最近、日本企業でも盛んに取り組み始めているSDGs (Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)ですが、 MKイルミネーションでも、プラスティックを使わず再生可能で環境に優しい素材を使用したOrganic products(オーガニック商品)の製造に2011年から取り組んでいます。今年(2021年)は、発売から10周年のアニバーサリーイヤー。昼夜問わず景観に映えるオーガニック商品の素材、カラー、形状、アイディア溢れる世界各国での施工事例などをご紹介したいと思います。
「そもそもオーガニック商品がわからない」
そんな方にはオーガニック商品の特徴や使い方を紹介した基礎的な記事がありますので、そちらをご覧ください。
環境に優しい
オーガニック商品の世界の施工例
大型フレームとの組み合わせ例
MKイルミネーションの大型商品は、MKカラーと言われるゴールド色で塗装されたフレームが使われています。オーガニック商品は、赤、青、黄、緑、白、ピンク、パープル、他にもカラーバリエーション豊かに取り揃えており、イルミネーションと組み合わせたカラフルな演出に最適なアイテムです。
ストリートや街灯との組み合わせ例
ヨーロッパでは、クリスマスシーズンに目抜き通りのストリート上にイルミネーションを施す所が多く、毎年多くのオーガニック商品が使用されます。そのまま吊るしたり、フレームと一体かした物を使用したり、ショッピング客や観光客の気分を高揚させクリスマスムードを盛り上げます。
様々な形状のオーガニック商品
オーガニック商品は、ボール型の他にも星型、プレゼント型、動物、果物など様々な形状の商品を取り揃えています。また繰り返し使用でき、2011年の販売当初に購入した物を今も使用している現場もあり、商品寿命の長さからコストパフォーマンスにも大変優れています。
Organic商品 ≫プラスティック削減の製造工程
Recyclable（再生可能）
オーガニック商品は、木材とポリプロピレンが原料となっています。木材は40%、ポリプロピレンは60%使用されており、これら原料は再生可能です。例えば、2011年に製造したオーガニックボールを再度、星型のオーガニックスターにリメイクする事もできるのです！
PEFC-certified
（国際森林管理基準に準じた原料）
オーガニック商品の製造に使用される木材は、スロバキアにあるPEFC（＊）にて管理された森林から伐採された物を原料として使用しています。
＊PEFCとは？
世界の149か国の政府が支持する持続可能な森林管理のための国際基準です。
40% wood content
（材質の40%は木の端材）
オーガニック商品の原料に40%の端材などの再生可能木材が使用されている事により、地球環境保護にも貢献しています。また原料をプラスチックから再生可能なポリプロピレンに変える事により過去10年で60トンものプラスティックの使用を削減する事ができました。これをペットボトルに換算するとなんと100万本になります。
Look-and-feel
（見た目へのこだわり）
このようなサスティナブル商品の見た目にもこだわり、様々なカラーや形状を取り入れ製造する事で、昼夜問わず見た目が美しい物を作り上げています。
MKスロバキア工場では、高品質、長寿命を目標にハンドメイドで製造しています。
Long-lasting（長寿命）
オーガニック商品は、長年使用しても変色がほとんどしません。2011年に始めてオーガニック商品が施工されたドイツ（ハノーファー）の現場では、強風や天候による劣化もほとんどなく今もなおクリスマスシーズンに使用されています。また商品を長く使用できることで、環境保護にも繋がっています。
＜オーガニック商品10周年記念ムービー＞
その他、サスティナビリティーなデザイン紹介
ペットボトルを再生利用した装飾物を使用したEco tree
オーガニック商品の他にも、サスティナビリティーを元にデザインされたEco tree があります。ペットボトルの再生利用をアピールしており、ペットボトルを再生しカラーシートを作り、ツリーのフレームの隙間にランダムに組み込んだり、花の様なオーナメントを作り枝の先に装飾しています。環境保護のメッセージを視覚を通して訴えるアイディア性の高い商品です。
MKイルミネーションでは、Aesthetics meets sustainability（サスティナビリティデザインは美学と融合する）というコンセプトを元に、環境に優しく美しさも兼ね備えた商品開発に取り組んでいます。オーガニック商品はその先駆けであり、世界の現場でも支持され10周年を向かえる事ができました。MKスロバキア工場では、環境に優しく、高品質、長寿命を目標にハンドメイドで丹精込めてオーガニック商品を製造しています。ぜひ一度、リサイクル可能な地球に優しい光でイルミネーションの現場を作ってみてはいかがでしょうか？
この記事を書いた人
＼ DIGISPOT最新情報はこちら ／
おすすめ関連記事
タカショーデジテックはLEDサイン、ライティング、イルミネーションの最新情報をお送りするメールマガジンを発行しています。
