レトロさやその独特のフォルム・色合いで、かっこよくも可愛くも、おしゃれにロゴや看板を表現できるネオンサイン。それをLEDサインとして従来のネオン管よりもさらに安全に取り入れられるようになったのがLEDネオンです。そんなLEDネオンですが、「どこまでイメージに近いネオンサインをつくれるの?」「いっぱい種類があるけどどうやって仕様を選べばいいの?」など、お客様が思い描いているデザインにどうやって近づけていくのか、よくご質問をいただきます。
そこで今回は、デザインやイメージをネオンサインとして表現するための仕様の選び方やポイントをご紹介します。
そもそも「LEDネオン」ってどんなの?
「ネオンサイン」と聞くと、繁華街やネオン街などで使われているイメージの方もいるのではないでしょうか。最近ではおしゃれなサインとして飲食店やサロン、施設などでも取り入れられるようになってきています。昔から使われているネオンサインは、「ガス放電管」の一種であるネオン管がメインで、光源にガスを使うことからも安全性や寿命の壁がありました。それらの障害を気にしなくてよいのが「LEDネオン」です。名前の通り、LEDでネオンサインを再現できるもので、3つのメリットがあります。1つ目が「メンテナンスに手間がかからない」、2つ目が「電源さえあればどこにでも使える」、3つ目が「カラーや形状のバリエーションが豊富」です。
そんなネオンサインですが、3つ目のメリット「カラーや形状のバリエーションが豊富」であるがゆえに、表現できるデザインやイメージにも違いがあるのです。では実際に違いを具体例と一緒にご紹介していきます。
LEDネオンの実例
ネオン管やLEDネオンについてもっと知りたい方はこちら!
LEDネオンの
豊富なラインアップ
では、LEDネオンの仕様を選ぶポイントをご紹介する前に、タカショーデジテックで取り扱っているLEDネオンのラインアップを紹介します。
アクリル文字
LEDチューブ
※LEDチューブタイプは室内用のみ
導光板(建材一体型)
DIGITEC SIGN BOARD POP
DIGITEC SIGN BOARD NEON
「なに」を優先するかで
仕様を決める
LEDネオンのサイン仕様の選び方はお客様によってさまざまですが、今回は、仕様を選ぶときに「なに」を優先したいのかで決めるためのポイントを3つ紹介します。
↓↓ 気になるポイントをクリック! ↓↓
01 「使う期間の長さ」で選ぶ
02 「ネオン管の再現性」で選ぶ
03 「デザインの再現性」で選ぶ
01 「使う期間の長さ」で選ぶ
イベントなどの短期間のディスプレイに
「LEDチューブ」タイプ
施設や店舗の看板など中長期的なサインに
「アクリル文字」タイプ
1つ目は、「LEDネオンをどれだけの期間設置したいのか」を優先するときのポイントです。LEDネオンの商品ラインアップの紹介で、ラインアップの種類を3つに分けていたと思いますが、使う期間の長さによってこの種類の選び方が変わってきます。期間限定のイベントのディスプレイなど、1年未満でしか使わない時には、比較的安価につくれることもあり「LEDチューブ」タイプが向いています。逆に「アクリル文字」タイプは「LEDチューブ」タイプよりもコストがかかりますが、アクリルでしっかりと造形されているため、構造的にも長期的な設置に向いています。
短期的な設置であれば、「LEDチューブ」タイプ、中長期的な設置であれば、「アクリル文字」タイプがオススメです。
「短期の設置」にオススメ
LEDチューブタイプ
「中長期の設置」にオススメ
アクリル文字タイプ
02 「ネオン管の再現性」で選ぶ
ネオン管を忠実に再現できる
DIGITEC SIGN NEON 360
ネオン管の形状に近く細かな形状も表現できる
DIGITEC SIGN NEO NEON
2つ目は「どれくらいネオン管を再現するか」にこだわるときのポイントです。LEDネオンは仕様で見た目がかなり違ってきます。そんな中で、一番ネオン管を再現しているのは何かというと、「アクリル文字」タイプの【DIGITEC SIGN NEON 360】です。「LEDチューブ」タイプや「アクリル文字」タイプの他の仕様だと形状が半円状だったり台座があったり、壁面に直接取り付けるときにはネオンらしい風合いが出せますが、「壁から浮かせたい」「壁面をガラス張りにしたい」という時には向いていません。【DIGITEC SIGN NEON 360】は、台座ではなく留め具でサインを浮かせる構造になっているので、上記のようなシチュエーションでも、よりネオン管に近い見た目に仕上げることができます。ただ、太さや線幅が均一にしか作れないなどデザインの再現性の部分での自由度が少し低めなので、もう少し自由度を効かせたいのであれば、台座はついてきますが細さやデザイン性があがる【DIGITEC SIGN NEO NEON】、その次に【DIGITEC SIGN NEO POP】がオススメです。
