1924年にオープンした老舗デパートサックス・フィフス・アベニューでは、毎年クリスマスシーズンにファサード前面を活かしたイルミネーションの演出をMK Illumination USAが行っています。毎年このイベントを楽しみにしているニューヨーク市民は多く、高級ショップが建ち並ぶ5番街の風物詩になっています。2020年は外出を控えている人も自宅でこの催しを楽しめるようにLivestream(ネットライブ配信)を行うなど世情を考慮した計らいも行い、多くの人にクリスマス気分を味わってもらえる心配りを施した企画がされています。
2020年のテーマは’’Saks Lights Up Fifth Avenue”
光と音を組み合わせたイルミネーションショー
クリスマスソングとイルミネーションを連動させた演出
毎年恒例のサックス・フィフス・アベニューデパートのイルミネーションショーが2020年11月23日より開催されています(2020年12月現在)。このショーは、毎年12ヶ月前から企画が始まり施工に7週間費やすというビッグプロジェクトです。今年のイベントコンセプトは、’’Saks Lights Up Fifth Avenue’(5番街を照らす光)’’。ムード感あるクリスマスソングと約20万球の電球をプログラミングし、10パターンのイルミネーション演出を組み合わせた約5分間のショーで、ショッピングストリートを明るく照らしクリスマスムードを醸し出しています。
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Livestream(ネットライブ配信)を使った最先端の演出
誰でも自宅でクリスマス気分を味わえる新企画
“LIVESTREAM LIGHT SHOW’’ と名付けられたネットライブ配信を通して、自宅で誰でも約5分間の光と音の演出を楽しむ事ができます。2020年11月23日の点灯式セレモニーの配信からスタートし、1~3日おきに招待されたニューヨーク市民によって点灯ボタンが押され、演出が終了するまでの風景が配信されます。
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毎年テーマを決めて飾り付けされるショーウィンドウ
ニューヨーク市民のクリスマスをテーマにした装飾
街中でクリスマスを楽しむ人々のシーン
サックス・フィフス・アベニューでは、2020年のショーウィンドウのテーマ“This is How We Celebrate” に沿った装飾がデパートのいたるところにあります。ブロードウェーで音楽を奏でてクリスマスを祝う人やフードトラックでパーティー用のテイクアウトをする人、プレゼント交換をするカップルなど、街の人々のクリスマスを楽しむシーンがイルミネーションと精巧な作りの人形や小物などで飾り付けされています。
毎年ニューヨーク市民が楽しみにしているサックス・フィフス・アベニューデパートのイルミネーション。2020年は、Socially-distanced holiday celebrations(ソーシャルディスタンス・ホリデイ・セレブレーション)という世情を考慮した企画を元にネットライブ配信をしたり、工夫を凝らした演出を行っています。自宅でイルミネーションを見ながら、デパートのネットショップでクリスマスショッピングをするなど、新しいクリスマスの過ごし方がスタートした年とも言えるでしょう。
例年のニューヨークのクリスマスの様子を特集した記事もあります。
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MK Japan では、様々な現場に合わせたイルミネーション演出・企画等も請け負っています。
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