こんにちは。いつもお世話になっております。
DIGITEC NEWSをご覧いただきありがとうございます。
早く梅雨が明けてから急ぎ足で夏日和になった今年の初夏ですが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。これからいっそう暑さは厳しくなりますのでどうぞご自愛ください。
今回のDIGITEC SIGNのメールマガジンは、飲食店のサインの事例をポイントごとにご紹介。どのようにサインをお店に取り入れるのかの参考になればと思います。また先日、弊社取締役社長の古澤と紀州漆器を製造する「町宗工芸」の3代目、町田智哉さんが漆器職人技を取り入れたLEDサイン、ひいては「地方創生」について対談を行いましたのでその様子をご覧いただければと思います。最後までお付き合いいただけますと幸いです。
飲食店のサイン事例紹介
LEDサインは街のいたるところで取り入れられていますが、よく取り入れられている場所の一つが「飲食店」です。「飲食店」という同じカテゴリの中でもお店ごとにこだわりがあるように、それらに寄り添ったサインも一つひとつが個性のあるものに仕上がります。今回はそんな個性やこだわりのポイントごとにサイン事例をご紹介していきます。
オーソドックスで
インパクトあるサイン
看板にLEDサインを取り入れる方法として一番オーソドックスなのは、電球色や白色で仕上げることです。電球色や白色で作られたLEDサインは視認性が高く、人の印象に残りやすいサインになります。そこに個性をプラスするのであれば、発光仕様を表現したいイメージに合わせて変えることです。正面発光であれば文字自体が光り明るくはっきりとした印象になりますし、側面発光や背面発光を選べば、文字が光で浮かび上がる不思議な印象のサインになります。
今流行りのネオンサイン!
レトロブームによってネオンサインを取り入れるお店が増えてきていますが、それは飲食店でも同じです。ネオンサインはカラフルさを表現したり、丸みのあるポップな字体を表現するのに適しているので、華やかさやかわいさを表現するのに適しています。また、元々の歓楽街や人の集まる場所に取り入れられていたイメージもあって、レトロな印象のサインにも仕上げることができます。
LEDサインで行灯風に
和の印象が強い「行灯」ですが、実はLEDサインで表現することもできます。行灯などは元々ろうそくの火などで灯していたもの。その温かみのある色味や、やさしい光の広がり方の表現は難しいと思われる方もいるかもしれませんが、行灯に近い光の表現は可能です。LEDサインで行灯風のサインを表現することで、安全かつ長持ちするやさしい光が灯せます。
こだわりが光る別注サイン
それぞれのお店に想いやこだわり、お店ができるまでのストーリーがあるように、お店の顔となるLEDサインにもこだわりを求めるもの。たとえそれが定番の商品では再現できないものだとしても、規格外の別注サインとして再現します。定番品ではできない複雑な形状、細かな線幅の光などを再現し、お客さまが求める理想が形になり、唯一無二のサインになります。
さまざまな飲食店の事例、いかがでしたか?再現したいサインのイメージによって、どのようにLEDサインの仕様や発光色を選ぶかを決めるのが重要です。今回の事例紹介がサインの仕様を選ぶときのヒントになればと思います。
「紀州漆器」と「LEDサイン」について語る対談
デジテックが本社を構える和歌山県海南市は、全国三大漆器産地。室町時代に始まった匠の技が今なお「紀州漆器」として受け継がれています。伝統技術とLEDサイン。一見全く接点がなさそうですが、サイン制作でも塗装は目に触れる部分を担う重要な工程。それならば一緒に何かできないものかという想いから漆器職人技を取り入れたLEDサインが誕生しました。
今回は代々紀州漆器を製造する「町宗工芸」の3代目、町田智哉さんとデジテック代表取締役社長の古澤がこの取り組みと紀州漆器について対談した内容を少しだけお届けします。
古澤:もともと海南でどうして漆器が一大産業になったんでしょうか。
町田さん:木地となる木材が豊富だったことが理由です。多いときで300軒はあったと聞いていますが、今は100軒ちょっとですね。漆を扱うのは作家と呼ばれる人で、今はほとんど漆を使うことはなくなっています。
古澤:じゃあ今は大半が漆塗装の技術を生かした塗りの仕事をしているということですね。町田さんで何代目?
町田さん:町宗工芸としては3代目で町宗工芸になって今で74年ですが、前身にひいおじいさんが塗師をしていたので、それがいつ始まったのかは定かではないのでおよそ100年くらいでしょうか。
古澤:じゃあ子どもの頃から慣れ親しんできたわけだけど、見ているのと自分がやるとでは違うものですか?
