<DIGITEC SIGN NEWS 5月号> LEDサインと長く上手につきあう


こんにちは。いつもお世話になっております。
DIGITEC NEWSをご覧いただきありがとうございます。

ゴールデンウィークもあっという間に過ぎ去りましたが、皆さまはSTAY HOMEをどのようにお過ごしになられたでしょうか。過ごし方は人それぞれだと思われますが、新しい趣味を始められた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回のDIGITEC SIGNのメールマガジンは、LEDサインの背面発光を上手にみせるためのポイントと、LEDサインを長く美しく使うコツ、また現在発売中の雑誌『商店建築』5月号の巻頭に新商品「カラーシャドウフィルター」の広告を出稿いたしましたので、そのご紹介をさせていただきます。最後までお付き合いいだければ幸いです。

背面発光を上手にみせる3つのポイント

背面発光のLEDサインの例

“背面発光”とは、サインの正面や側面など目に見える部分は塗装で遮光されており、LEDサインの裏側で壁を照らすことで、LEDサインを光で縁取ったような見栄えに仕上がる発光仕様です。単に背面を光らせると言っても、取り入れるときに注意しておきたいポイントやより美しくサインを取り入れるコツがあります。今回はそんなポイントを3つご紹介します。

ポイント1 浮かし幅


1つ目のポイントは、LEDサインの「浮かし幅」です。LEDサインを壁と離す距離のことを「浮かし幅」と言います。「浮かし幅」が小さい、つまり壁との距離が近くなるほど光の広がりは狭くはっきりと、その逆で「浮かし幅」が大きいと、光の広がりは大きくぼやけて見えます。「浮かし幅」にこだわり、表現したいサインを空間コーディネートや理想に合うものにしましょう。

浮かし幅5mmの背面発光のLEDサインの写真
浮かし幅:5 mm
浮かし幅20mmの背面発光のLEDサインの写真
浮かし幅:20 mm

ポイント2 設置面の素材・凹凸


2つ目は、「設置面の素材・凹凸」です。前述した通り、背面発光は壁を光らせる発光仕様なので、LEDサインを設置する壁との相性がとても大切になってきます。設置する壁が光源の映り込みやすい艶のある素材であったり、LEDサインと壁との距離が一定でない凹凸のある素材であったりする場合、それぞれ注意が必要です。壁面の素材には十分に注意しましょう。

LEDサインを設置した壁面が反射しない素材の例
壁面が艶のない素材の例
LEDサインを設置する壁面の凹凸に合わせ取付高さを調整した例
壁面の凹凸に合わせ
取付高さを調整した例

ポイント3 サインと背景の“色”


最後のポイントが、サインと設置面の「色のバランス」です。ここでいうサインと設置面の「色のバランス」とは、サインの塗装色・発光色・設置面の建材の色柄のことを指し、この3つの要素が背面発光をきれいかつ視認性高くみせるポイントになってきます。昼間の見た目、夜の視認性のバランスが取れるよう建材の色柄や発光色に注意し、背面発光のサインの仕様を決めましょう。

LEDサインと設置する壁面の色のバランスが取れている例
LEDサインと設置する壁面の色のバランスが取れている例

色のバランスが取れている例

より詳細に背面発光の取り入れ方のポイントをまとめた記事がございます。

特集記事 ≫

長く美しくLEDサインとつきあうコツ

LEDサインの施工例

お店の顔を担うLEDサイン。付けてみたはいいけれど、扱い方など実際いろんなことが気になりますし、せっかく設置したなら長く美しく人の目に留まる方が良いですよね。今回はLEDサインと上手に付き合っていくコツをご紹介します。

その1 電源トランスは基本的に触らないのが一番

LEDサインの電源トランスの一例
電源トランスの一例


電源とサインの間には、電源トランスという100Vを12Vや24Vのローボルトに変換する装置があります。この電源トランスは熱を持ちやすいため、本体に熱がこもらないよう風通しのよい場所に設置いただくことをお願いしています。このことを知らずに設置場所を動かしてしまうと、熱がこもりトラブルの原因になりかねません。もしも場所を動かしたい、電源トランスの調子が悪いとなった場合は、施主様ご自身で触らず設置した業者さんにご相談いただくのが一番です。

その2 必要のないときは休ませてあげる

LEDサインを点灯していない時の写真
消灯させたLEDサイン


気を付けていただくことのひとつとして「明るさを保つためのコツ」があります。
LEDは連続で約4万時間点灯できますが、必要のないときは電源を落として休ませてあげることで寿命が長持ちします。1日24時間連続で1年間使うのと、1日12時間点灯で2年間使うのでは寿命が全く違ってきます。不必要に点灯するのではなく、可能であれば休ませてあげる時間を取るのも長くLEDをお使いいただく1つの方法です。

その3 汚れは洗剤 or 乾拭きで

LEDサインの掃除に使う道具のイメージ

屋外サインの場合は、LEDの問題ではなく面が汚れてくすんで見えることもあります。明るさが気になった時は、表面を拭いていただくのも1つの手。そのとき、カット面をアルコール類(メタノール等)で拭くとひび割れることがあるため、使う場合は細心の注意を払い、基本的にはから拭き、または中性洗剤などを用いていただくのがおすすめです。

LEDサインのLED自体は数年でへこたれるものではありませんが、あくまで「比較的長寿命」というだけ。半永久などと言われた時代もありましたが、決してそうではなく寿命のある消耗品ということも頭には入れておいてください。
タカショーデジテックでは、少しでも長くお使いいただくためのサポート体制を整えております。ご不明な点は営業担当にお問い合わせください。

特集記事 ≫ お問い合わせ ≫

「商店建築」5月号にライティングの広告掲載!

商店建築5月号に出稿した広告

4月29日に発売された、雑誌『商店建築』5月号の巻頭に新商品「カラーシャドウフィルター」の広告を出稿いたしました。使用している画像は、今年度の新商品「カラーシャドウフィルター」を用いた現場。「影が色づく」をコンセプトにしたこの商品は、新しいカラーライティングのあり方を叶えてくれます。

他にもたくさんの新商品が登場しているライトの製品、気になる方はライティングのカタログをお求めください。

カタログ請求 ≫


最後までご覧頂きましてありがとうございました。
これからも当社の最新ニュースを皆様にお届けしてまいります。
どうぞ引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

営業部 サイングループ

LEDサインの営業をメインに行う営業グループです。 東京オフィスと大阪オフィスを起点に、日本全国の様々な商業空間にLEDサインをはじめとする屋外の商材を提案しています。定番商品のご提案だけではなく、よりお客様の理想やイメージに近いLEDサインに仕上げられるよう、柔軟なご提案ができるよう心がけています。

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