<LEDIUS ライティング NEWS 6月号> 意外と知られていないライティングテクニック特集


こんにちは。いつもお世話になっております。
LEDIUS NEWSをご覧いただきありがとうございます。

夏を感じながらも雨の日にはまだまだ肌寒さを感じる今日この頃ですが、皆さま変わりなくお過ごしでしょうか。

今回のメールマガジンでは、何気なく取り入れられているけど意外と知られていないテクニックを特集します。「何気なくやっていたこと」をテクニックとして解説し、どのように取り入れていくのが効果的なのかご紹介していきます。他にも、タカショーグループの自社展示会「タカショーガーデン&エクステリアフェア2022(TGEF2022)」内で初開催する特別企画「光のSHOWROOM」のご案内もいたします。ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。

意外と知られていない
ライティングテクニック特集

屋外照明の光をより効果的に取り入れるためのライティングテクニック。
最近でよく取り入れられているものには「シャドーライティング」や「グレージング」などがあります。お庭や住宅、はたまた店舗のライトアップのときには、こういったテクニックを意識して屋外照明を取り入れるときと、テクニックは知らないけれど雰囲気の演出のためにとりあえず屋外照明を入れるとき、それぞれあると思います。今回は、後者の「なんとなく」で取り入れられているライトアップをテクニックとしてご紹介していきます!

クロスライティング

「木が大きくて1台のライトでは光が足りなかったから2台入れた」

クロスライティングされている事例

このようにライトを2台入れて樹木を照らす方法を、【クロスライティング】と言います。樹冠の幅が広く、1台のライトで照らすのが難しいときに用いるテクニックです。どの方向からも照らされているように見える照らし方なのですが、そのときのポイントは、同じライトを使って左右からクロスするように照らすことです。同じライトを使うことで、影のでき方や光の質が揃い、美しいライトアップになります。

ムーンライティング

「上から光を落としたかったから、木の中からライトアップしてみた」

ムーンライティングされている事例

植栽を上からの光で自然にライトアップしたいときにはこの【ムーンライティング】がオススメです。樹木に直接取り付けられるライトや延長ポールで高い位置から照らせるライトを用いれば、樹木の中から下に向かって、月光を浴びたような演出に仕上がり、自然に近いライトアップができます。内側の幹に取り付けて、外側の枝や葉の影も投影するとより自然な雰囲気になります。

ファッショナブルライティング

「花壇を華やかに照らしたいから見た目が調和するライトを入れた」

ファッショナブルライティングされている事例

花壇の植栽を照らすときにパスライトなどを取り入れることが多いと思いますが、このときに昼の見た目も考えて照明器具を組み合わせる方法を【ファッショナブルライティング】と言うんです。昼には花壇のデコレーション要素として、夜にはやさしく花壇を照らす照明として、というようにライトに2つの役割を持たせられるテクニックです。ライト自体が目立つので光の範囲が狭めのものを選ぶのがオススメです!

フレームライティング

「明るさを確保するためにフレーム建材にライトを仕込んでみた」

フレームライティングされている事例

エクステリアでよく取り入れられているフレーム建材。これにライトを仕込めば一気に空間を明るくできますよね。実はその方法、【フレームライティング】と言います。空間の明るさを確保できるだけでなく、美観もつくれるテクニックです。光源がクリアに見えるものを選べばしっかりと影が出るのでスポットライトのような演出に、空間全体を照らしたいのであればフロストがかかった光源を選びましょう。

応用編 -コントラクト市場で使いたいテクニック

ビスタライティング

「並木道の樹木をきれいに見せるために同じライトアップを施した」

ビスタライティングされている事例

並木道を演出するための【ビスタライティング】。同じような樹木を同じようにライトアップするのは当たり前なのかもしれませんが、じつはそれだけで美観をつくることができるテクニックです。ワンポイントとしては、手前の樹木をライトアップしているライトの光量を大きく、奥の光量を小さくすることで奥行きを強調した演出に仕上げることもできます。

ミラーライティング

「幻想的に見えるので水辺の近くをライトアップした」

ミラーライティングされている事例

和風庭園や大きな施設では水場が設けられていることが多いですが、それを活かしてできるのが【ミラーライティング】です。水深が深い場合が適しており、周辺の植栽など美観になるものをライトアップすることで、水面に映る様子が幻想的になります。照らされている対象よりも水面が明るくなってしまうと対象物が映り込まなくなるので、水面は暗くするのがポイントです。


「光のSHOWROOM」
開催のご案内

光のSHOWROOMの案内画像

この度、タカショーデジテックは、タカショーガーデン&エクステリアフェア2022(TGEF2022)の延べ4500平方メートルの会場内にて、特別企画として「光のSHOWROOM」を初開催いたします。

屋外照明・LEDサイン・イルミネーションのアイテムや特徴、空間への活用を提案。
各カテゴリーにて初披露の商品も展示します。

また、「TGEF2022」では庭空間やトレーラーハウスのライティングなどを展示しており、光とエクステリアを総合的にご覧いただけます。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

ご予約はこちら ≫

【光のSHOWROOM開催概要】

会場
東京流通センター TGEF2022会場内
東京都大田区平和島6-1-1
日時
2022年7月28日(木)9:30~17:30、 7月29日(金)9:30~16:30

【TGEF2022開催概要】

1.リアル展示会について
会場:東京流通センター(TRC)第一展示場 A・B・C・D ホール(約4,500平方メートル)
東京都大田区平和島6-1-1 (東京モノレール「流通センター駅」徒歩約1 分)
日時:2022年7月28日(木)9:30~17:30
7月29日(金)9:30~16:30
本展示会は、事前登録制にて開催いたします。政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を踏まえた展示会とし、また見本市関連協会の定めるガイドラインに則り、万全の安全策を講じて開催させていただきます。なお、登録申込は当展示会の特設サイトよりお申込みください。

2.オンライン展示会について
会場:Zoom ウェビナー ※お申込みいただいた方へ専用URLをお送りいたします
日時:2022年7月28日(木) 10:00~ / 13:30~ / 15:30~ / 18:00~
7月29日(金) 10:00~ / 13:30~ / 15:30~ (各回90分を予定)
新商品情報や展示の様子をオンラインでZoomのウェビナーを使用して配信いたします。2日間で計7回、1配信につき1,000名様まで視聴可能です。事前登録制・先着順につき、各回定員1,000名様に達し次第、受付を終了させていただきます。申込は当展示会の特設サイトよりお申込みください。

→特設サイトはこちら

※業者様向けの展示会です。メーカーおよび同業者の方、一般の方のお申し込みはご遠慮ください。


最後までご覧頂きましてありがとうございました。
これからも当社の最新ニュースを皆様にお届けしてまいります。
どうぞ引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

CreativeLab.

『Creative Lab.』は、光を中心に屋外空間にイノベーションを起こすクリエイティブチームです。 デザインやアイデアで光の価値を創造するデザイン・企画チーム(AC)と、技術・開発で光の価値を創造する設計開発チーム(DC)で構成されています。 AC / DCで連携を取り、あらゆる屋外空間に合う光や価値を考え、新しくてワクワクする提案を行っています。

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