町田さん:やっぱり職人って大変だなというのを実感しましたね。技術を習得するにはやはり時間がかかりますし、湿度や気温の条件が違うと変わってきます。何回も「塗る」作業をすることで自分の中で感覚を掴んでいくんです。
古澤:その経験が技術になるんですね。僕は誰がどういう想いでどこで塗っているのかがすごく大事だと思っているんです。ものづくりをする時、海外でつくったものを持ってくれば売上になるかもしれないけど、地場の人たちの仕事は?と考えた時に、海南に拠点を置くタカショーデジテックとしては、地元の人たちと少しでも仕事に携われるかがすごく重要。なおかつ歴史のある技術で塗装してくれることによって、またひとつ作るものに命が吹き込まれることに意味があると思っています。
古澤:自分たちだけじゃなく、自分たちに関わる人たちが一緒に成長していける、そういう仕組みが和歌山からできるとおもしろいなと思ったのが漆器の技術をサインに取り入れようと思ったきっかけです。伝統産業の世界が新しいことにチャレンジしていくのは難しい面がありますが、我々と一緒にそのチャレンジをしながら、今まで培った塗装の技術をうまくお互いに高め合って、そこでまた仲間が増えていってくれたらと。だから漆器の塗装を続けてきたこのストーリーを大事にしたいんです。
町田さん:すごくありがたい話ですし、産地全体で職人不足がこれからの課題。その中でこれからどうしていこうかって時に漆器の人でも「こういうの塗れるんや」っていうのを知ってもらえれば、仕事の幅が広がっていくなと。だから、話をいただいた時に「これはチャレンジするしかないやろ」と思いましたね。
古澤:あの時のことは今も覚えてるけど、町田さんが来てくれてこんな風に地場産業を盛り上げたい、さあ、伸るか反るか!?と言った時に「ちょっと考えさせてください!」ってなったんですよね。
町田さんがどのような想いで古澤の話を受けてくださったのか、2人が思い描くこれからの「紀州漆器」と「LEDサイン」の在り方についてなど、ここから先のお話は特集記事でご覧ください。
全文記事 ≫タカショーデジテック初の特別企画
「光のSHOWROOM」開催のご案内
この度、タカショーデジテックは、タカショーガーデン&エクステリアフェア2022(TGEF2022)の延べ4500平方メートルの会場内にて、特別企画として「光のSHOWROOM」を初開催いたします。
屋外照明・LEDサイン・イルミネーションのアイテムや特徴、空間への活用を提案。
LEDサインブースでは最新の商品ラインアップを実際のLEDサインサンプルで確認できる新規パネルを製作しているほか、タカショーデジテックが「伝える光」としてご提供できるLEDサインのことが丸っとわかる展示内容となっています。その他にも30種類もの発光仕様のサンプルをお手に取ってご覧いただけます。ぜひ会場にお越しいただき、ご覧いただければと思います。
また、「TGEF2022」では庭空間やトレーラーハウスのライティングなどを展示しており、光とエクステリアを総合的にご覧いただけます。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
ご予約 ≫【光のSHOWROOM開催概要】
会場
東京流通センター TGEF2022会場内
東京都大田区平和島6-1-1
日時
2022年7月28日(木)9:30~17:30、 7月29日(金)9:30~16:30
【TGEF2022開催概要】
1.リアル展示会について
会場:東京流通センター(TRC)第一展示場 A・B・C・D ホール(約4,500平方メートル)
東京都大田区平和島6-1-1 (東京モノレール「流通センター駅」徒歩約1 分)
日時:2022年7月28日(木)9:30~17:30
7月29日(金)9:30~16:30
≪ご来場・事前登録していただく際の注意点≫
1) 本展示会は、事前登録制にて開催いたします。また、複数人でご来場いただく際には全員分の事前登録が必要となります。あらかじめ特設サイトよりお申込みください。
2) 特設サイト申し込みフォームで事前登録をしていただく際、『何で知りましたか』の設問には「12:タカショーデジテックのメルマガ」と入れて頂きますようお願いいたします。
3) 事前に営業担当に来場の旨をお伝え頂ければ、会場内のアテンドもさせて頂きます。ぜひお申し付けください。
※本展示会は政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を踏まえた展示会とし、また見本市関連協会の定めるガイドラインに則り、万全の安全策を講じて開催させていただきます。
2.オンライン展示会について
会場:Zoom ウェビナー ※お申込みいただいた方へ専用URLをお送りいたします
日時:2022年7月28日(木) 10:00~ / 13:30~ / 15:30~ / 18:00~
7月29日(金) 10:00~ / 13:30~ / 15:30~ (各回90分を予定)
新商品情報や展示の様子をオンラインでZoomのウェビナーを使用して配信いたします。2日間で計7回、1配信につき1,000名様まで視聴可能です。事前登録制・先着順につき、各回定員1,000名様に達し次第、受付を終了させていただきます。申込は当展示会の特設サイトよりお申込みください。
※業者様向けの展示会です。メーカーおよび同業者の方、一般の方のお申し込みはご遠慮ください。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
これからも当社の最新ニュースを皆様にお届けしてまいります。
どうぞ引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
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