小さな光の色合わせが空間を彩る ミニパレットライトのご紹介

タカショーデジテックでは、お庭とそこに取り入れられるさまざまな「光」のことを考え、お庭に必要な「光」を商品として形にしてきました。その中でも、コントラクト市場のように大きな現場や光の芸術として取り入れられている手法を、住宅スケールでも使いやすくした商品も数多く生み出しており、過去に紹介させていただいた“グラフィックスポットライト”や“カラーシャドウフィルター”もそのうちのひとつです。今回はそんな手法の中でも「カラーライティング」に着目した商品“ミニパレットライト”の魅力や使い方、また開発者の想いをご紹介します。

↑グラフィックスポットライトの記事はこちら↑

↑カラーシャドウフィルターの記事はこちら↑

開発背景

大規模な現場のカラーライティングのイメージ

お家やお庭をライトアップするのが当たり前になりつつある昨今ですが、基礎的なライトアップに「個性」を加えることでワンランク上の空間に仕上げることができます。そんな「個性」を加える方法として提案したいのが、夜の屋外空間を華やかにする手法としてよく使われる「カラーライティング」。特に大規模なライトアップイベントなどでよく見かけます。ただ大規模な現場でのイメージが強いからこそ、一般住宅の市場では色の主張が強すぎることなどがハードルになっている一面もありました。そんなハードルを取り除いて住宅スケールでもカラーライティングを可能にするために開発されたのが、今回ご紹介するコンパクトな色の光が再現できる「ミニパレットライト」です。

小さな光の色合わせで
ニュアンスを生み出す

では実際にミニパレットライトがどのような構造で、どのようなことができるのかみていきましょう！

住宅スケールの
「カラーライティング」を考えた光

住宅スケールでも光が主張し過ぎないように、まずはライトをコンパクトなサイズ感に。お家によく植えられているシンボルツリーや花壇に植えられている草花に、光で色を何色ものせたとしても違和感がない光の強さに仕上げました。さらに、ライトを固定するためのポールと、ライトの配線を収納するためのボックスもセットになっており、設置方法もスパイクで地面に挿すだけなので設置も簡単に行うことができます。

マルチアングルで照らし方自由自在

マルチアングルなスポットライト

ポールに取り付ける2台の灯具は縦横の照射方向だけでなく、灯具の高さも現場で自由自在に調整することができます。高い位置の葉の部分を照らしたいのであれば上にライトを寄せたり、2台のライトの光の間隔を微調整したり…さまざまなケースに対応できます。

ポールの高さも600mmと300mmの2種類あるので、必要な高さのものを選べます。またそれだけではなく、追加用灯具を購入すれば最大3台までライトを増やすことができます。

多様な「色合わせ」で
お好みのカラーに

カラーフィルターは全部で4色あり、定番品として4パターンをラインアップしています。それぞれの色の組み合わせで雰囲気はまったく異なります。ブルー×ピンクだと妖しい雰囲気に、グリーン×ピンクだと立体感を強調でき、ブルー×イエローだと月明りを演出、グリーン×イエローはうららかさを表現してくれます。このほかにも電球色の灯具との組み合わせもいれると計15パターンの組み合わせが可能に。そこに先ほどご紹介した追加用灯具も加われば、「色合わせ」のバリエーションがさらに広がります。

こんな演出が可能に！

リゾート風の植物を涼しげに表現

シンボルツリーの中でも最近よく見かけるのがリゾート地に植えられていそうな植物たち。そんな植物たちを夜には涼しげな色でカラーライティングしてあげることで、非日常感を味わえる特別な空間演出に仕上がります。

光で影をずらして
アーティスティックに

過去に紹介したことがある“カラーシャドウフィルター”に使われている原理と同じで、複数の光を充てることでそれぞれの光で生まれた影が重なり合い、不思議な影のズレが生じます。ミニパレットライトの光も少し近めの位置でずらして照らしてあげることで同じように光と影のズレが楽しめます。また複数の色で照らすことで、今までにはない立体的でアーティスティックな仕上がりに！

カラフルな花壇を演出！

1種類のお花しか植えられていない花壇をミニパレットライトでライトアップしてあげれば、カラフルな花壇をつくることができます。写真の事例では紫のお花が咲いているところにブルーとピンクとイエローを加えてあげることで3色のお花が咲いているように見えます！

住宅スケールのカラーライティングが叶う“ミニパレットライト”、いかがでしたか？今までお庭に「色」を取り入れることにハードルを感じていた方にはぜひ取り入れていただきたいアイテムです。色の組み合わせも照らし方も幅広いので、皆さんのお庭にあった演出がみつかるはずです。皆さんのこだわりのお庭に「色」で個性を持たせてみませんか？