＜MKイルミネーションNEWS 1月号＞ イルミネーション視察レポ / ロンドン5DAYS(1/2)

いつもお世話になっております。
MK Illumination NEWSをご覧いただきありがとうございます。
昨年は多くの現場でMK Illuminationをご使用いただきまして、ありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。

クリスマスが終わりイルミネーションの撤収作業に追われている方もいらっしゃると思いますが、イルミネーションシーズンも落ち着いてきた頃、年始からすでに今シーズンの計画に入られている方もいらっしゃるかと思います。

前回のメルマガでは「弊社プロデュースの光のイベント」として、6件のイルミネーション・光のイベントのご紹介をさせていただきました。

＜MKイルミネーションNEWS 12月号＞
イルミネーション現場レポート第1弾！「弊社プロデュースの光のイベント」

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今回は「イルミネーション視察レポート」として、イギリス・ロンドンの視察レポートをご覧いただければと思います。

本メルマガの執筆者・イルミネーションデザイナー吉岡が5泊6日でロンドンを歩き回り（時には電車やバス、あのロンドンの象徴！赤い二階建てバス「ダブルデッカー」も）見てきたクリスマスイルミネーションを写真とともにご紹介いたします。

ロンドンのクリスマス・イルミネーションは、ストリート、有料施設、商業施設など本当にロンドン中がクリスマス一色で、5日間でも足りないくらいでした。

みなさまにご紹介するのも1回ではお伝えしきれず、1月号・2月号の2回に分けてご紹介させていただきます。

ぜひ最後までお読みいただき、今後のプランニングの参考にしていただければと思います。

視察レポートとしては、2022年のオーストラリア・シドニーの光の祭典「Vivid Sydney」以来となります。
こちらも合わせてお読みいただければと思います。

＜MKイルミネーションNEWS 7月号＞
海外の光の祭典「Vivid Sydney」の様子を 徹底レポート！

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世界でもっとも有名な植物園キューガーデンの
「Christmas at Kew」

ロンドン南西部のリッチモンド地区にあるイギリス王立の植物園、「キューガーデン（キュー王立植物園） Royal Botanic Gardens, Kew」。
1759年に宮殿に併設された熱帯植物を集めた庭園として始まり、現在では120ヘクタールの敷地に4万種以上の植物が育ち、700万点以上の植物標本を持つ世界最大！の植物園です。

年間100万人以上が訪れるこの人気観光スポットで開催されている「Christmas at Kew」。
チケットは早々にSOLDOUT！と聞いて10日前に予約サイトを確認したところ、ロンドンに到着したその足で行けば何とか間に合う日時のみが空席あり…

時差ぼけの中、気力を振り絞り片道1時間 バスを乗り継ぎキューガーデンへ到着。
キューガーデンには4箇所のゲート（入口）があり、チケット予約時に入場できるゲートも決まっています。そのため入場時は混雑することなく、セキュリティ（荷物検査）もありますが、すんなりと入ることができました。

イルミネーションだけではない光のコンテンツや、特設遊園地、クリスマスマーケットまで盛りだくさん！で、約2.5時間の滞在。かなり充実したイルミネーションイベントかと思います。

それでは、実際の写真でご紹介いたします。
タイトルのゴボライトで始まります。

会場内には、ゴボライトを使用した演出が多く見られました。

レーザーライトのトンネルは物理的なオブジェクトの設置が難しい場合でも有効です。

LED照明を使った作品が多く見られました。

使用されているチューブ・ロープライト状のイルミネーションの種類が豊富でした。どれもRGBフルカラーで調光をかけた演出をしています。

メインの噴水ショー。テンポの良いクリスマスミュージックに合わせているので観客は歌っています。

木製の遊具がかわいい遊園地。乗り物はキッズサイズです。

会場はとても広く寒いので、至る所に飲食店ブースが並びます。どこも人気で行列もできていました。

会場内には、キューガーデンの既設ショップもオープンしており、クリスマスグッズが所狭しと並んでいました。

キューガーデンは、植物保護や環境保全を先導する施設として、持続可能な未来に向けた様々な取り組みを行っています。そのため、この「Christmas at Kew」も生態系に配慮しながら計画されているので、ライトアップが連続してないことも特徴だそうです。

「Christmas at Kew」
2024年は11月13日から2025年1月5日まで

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商業施設ファサード
（デパート・百貨店・ブランドショップ・ホテル）

ロンドンはストリートのイルミネーションも有名ですが、ブランドショップやデパートなどの商業施設や飲食店など、どこもかしこもクリスマス一色になります。
歩いているだけで楽しく、あっという間に夜が過ぎていきます。

まずは、ロンドンを代表する高級百貨店、ハロッズ。そのファサードは壮大で煌びやか、ファサードの端から端までイルミネーションオブジェの演出が煌めきます。
このイルミネーションはゼンマイが動いたりと、イルミネーションの演出も迫力があります。

ライトが点灯していない時間帯の写真です。オブジェ制作の高いクオリティや繊細さがわかります。

こちらも人気のデパート、Liberty London。

今シーズン見てまわった中で個人的には一番クリスマスを感じられ、デザイン的にも好きだったFortnum & Mason。
装飾はアドベントカレンダーになっていて、撮影日の時点では「17」までが済んでいました。

ブランドショップが立ち並ぶストリート。
ブランドごとにコンセプトや特徴が違い、同じクリスマスショーウィンドウでも全く違うのは、見ていてとても面白いですね。

イギリス最大＆最古のおもちゃ屋、Hamleys。店内も外もクリスマスカラーです。
店内はクリスマスプレゼントを求める方でいっぱいでした。

その他ウィンドウや店前もクリスマス一色です。

その他のウィンドウ。
日本ではあまり馴染みがないですが、ロンドンではクリスマスパーティの必須アイテム「クリスマスクラッカー」モチーフのオブジェは何件か見つけました。

こちらは有名な屋外ダイニング スポット、Kingly Court。
何の期待もない細い道を入ると、イルミネーションに包まれていて驚きと感動がありました。
このイルミネーションはMK Illumination UKの商品です。

ロンドンの演劇とエンターテインメントの中心地にある、Covent Garden。
優雅な広場にはファッション店、工芸品を売るアップル マーケット、ロイヤル オペラ ハウスがあり、観光客で溢れています。
そのシンボルとなるモミの木ツリーは多くの人が待ち合わせ目的でも利用していました。
こちらのイルミネーションもMK Illumination UKの商品です。

こちらはホテル、The Ritz London。

ストリートの行き止まりに位置する、The Savoy。
施設内も外も白色のクリスマス一色。
クリスマスパーティでもあったのでしょうか、華やかな衣装のお客様が多く来られていました。

ロンドンの高級会員制クラブ、Annabel’sのファサード。
このファサードはクリスマス装飾としても有名で、写真を撮りにきている団体が多く、観光ツアーに組み込まれているのだと思います。

いかがでしたでしょうか？
まだ商業施設のイルミネーションのご紹介までですが、かなりボリュームのある視察だとお分かりいただけたかと思います。

次回はストリートイルミネーションやその他イルミネーション、クリスマスマーケットの様子もご紹介いたします。
ぜひ楽しみにお待ちしていただければと思います。

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