<DIGITEC SIGN NEWS 11月号> サイン選びの基礎知識特集!
明るさと色温度編

こんにちは。いつもお世話になっております。
DIGITEC NEWSをご覧いただきありがとうございます。

11月も中頃に差し掛かり一気に冷え込むようになりましたが、皆さま気温の変化に体調を崩されていませんでしょうか。これからより一層寒さが厳しくなるかと思われますので、くれぐれもご自愛ください。

今回のDIGITEC SIGNのメールマガジンでは、LEDサインを検討するときに知っておくと便利なLEDサインの「色温度」と「明るさ」について解説いたします。他にも、11月に発刊した新カタログについてもご案内いたしますので、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

サイン選びの基礎知識特集
明るさと色温度編

LEDサインは光るからこそ光の色味や明るさによって雰囲気や視認性が変わってきます。また取り付ける場所によっては、LEDサインの設置において法令的な制限がある場合もあるので、色味と明るさのバランスを調整しなければいけません。そこで今回は、LEDサインを検討されている方に事前に知っておいていただきたいLEDサインの「色温度」と「明るさ」のことを解説します。

「色温度」で雰囲気が変わる!

そもそも「色温度」とは…

色温度とはK(ケルビン)という単位で測定され、その数値が高いほど色が青白く、低いほど色が赤みを帯びます。(※一般的に「色温度」は自然光の色味を表す指標のため、色そのものの表現には用いません。) 赤っぽい光で代表的なのがろうそくの火で、色温度は1920Kと言われています。「電球色」と呼ばれる光の代表的なものは白熱球で2800Kです。そこからもう少し色温度があがると白っぽさが増し「昼白色」などと呼ばれ、蛍光灯などの色温度が4200〜6700Kでそれに当たります。さらに白い光になってくると、LEDで表現される「白色」(約7000K)になります。

色温度1920Kのろうそくの火のイメージ
ろうそくの火(1920K)
色温度2800Kの白熱球のイメージ
白熱球(2800K)
色温度4200~6700Kの蛍光灯のイメージ
蛍光灯(4200~6700K)

電球色のLEDサインの場合…

電球色で仕上げられたLEDサイン

一般的に2700Kから3000Kの範囲のことを「電球色」と呼び、電球色で仕上げたLEDサインは暖かみのある黄色っぽい光を放ちます。電球色のLEDサインは、リラックスした雰囲気を作り出すため、ゆったりとした雰囲気を演出したいレストランやカフェなどの飲食店によく使われます。

白色のLEDサインの場合…

白色や昼光色で仕上げられたLEDサイン

5000Kから6500Kの範囲は「白色」または「昼光色」と呼ばれ、明るくクリアな白色の光を放ちます。LEDサインで白色や昼光色が用いられる場合は、小売店やショッピングモールのように施設照明に負けない存在感と視認性を持たせるために取り入れられることが多いです。

「電球色」が温かさや歓迎の雰囲気を作り出す一方で、「白色」や「昼光色」は清潔感とモダンな印象を与えます。LEDサインを取り入れたいシチュエーションに合わせて、どちらの色温度で仕上げるか決めておきましょう。

空間に合わせた最適な「明るさ」

LEDサインの明るさを設定する条件は、使用する場所や目的によっても異なります。一般的には、LEDサインの明るさは、光の輝度の基準でいうと1000cd/平米 以上が一般的とされており、屋外で使用する場合は2000cd/平米 以上が必要とされています。

室内設置のLEDサインの例
室内設置のLEDサインの例
屋外設置のLEDサインの例
屋外設置のLEDサインの例

製造する時点で設置する環境に合わせて事前に明るさは設定しますが、実際に現場に設置してみると想定通りには行かないことも多々あります。そんなときには、LEDサインの明るさを調整する手段を確保しておくのがおすすめです。方法はいくつかありますが、具体的な方法は使用しているLEDサインやその制御システムによりますので、必要に応じて専門家に相談することをおすすめします。
タカショーデジテックでももちろんそういった要望にお応えすることができ、事前に調光可能な仕様でLEDサインをつくることができます。

「色温度」や「明るさ」の設定に関わる法令

LEDサインの設置には、法令上の制限があることはご存じですか?しっかりと法令に則ったLEDサインをつくるためにも、事前に確認することをおすすめします。都道府県や市区町村によって異なりますが、一般的には建築物の高さや幅、周辺環境などに応じた規制が定められていることがほとんどで、点滅や明滅、色彩だけでなく設置場所や点灯させられる時間帯なども定められています。LEDサインを取り入れる前には、必ず都道府県や市区町村の法令を確認するようにしましょう。

点滅・明滅するLEDサインのイメージ
点滅・明滅するLEDサインのイメージ
色彩豊かなLEDサインのイメージ
色彩豊かなLEDサインのイメージ

今回ご紹介したLEDサインの「色温度」や「明るさ」について、より詳細に解説している特集記事がございます。詳細を知りたい方はぜひそちらをご覧ください。

↑ 特集記事はこちら! ↑

また「色温度」や「明るさ」以外にも、LEDサインを検討するときに知っておいていただきたいことをまとめた特集記事がございます。ご興味のある方はぜひそちらも併せてご覧ください。


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LEDサインカタログ『DIGITEC SIGN 2024』の表紙イメージ
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営業部 サイングループ

LEDサインの営業をメインに行う営業グループです。 東京オフィスと大阪オフィスを起点に、日本全国の様々な商業空間にLEDサインをはじめとする屋外の商材を提案しています。定番商品のご提案だけではなく、よりお客様の理想やイメージに近いLEDサインに仕上げられるよう、柔軟なご提案ができるよう心がけています。

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