こんにちは。いつもお世話になっております。
LEDIUS NEWSをご覧いただきありがとうございます。
年が明けてから早いもので、もう1ヶ月が過ぎようとしております。夜には肌が凍り付きそうなほど冷え込む日々が続いておりますが、皆さまご自愛ください。
今回のメールマガジンでは、原点に立ち返り、そもそもなぜ屋外に光が必要なのか、その背景についてや、当社の屋外照明のプロたちが手掛けた現場のご紹介など、屋外の光の価値をしっかりとお伝えいたします。最後までお付き合いいただけますと幸いです。
なぜ屋外に「光」が必要なの?
まずそもそもですが、皆さんは「光」と聞くと何を思い浮かべますか?日光、星、イルミネーションの光、電球など、人によって思い浮かべるものは様々だと思います。では、屋外照明に絞って考えてみたときはどうでしょう。屋外照明のプロフェッショナルである私たち【Creative Lab.】では屋外照明の「光」として5つの役割を提案しています。
屋外照明の5つの光
01 「機能」の光
「機能」の光とは、言わば夜に活動できる空間を増やすための「機能」を持った光のことです。夜の屋外も光を取り入れることで室内からの延長として活用できる空間へと生まれ変わります。
02 「美観」の光
「美観」の光はその名の通り、美しい夜の空間をつくるための光です。テクニックを空間に合わせて取り入れることで、昼とはまた違った空間に演出することもできます。
03 「安全」の光
照明を取り入れる一番の目的として思い浮かぶのは、もしかするとこの「安全」の光かもしれません。夜において暗闇は危険そのものです。その場所を使う人、通る人が安全に過ごせるように光を取り入れるのはとても大切です。
04 「防犯」の光
「安全」の光でもあったように、暗闇は危険でそれは防犯面においても同じです。暗闇は視認性が悪くなってしまうので、どうしても犯罪が起こりやすくなってしまいます。そういった場所に光を取り入れることで犯罪の抑制につながります。
05 「価値」の光
今まで挙げてきた「機能」「美観」「安全」「防犯」の組み合わせによって、新たな価値が生まれます。これを「価値」の光と呼んでいます。光を取り入れることでその空間に新しい価値が生まれ、自然と人が集う場所になるでしょう。
今や照明業界では当たり前
「一室多灯」の空間づくり
実は照明の取り入れ方にはトレンドがあることをご存知ですか?居間についている照明を思い浮かべていただくとわかりやすいのですが、昔からよくあるお家の居間には、部屋の真ん中に大きなシーリングライトがついているイメージ(左の写真)ではないでしょうか。それに対して最近のおしゃれなお家などではリビングに何灯も照明がついています(右の写真)。昔の照明の取り入れ方を「一室一灯」、最近の照明の取り入れ方を「一室多灯」と言います。
この照明のトレンドは屋外照明でも同じで、今までは外の空間に取り入れられている照明は、住宅で例えると玄関灯だけであったり、少し大きめの空間であれば足元の灯りだけなどでした。それに対して、今ではひとつの空間にたくさんの種類の照明が取り入れられるのが当たり前になってきています。
先ほどご紹介した屋外照明の5つの「光」と、これらの「一室多灯」の考えを上手く取り入れることで、空間の価値が昼だけではなく夜にも広がり、暮らしや活動の幅を広げてくれます。その空間にどのような光を取り入れればどのような価値が生まれるのかを意識して空間づくりを行いましょう。
まとめ記事 ≫私たちが手掛けた現場をご紹介します!
前項目では光を取り入れることの意味にあたる部分をご紹介しましたが、こちらでは屋外照明のプロとしてCreative Lab.が手掛けた事例をご紹介します。
大呂自然休養村センター
ライティングデザイン
豊かな自然環境の中で、農村と都市住民との交流を促進する目的でつくられ、天然芝のグラウンドゴルフ場、キャンプ場などの施設と合わせて、研修会・宿泊・グループの親睦などに使用されているというレジャー施設。こちらのランドスケープの計画において、宿泊部屋や宴会場からの夜の眺めと外でも過ごせるようなライティングを行いたいと、外構業者様よりご依頼いただき計画しました。
国宝 白水阿弥陀堂
特注製品
国の史跡に指定されているこちらの境域には、平安時代に盛んだったといわれる浄土式庭園が構えられており、美しい紅葉や大きな池が特徴的です。その美しい庭園に、紅葉のライティングイベントを手掛ける照明デザイン事務所様より、3.11の復興支援のためのライティングで、「夜の水面に光る蓮の花を設置したい」とのご相談をいただき、 “水に浮かぶ光る蓮の花”を開発しました。
人生を結ぶ家 ゆいの希
ライティングデザイン
大阪府阪南市にあるサービス付き高齢者向け住宅“人生を結ぶ家 ゆいの希”。こちらは、カフェでお茶を楽しんだりお庭で季節を感じたり、入居者さんはもちろんのこと、そのご家族も一緒にくつろげるように作られた施設。こちらの中庭を、室内から眺められ、暗くなっても散歩ができるようにしたいとのご依頼をいただき照明計画をしました。
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