<上手に“魅せる„照明のコーディネート> 『アクセントを加える』デザイン照明

はじめに

照明は、エクステリアの要素として今や欠かせなくなってきました。では、その照明器具のコーディネートにどれくらい意識を向けていますか?スポットライトやグランドライトなどは昼も目立ちませんが、ウォールライトやポールライトのように“見える„照明は、昼も空間デザインの一部になることから、上手にコーディネートすることで昼のお庭の景観がよくなります。ここでは、施主様が思い描く空間イメージを叶え、昼の景観も意識した“見える„照明を“魅せる„照明にするコーディネート方法をいくつか紹介します。

照明を上手にコーディネートした住宅のイメージ写真

今回紹介するのは、「アイテムの統一感で、美しくアクセントを加える」コーディネートです。空間にアクセントを加えるのに役立つライトと、ライトによって演出できる空間について紹介します。

アイテムの統一感

照明を選ぶとき、どのようなことに気を付けていますか?「夜どこに光を入れれば安全だろうか」「どう照らせばきれいだろうか」と真っ先に考える方が多いのではないでしょうか。もちろん、そういったことも大切です。しかし、建物全体の雰囲気やコーディネートに合ったものであるということも照明選びの重要な要素なのです。ウォールライトやポールライト、パススタンドライトなどアクセントになるものに統一感を持たせることで、景観の美しさを引き立てることができます。

アクセントになる屋外照明に統一感を持たせるイメージ

そんな照明として今回紹介するのが、『モダンカントリー』/『モダンクラシック』/『マリンライト』シリーズです。

『モダンカントリー』/『モダンクラシック』シリーズ

洗練されたモダンスタイル

モダンカントリーシリーズ・モダンクラシックシリーズの写真

ファッションや音楽に流行りがあるように、住宅や建物のデザインにも流行りがあります。従来の住宅はディテールが複雑で装飾的なデザインのものが多かったのに対して、近年の住宅やエクステリアではシンプルなデザインが好まれるようになりました。そんなモダンな景観に合う洗練されたデザインが必要とされている流れから、従来のデザインを再解釈してつくられたのが、『モダンカントリー』シリーズと『モダンクラシック』シリーズです。

かつての照明は、素朴なデザインのものもクラシカルなデザインのものもディテールが複雑でした。それらをモダンスタイルに合わせるために「従来のなつかしさ」を残しつつ「よりシンプル」なデザインを考案。『モダンカントリー』シリーズは、レトロな電燈をモチーフにモダンで幾何学的なデザインに。『モダンクラシック』シリーズは、ヨーロッパのガス灯をルーツに持つクラシックなデザインを残しつつディテールをシンプルに仕上げています。

モダンカントリーシリーズ

洗練されたモダンカントリーシリーズのウォールライトのイメージ

モダンクラシックシリーズ

洗練されたモダンクラシックシリーズのウォールライトのイメージ

『モダンカントリー』シリーズ

モダンカントリーシリーズのウォールライトとポールライトのコーディネート写真

『モダンカントリー』シリーズは、懐かしい電燈をモチーフにデザインを洗練したライトです。幾何学的でシンプルなかたちですが、電燈らしさを残したデザインなので空間に心地よいゆるさをプラスしてくれます。モダンでありながらカジュアルさを残したレトロモダンなスタイルにおすすめです。

モダンカントリーシリーズのウォールライトの写真
モダンカントリーシリーズのポールライトの写真

電燈らしさを残したデザイン

>>『モダンカントリー』シリーズのウォールライトはこちら

>>『モダンカントリー』シリーズのポールライトはこちら

『モダンクラシック』シリーズ

モダンクラシックシリーズのウォールライトとパススタンドライトのコーディネート写真

クラシックデザインのエクステリアと言えども、近年はシンプルなディテールが好まれるようになりました。「モダンクラシック」シリーズは従来のクラシックデザインを再解釈し、ディテールをシンプルに仕上げたスタイリングですので、現代のエクステリアにもよく馴染みます。壁や床面と接するフランジの一部分を8種類の仕上から選ぶことができるので、より雰囲気に合わせやすくなっています。

モダンクラシックシリーズのカラー変更できる部分とカラーバリエーションのイメージ写真

『モダンクラシック』シリーズは、名前のとおり、シンプルなディテールのモダンのクラシックスタイルによく合います。また、同シリーズのパススタンドライトは、リゾート風の空間の足元に設置することでキャンドルのように灯り、空間デザインを引き立ててくれます。

キャンドルのような光を演出するモダンクラシックシリーズのパススタンドライトの写真
キャンドルのような光を演出するモダンクラシックシリーズのパススタンドライトの写真

キャンドルランタンをモチーフにしたデザイン

>>『モダンクラシック』シリーズのウォールライトはこちら

>>『モダンクラシック』シリーズのパススタンドライトはこちら

『マリンライト』シリーズ

マリンライトシリーズのコーディネート写真

『マリンライト』シリーズは、『モダンカントリー』/『モダンクラシック』シリーズとはまた違った雰囲気のライトです。船舶用照明がルーツの無骨なデザインは、カントリー調のようなカジュアルな住宅によく合うだけでなく、白熱電球を模した光がノスタルジックな雰囲気を醸し出してくれます。素材に無垢の真鍮を使用した「マリンライト ブラス」は、ワイルドなロックガーデンにも負けない存在感を放ちます。

マリンライト ブラケットタイプの設置例

カジュアルな住宅に

マリンライト デッキタイプの設置例

ノスタルジックな演出

マリンライト スパイクタイプの設置例

ワイルドさにも負けない存在感

>>『マリンライト』シリーズはこちら

アクセントでワンランクアップ

昨今は住宅の外観を決めるとき、照明を取り入れることが当たり前になってきました。照明コーディネートのステップアップとして、照明をただ単に取り入れるだけでなく、「アクセントにする」ということを、3つの商品を例にご紹介しました。住宅の雰囲気・スタイルに合わせた商品をアクセントとして取り入れ、そのテイストを統一させることで、ワンランク上の空間コーディネートをたのしみましょう。

モダンカントリーシリーズのウォールライトで空間コーディネートをワンランクアップさせるイメージの写真


今回紹介できなかった「家の内からも外からも美しく見え、景観に溶け込むこと」についての記事もあります。ぜひご覧ください。

>>「<上手に“魅せる„照明のコーディネート>『景観に溶け込む』エバーアートライト」

この記事を書いた人

編集長 しま

2020年新卒入社 / プロダクトデザインチーム所属 / DIGISPOT編集長 DIGISPOT創刊当初から編集長を務めつつ、屋外照明の商品企画も手掛ける二刀流社員。 専門である屋外照明以外に、LEDサイン・イルミネーションにも幅広く関わっている。 「文章に関わることなら『しま』」と言わんばかりに文章作成や校正の依頼が来る。 今はなきセンター試験の国語で満点を取ったことがあるとかないとか…

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