「ネオン管の再現性」ランキング
03 「デザインの再現性」で選ぶ
LEDネオンで再現できるさまざまなカタチ
3つ目のポイントが「どれだけデザインに忠実にサインをつくりたいか」です。これは2つ目の「ネオン管の再現性」とはまた少し違い、お客様がどんなネオンサインをつくりたいと思っているのか、そのイメージをどれだけ忠実に形にできるか、というところに注目した場合のお話です。文字やイラストの組み合わせ・サイズも、サインのデザインや完成イメージとして大切な要素で、仕様によって仕上がりが大きく変わってくる部分です。今回は、サインサイズの大小での仕様の選び方を少しご紹介します。
小さめ・細かめの
ネオンサインをつくるとき
DIGITEC SIGN BOARD POP
(特注仕様)
DIGITEC SIGN NEO TUBE
DIGITEC SIGN NEO FREE
例えば、小さなサイズ感や細かなデザイン、細い線を表現したいときに1番オススメなのは「導光板(建材一体型)」タイプの【DIGITEC SIGN BOARD POP】です。線幅なんと6mmまで表現可能で、細かな色の組み合わせもできます。次にオススメなのは【DIGITEC SIGN NEO TUBE】。こちらは角の処理が直角しかないため文字につなぎ目ができてしまいますが、同じく線幅6mmまで表現可能で、比較的低コストで作成できます。また、【DIGITEC SIGN NEO FREE】は文字同士につなぎ目なく滑らかなデザインに仕上がりますが、線幅が少しだけ太くなり最細8mmまで再現できるようになっています。
「小さいサインのデザイン再現性」
ランキング
大きめのネオンサインをつくるとき
DIGITEC SIGN NEO NEON / POP
一方、大きめのサインであれば、【DIGITEC SIGN NEO NEON】や【DIGITEC SIGN NEO POP】がオススメです。最小線幅12mmで表現できるだけでなく、文字やイラストがなめらかに繋がっているように表現できます。大胆で大きなネオンサインをつくるのであれば、こちらの2種類を選びましょう。
「大きいサインのデザイン再現性」
ランキング
まとめ
ここまで3つのポイントそれぞれで選ぶLEDネオンをご紹介してきましたが、ここで一度ポイントごとのオススメのLEDネオンをおさらいしましょう。
設置期間が短いときにオススメ
DIGITEC SIGN NEO FREE
設置期間が長いときにオススメ
DIGITEC SIGN NEO NEON
ネオン管の再現性にこだわるときにオススメ
DIGITEC SIGN NEON 360
小さめのデザインにこだわるときにオススメ
DIGITEC SIGN BOARD POP
大きめのデザインにこだわるときにオススメ
DIGITEC SIGN NEO NEON
【応用編】
“ネオンサイン風”のLEDサイン
ここまで、ネオンサインをLEDネオンで忠実に再現できるDIGITEC SIGN NEOシリーズをご紹介してきましたが、実は他の仕様でもネオンサインのような雰囲気のサインがつくれるんです。
それが【DIGITEC SIGN PRO】のFRONT / SIDE仕様。サインの見えている部分すべてが光っている仕様で、角をR面取り(鋭角を丸く削る作業)にしていることでネオンサインに近い形状にすることができます。デザインや色味と組み合わせることで、ネオンサインらしいポップな雰囲気を、ネオンサインとは少し違うテイストで表現することができます。
ネオン管の雰囲気を再現したいならDIGITEC SIGN NEOシリーズを、もう少しポップで立体感のあるネオン風のサインをつくりたいのであれば【DIGITEC SIGN PRO】のFRONT / SIDE仕様を選んでみてください。
LEDネオンの仕様の選び方の3つのポイントはいかがでしたか?おしゃれなサインやかっこいい看板をつくるために、デザインや見た目にこだわるのはとても大事なこと。さらに使うシチュエーションも想定することで、よりイメージが形に近づきます。今回、例えばとして3つのポイントに絞ってLEDネオンの仕様の選び方をご紹介しましたが、「この条件ならこの仕様だけど、ここも譲れない…」などお客様によってこだわりたいところや譲れない部分はさまざまだと思います。そういったときには、できる限りお客様の理想に近づけるサインをつくれるよう、特注として規格外サインをつくるケースもありますので、仕様に迷われたときやご相談が必要なときには、お気軽にお問い合わせください。
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