イルミネーションのプロフェッショナルであるMKイルミネーションのオリジナルプロジェクト「LUMAGICA (ルマジカ)」。2021年からスタートしたこちらのプロジェクトは、屋外でナイトウォークを楽しみながらイルミネーション鑑賞ができる斬新なイベントとして世界各地で好評を博し、年を重ねるごとに開催国が増えています。今回は、2022年から2023年にかけて8ヵ国21ヶ所で開催された中から、多くの来場者を記録した会場をピックアップしご紹介します。
LUMAGICA-Innsbruck (インスブルック) オーストリア
LUMAGICA-Innsbruck (インスブルック) オーストリア
LUMAGICA-Innsbruckは、オーストリア・インスブルックのアルトシュタット地区に約600年前に作られた、ホフガルテン公園という10ヘクタールの面積を占める保護公園で2022年11月18日~2023年1月29日まで開催されました。地球の5大陸全てを回る「マジカルツアー」をテーマとし、約1kmのウォーキングコースに約300個の光るモチーフが飾られました。実物よりも大きなヘラジカやパンダなど、動物園ではなかなか見られない動物を見ることができ、子供達からは大人気のスポットとなりました。
WEBサイト ≫LUMAGICA-Neuwied (ノイヴィート) ドイツ
LUMAGICA-Neuwied (ノイヴィート) ドイツ
LUMAGICA-Neuwiedは、1840年(約180年前)から 釘、ピン、チェーン、ネジなどの製造が盛んな地域であったNeuwied (ノイヴィート) エリアにある Boesner-Areal 記念公園にて開催されました。公園内にあるアルミニウム製のモニュメントは、普段は市民の憩いの場になっていますが、LUMAGICA開催中はこれらのモニュメントにも照明を当てイルミネーションとのコラボレーションを行ったり、広い敷地に鳥や動物達のモチーフを置き、ナイトウォークを楽しめる工夫を行いました。
WEBサイト ≫LUMAGICA-Haldenzauber (ハウゼンバウアー) ドイツ
LUMAGICA-Haldenzauber (ハウゼンバウアー) ドイツ
LUMAGICA-Haldenzauberは、ヒュッケルホーフェンエリアにある、景勝地 Millicher Haldeの敷地内で開催されました。ここには、70mの高さの屋外展望台と300kmに渡る公園が併設されています。森の中には、350個もの大型の動物のイルミネーションモチーフが置かれ、静かな森の中で夜の動物園の様な雰囲気をナイトウォークしながら楽しめるように企画されました。
WEBサイト ≫LUMAGICA-Hattingen (ハッティンゲン) ドイツ
LUMAGICA-Hattingen (ハッティンゲン) ドイツ
LUMAGICA-Hattingenは、かつて製鉄で栄えた町の中で、1987年に閉鎖された市内最大の製鉄所を会場にしました。物音のしない製鉄所内では、お化け屋敷にいくようなドキドキ感や、暗闇に彩られているイルミネーションの美しさに感動したりと、さまざまな感情に胸躍る演出となりました。稼働していない施設を活用し、他のLUMAGICAにはない珍しい施設での企画は、大変好評を得ました。
WEBサイト ≫LUMAGICA-Warszawa (ワルシャワ) ポーランド
LUMAGICA-Warszawa (ワルシャワ) ポーランド
LUMAGICA-Warszawaは、Ogród Botaniczny Uniwersytetu Warszawskiego(ワルシャワ大学植物園)の約1万種の植物が植えられた公園内で、「マジックボタニカルプロジェクト」をテーマに、花やツリー、鳥や森の動物達の光るモチーフや、1万年前に絶滅されたとするマンモスのモチーフも飾り、人間と動植物との関わりを考える空間を創り出しました。昼は美しい植物園として、夜は光の植物園として施設の有効活用例として成功を収めました。
WEBサイト ≫LUMAGICA-Harvest moon (ハーベストムーン) アメリカ
LUMAGICA-Harvest moon (ハーベストムーン) アメリカ
LUMAGICA-Harvest moonは、ニューヨーク郊外にある Harvest Moon Farm & Orchardという体験型農業テーマパークで開催されました。会場内の広大なリンゴ園や牧草地の広大な敷地を生かして「Enchanted forest」をテーマに約75万球のイルミネーションや大型モチーフが設置され、テーマパークの常連客のリピート訪問に加え、新規の来場者も多く訪れました。
WEBサイト ≫LUMAGICAは、夜使用されていない施設やテーマパーク、公園などを有効活用できる集客性の高いイルミネーションプロジェクトです。オーストリアやドイツからスタートし、今では欧米各地で毎年開催されています。どの会場も約1kmのナイトウォークコースを設け、インターネットで事前に指定した時間に入場できるように事前チケットも販売しており、入場者を分散させることで、静かな空間でイルミネーション鑑賞ができるように配慮されています。この幻想的な空間は、日本でもたくさん開催できる場所があります。こんなプロジェクトを実現してみたい方や世界の会場で使用されている大型モチーフを使ってみたいと思われた方はぜひ、タカショーデジテックにご相談ください。
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