ひしひしと暑い日が続く夏場は、プールや海に行ったり、打ち水をしたりして、水から涼をとる方も多いかと思います。夏に限らず、ゆらゆらと揺らめく水の動きは心地よくリラックスできる空間として、最近ではお庭に壁泉などを取り入れる方も多くいます。せっかくのウォーターガーデンです。夜も景観のひとつとして楽しみませんか?
水と光は非常に相性が良く、水の揺らぎを壁に映し出すなど演出方法は様々。今回はそんなウォーターガーデンのライトアップを3選ご紹介します。
ウォーターライティング
テクニック3選
ウォーターシャインライティング
〈ライティング効果〉
ウォーターシャインライティングは、水面全体を照らし、光る水盤やプールを演出するテクニックのことです。非日常的で、幻想的な空間を楽しむことができます。
〈ライティング手法〉
水中用のライトを2〜3個使用し、プールなどの側面をなめるように照らします。
ライトを水平に照射することで光を反射させ、水中全体に光を回すようにするとより効果的で、水面に動きのない場所におすすめです。
ウォーターライティング
〈ライティング効果〉
ウォーターライティングは、水の揺らぎを壁面に映し出し、癒し効果を与えます。
また噴水や壁泉も一緒に照らし上げるため、噴水や壁泉そのものの存在感も強調し、幻想的な印象を創り出します。
〈ライティング手法〉
噴水を照らす場合は、斜めから照らすと内部反射が発生することもあるため、真下から照らし上げるのがおすすめです。
ミラーライティング
〈ライティング効果〉
水面に対象物が映り込み、より美しく幻想的な空間に。
水と光の存在感を互いに強調し、反射する光が煌びやかで目を奪われます。
〈ライティング手法〉
ミラーライティングは名前の通り、池などを「鏡」として樹木のライトアップを映し出すテクニックです。水中が明るかったり、水面の動きが激しいと映り込みが見えなくなるため、水面は出来るだけ暗く平静な状態にしておきましょう。
照らす場所に応じた
ライティング
浅い水盤、プールや池を照らすなら
水が輝く、非日常的な演出
ウォーターグランドライト
水全体を照らし、光る水盤やプールを、対岸の景色を水面に映す鏡のように演出するテクニック。床に埋め込むと光が外に逃げるため、側面に設置し水の反射を利用して全体に光を回します。
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庭に夜だけの鏡で幻想的に
アップライト
対岸の景色を水面にも鏡用に映すミラーライティングを用いた演出。対岸を明るく照らすと映りやすく、池の底が明るすぎると、鏡の効果が得られません。深い池や、暗い色の水盤で使える演出です。
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壁泉を照らすなら
水の揺らぎを壁面に映す
ウォーターアップライト
壁泉など、水面に動きがあるとき、水の揺らぎを壁面に投影する演出。水面の動きが激しい場所よりも、穏やかな箇所に設置した方が美しく揺らぎを映し出します。
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噴水を照らすなら
噴水を主役に
ウォーターアップライト
噴水の水の動きを主役にする演出。躍動感ある演出で見る人を感動させます。噴水の規模によってライトの光の強さを変えるのもおすすめです。
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いかがでしたか?
水と光の演出は、涼を感じさせ、かつ夜の景観をより良いものにしてくれます。
美しく見せるコツなど、少しレベルアップしたライティングテクニックとなっていますが、その分、完成した後の美しさや感動は別格です。夏間近、ライトを入れようか迷っている方はぜひチャレンジしてみてください。
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