご相談もよく承ります。
下の画像をご覧ください。

発光仕様や発光色を6パターン比較した写真

同じ個所にほぼ同じ大きさの「R」のサインを設置しています。上段は白色(5000K相当)、下段は電球色(3000K相当)です。背景が暗いので白色の方がややサインの視認性が高くなっています。見た感じの印象度合いでは上段はややクールな、下段の電球色は温かい雰囲気がそれぞれ出ているようにも感じられます。

次に発光の仕様ですが、(1),(4)は文字の正面全体が光るタイプ。(2),(5)は文字の側面が光るタイプ。そして(3),(6)は文字の背面から光が漏れています。フォントそのものが一番はっきりと分かるのはどれでしょう?
人によって意見も変わりますが多くの方は一番発光面が広い(1),(4)を選択すると思います。
一方、(2),(5)の側面発光と(3),(6)の背面発光は一見すると同じ見え方ですが、文字後ろの光の広がり方に差があります。
側面発光の場合はやや広がりが狭く、文字のシルエットはくっきりと見えるのに対し、背面発光は文字が浮遊するように光が全体に広がっているのが特徴です。

『ロゴ全体をしっかり目立たせる(=視認性重視)のであれば正面発光』、『シャープな印象を出す(=調和重視)のであれば側面発光』、『シルエットとして浮かび上がらせる(=雰囲気重視)のであれば背面発光』、という点もポイントとして考慮してみてはいかがでしょうか。商品のラインナップは下記からご覧いただけます。

商品ラインナップはこちら

どのくらい長く使えるの?

従来の電球に変わってすっかり浸透したLED。長寿命というのは知っていても実際どれだけ長く使えるのかはケースバイケースのため一概には言えません。例えばクリスマス時期によく見るイルミネーション。昨今では量販店やネットでもLEDタイプが安く出回っていますが、「長く使えると思ったのに意外と早く球が切れた」という声もよく聞きます。安価なタイプは使用しているLED球も粗悪なものが多いため中には購入した翌年につかない、なんてことがあるかもしれません。

タカショーデジテックでは品質基準を満たしたLEDのみを使用しており、製品自体にも『3年保証』を謳っています。
また、LEDの使用数を増やし、定格電流値の約60%でLEDを使用することによって、明るさを維持したままより長寿命を実現しています。

LEDの出力を抑えて長寿命にさせるイメージ図

耐候性に関しては、使用環境や設置場所などで条件が異なるため一概に何年という表現は出来ませんが、下記のように5年を経過しても多少の色変化は有れど発光サインとしての役割はしっかり果たせるような仕様となっております。

白色LED(6000K相当)5年経過時の一例

白色LED(6000K相当)の製造1年目と5年目の比較

多少の色の変化はあるものの、しっかりと点灯しています。
※LED光源のロットなどが異なるため全く同じ条件とはなりません。

いかがだったでしょうか?
まだまだサインについて知りたいこと、不明な点などございましたらぜひ下記からお問い合わせくださいませ。

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最後までご覧いただきましてありがとうございました。
これからも当社の最新ニュースを皆様にお届けしてまいります。どうぞ引き続きご愛顧のほど宜しくお願い致します。

この記事を書いた人

営業部 サイングループ

LEDサインの営業をメインに行う営業グループです。 東京オフィスと大阪オフィスを起点に、日本全国の様々な商業空間にLEDサインをはじめとする屋外の商材を提案しています。定番商品のご提案だけではなく、よりお客様の理想やイメージに近いLEDサインに仕上げられるよう、柔軟なご提案ができるよう心がけています。

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