デッキやテラスは屋外でもくつろげる憩いの空間です。その快適さを活かすために、デッキやテラスを設置する人や、それらを自らDIYする人も増えているそうです。もちろん、ソファやテーブルを置くだけで十分快適な空間を作れるのですが、そこにライティングを取り入れることで、夜でも安心安全、より快適で楽しい空間を作ることができます。そこで今回は、デッキやテラスのライティングについて紹介していきます。
デッキ・テラスのライティング
デッキやテラスは地面より一段高いスペースのため、夜に歩く際、その段差に気づかずにつまづいてしまう危険性があります。その周辺は必ず照らすようにしましょう。以下の10通りのライティングでは、いずれも安全性を確保するのはもちろん、夜に過ごす快適さや楽しさも取り入れています。
上部からの光
空間全体を照らす
ダウンライト
天井面や梁に器具を設置し、空間全体の明るさを確保する演出。埋め込みが難しい場合でも、写真のように直付タイプで、全体を明るくすることができます。
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光に囲まれた心地よさ
ライティングフェイス
光のラインで囲むことで、空間に仕切りが生まれ、居心地のよい空間に。食事をするにも十分な明るさが確保でき、機能性も備えたライティングになります。
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レイアウト変更にも柔軟に対応
ローボルトレールシステム
ローボルトレールシステムなら、器具の移動・着脱が施工後も自由に行えるので、様々な用途に対応します。
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賑わいの空間を演出する
ガーランドライト
柱や梁にガーランドライトを取り付けるだけで、にぎわいの空間を演出。取り付け方、たるませ方によっても雰囲気が変わるので、状況に合わせて配置を変えるのも有効です。
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ポーチがなくても大丈夫
ハイポールライト
壁や天井に照明を取り付ける場所がないときには、ハイポールライトで明るさを確保。1つのポールに3台までライトが取り付けられるので、広く照らすことも可能です。
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床面の光
連灯が美しく、目を引く
デッキライト
床面の端に光を埋め込むことで、視線が遠くに引きつけられ、空間を広く見せる効果が得られます。段差などに設置しても、安全性を確保するには有効的な手法です。
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壁や植物を照らす
グランドライト(スタンド)
床面の上にグランドライト(スタンド)を設置することでフェンスや、ポットの植栽を照らすことができます。また、上部にシェードなどがある場合、シェードに光を当て、その反射光で全体を明るくすることも可能です。
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低い位置の光でくつろぎをつくる
スタンドライト
床面にやわらかな光を設置することで、くつろぐのに最適な落ち着きのある空間を演出します。
複数設置する場合は空間の対角に設置することで、より広がりが生まれます。
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居心地のよい場をつくる
LEDバー
ベンチの下を照らすことで、見た目にも美しく、座ると居心地のよいライティングになります。
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テーブルの光
テーブル面を明るく彩る
ハンディ ソーラーライト
テーブル面に光を設置すると、集う場所としての雰囲気を作り出します。ケーブルは邪魔になるので、電池式、もしくは充電式のライトがオススメです。
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デッキ・テラスで使える
ライティングテクニック
下方から照らす落ち着いた光
デッキライティング
・ライティング効果
デッキライティングには配置する場所によってさまざまな効果があります。
①並べて配置することで、美観を作り上げられます。
②暗くなりがちなデッキの端に設置し、奥行きを認識させます。
③壁面や天井に光を当て、反射光で空間を照らします。すべてのデッキライティングは光を下方に集中させるため、落ち着いた空間を作り上げます。
・ライティング手法
①デッキを飾ることが目的なので、小さな光を複数、等間隔で配置し、光のラインを作り出しましょう。
②フロストの天板のものを選択し、器具の存在を際立たせることで効果を高めましょう。
③強い光で照らすことで、空間に対する反射光を高めます。壁面、天井の仕上がりにより、反射光の強さは異なるため、仕上がりを確認しましょう。
空間を照らす
ペンダントライティング
・ライティング効果
食事のシーンでは、上方からの光が必要になります。電球色の光を使うことで、料理を一層美味しそうにみせることができます。
・ライティング手法
影がテーブルの天板にかからないよう、天板の上にペンダントライトを設置しましょう。
ピンポイントで照らす
フレームライティング
・ライティング効果
①ポーチやアプローチの空間においてフレームに光を取り込むことで、舞台照明のように強調するスポットライトを作り出します。
②また、等間隔で複数設置することで強調性は弱まりますが、美観が高まります。
・ライティング手法
①舞台照明のように強調する場合、クリアなセードを使用し、しっかりと影を作りましょう。
②空間全体を照らす場合、フロストのセードを使用しましょう。
※フレームは電気を通すものが多いため、100Vではなくローボルトの器具を必ず使用してください。
いかがでしたか?デッキやテラスをライティングすることの楽しさが、これで理解できたかと思います。今後ライティングする機会があれば、必要最低限の明るさを確保するだけでなく、自分が楽しいと思えるようなライティングを目指してみてはいかがでしょうか。そうすれば、家族や友達と暮らす時間がより一層楽しくなるはずです。
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