<LEDIUS ライティング NEWS 3月号> 空間テイストに合わせたライティング特集

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今年は桜の開花宣言が史上最速に並ぶ記録となり、暖かい春の始まりを告げました。全国各地でお花見を楽しまれていることかと思われます。

今回のメールマガジンでは、住宅のテイストや雰囲気に合わせたライトアップの方法をご紹介するほか、展示会への出展や新しいオンラインセミナーの開講のご案内を致します。最後までお読みいただけますと幸いです。

空間テイストに合わせた
ライティング4選

住宅などの建築物に和風・西洋風があるように、光の在り方にも日本と西洋で違いがあるのはご存知ですか?日本では、電気や電球が普及するずっと昔から、蝋燭などの炎を活かして行燈や提灯が使われてきた一方で、西洋では1800年代後半に電球が発明されて以来、ガス灯などが文明とともに進化してきました。では、日本・西洋それぞれの例に挙げた行燈・ガス灯それぞれの光を想像してみてください。行燈は足元など低い位置から和紙を通した陰影の弱いグラデーションの光で空間を照らし、ガス灯は高い位置からメリハリのある陰影がハッキリする光で空間を照らします。これが和風・西洋風それぞれに合う光なのです。

和の空間のイメージ
和の光のイメージ

日本の光と影のイメージ

西洋の空間のイメージ
西洋の光のイメージ

西洋の光と影のイメージ

これらを意識しつつ、さらに空間のテイスト・雰囲気に合わせたスタイルの照明を取り入れると、空間コーディネートがワンランクアップします。では実際の4つの空間のスタイルをピックアップし、それぞれに合う光をご紹介していきます。

クラシックスタイル 
―明暗をつくる煌めく光―

アプローチを等間隔にポールライトで照らしている事例

クラシックスタイルは、左の写真を見てもわかる通り西洋がルーツです。そのため、先ほども挙げていたようなメリハリのある光や、光源が点でキラッと光るような照明でライトアップしてあげることで、西洋の雰囲気を夜でも再現してくれます。また、グレージングで壁の凹凸をはっきりと見せたり、シルエットライティングで影をはっきりと見せる方法もオススメです。

点光源で光をキラッと見せる空間のイメージ
点光源で光をキラッと見せる
グレージングで凹凸を見せるライトアップのイメージ
グレージングで凹凸を見せる
シルエットライティングのイメージ
シルエットライティング

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和風スタイル 
―グラデーションに広がる光―

和風スタイルの住宅イメージ

昔ながらの純和風な空間では、先述したように行燈や提灯を思わせる低輝度(明るすぎない)のぼんやりと灯る照明を取り入れることで、和の空間とマッチします。また、照明を取り入れる位置も気をつけたいポイントで、足元等の低位置に取り入れることで落ち着いた雰囲気に仕上がります。庭園の樹木などをライトアップするときには影がでないように照らすのがオススメで、逆に影を出すと和モダンな雰囲気になります。

足元にぼんやりとした光を灯したイメージ
足元にぼんやりとした光を
影を出さない樹木のライトアップのイメージ
影を出さないライトアップ
陰影を出して和モダンに仕上げたライトアップのイメージ
陰影を出して和モダンに

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モダンスタイル 
―直線の光で照らす―

モダンスタイルの住宅イメージ

建物なども直線的に表現されることが多いモダンスタイルでは、光でも直線を表現したり強調する方法が空間によく合います。オーソドックスな方法としては、狭角で直線的な光をファサードに映し出したりする方法などがありますが、近年では、間接照明でライン状の光を表現する方法も多く取り入れられています。また、レーザー光線のように特別シャープな光で演出する方法だと近未来的な雰囲気に仕上がります。

直線的な光で照らすライトアップのイメージ
直線的な光で照らす
間接照明でライン状の光でライトアップしたイメージ
間接照明でライン状の光
シャープな光でモダンさを演出したイメージ
シャープな光で演出

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ナチュラルカントリースタイル 
―植栽を柔らかく照らす―

ナチュラルカントリースタイルの住宅イメージ

たくさんの植栽や土壁等が印象的で温かみのあるカントリースタイルでは、植栽を活かして「灯りだまり」をつくることで雰囲気を高めることができます。背の高い樹木がある場合は、樹木を目立たせてライトアップしてみたり、シャドーライティングを取り入れるのもオススメです。また、カントリー調のデザイン照明を花壇などに取り入れると、印象的で空間にほどよくアクセントを加えることができます。

樹木に灯りだまりをつくるイメージ
灯りだまりをつくる
樹木をライトアップしてナチュラルさを際立たせているイメージ
樹木をライトアップ
カントリー調のデザイン照明のイメージ
カントリー調のデザイン照明

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空間の雰囲気は施主様によって十人十色。今回ご紹介した4つのスタイルに当てはまらないテイストの空間もあると思われます。そんなとき、どんなライトアップを取り入れたらわからないなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。屋外空間に光を灯すお手伝いをいたします。

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エクステリア×ガーデンエキシビション2023出展のご案内

当社は2023年4月13日(木) / 14日(金)に幕張メッセで開催されます『エクステリア×ガーデンエキシビション2023』にタカショーグループとして出展いたします。屋外照明のコーナーとしては、ここ数年の新商品をメインに展示させていただきます。ベース照明から演出系照明、また実際にそれらを使った空間展示など幅広く展示する予定となっております。

【出展概要】
□ 日時:
2023年4月13日(木) / 14日(金)
10:00~17:00(14日のみ16:00まで)

□ 会場:
国際展示場 幕張メッセ 展示ホール4・5
〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1

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ライティング施工マイスターオンライン6月開講!

施工マイスターオンラインのロゴ

株式会社タカショーデジテックと、ガーデンライフスタイルメーカーである株式会社タカショーは、株式会社タカショーが主催する企業マイスター制度「タカショーガーデン&エクステリアライティング施⼯マイスター」のオンライン研修を2023年6⽉より開講いたします。また、お申込みは2023年4月1日より開始いたします。

詳しくはこちら ≫

「ガーデン&エクステリアライティングマイスター」制度は、庭照明のプロを養成することを目的として2010年に発足し、これまでに3,000社7,000名以上の業界関係者に受講いただき、現在、多くの卒業者が庭照明のプロとして活躍されています。「ライティング施工マイスター」は、「ライティングマイスター」を通じて多くお寄せいただいた、「施工品質を上げたい」「自信を持って施工したい」「自分は施工担当ではないが、施工現場の事を知りたい」など、ローボルトライティングの施工に関して、体系的に学びたいというご要望に応えたもので、庭照明の設計・施工に携わる多くの方々に学んでいただける内容となっております。

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申込期間:2023/4/1〜2023/5/10
受講期間:2023/6/1~7/15
講習費 お一人様3000円 +1件の申込につき送料2000円
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◆ガーデン&エクステリア ライティング施工マイスター研修の概要

パソコンでの受講イメージ
スマホでの受講イメージ

施工の事例検証を交え、商品カテゴリーごとの標準施工を中心に学んでいただきます。そのほか、現場で役立つライティングのコツや、不具合への対応、メンテナンスについても解説します。また、最後には「ライティング施工マイスター」認定のための試験を受けていただきます。

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この記事を書いた人

CreativeLab.

『Creative Lab.』は、光を中心に屋外空間にイノベーションを起こすクリエイティブチームです。 デザインやアイデアで光の価値を創造するデザイン・企画チーム(AC)と、技術・開発で光の価値を創造する設計開発チーム(DC)で構成されています。 AC / DCで連携を取り、あらゆる屋外空間に合う光や価値を考え、新しくてワクワクする提案を行っています。

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