ニュース
日本発、“和の照明”を再定義する新ブランド『yomosugara』をミラノデザインウィーク2025で世界へお披露目 レオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館の「Cavallerizze」エリアに出展
屋外照明専門メーカーの株式会社タカショーデジテック(本社:和歌山県海南市 代表取締役社長:古澤良祐)と世界的なデザインスタジオTangent(所在地:英国ロンドン/東京 代表:吉本英樹)は、2025年4月7日~13日にイタリア・ミラノで開催される世界最大のデザインイベント、ミラノデザインウィーク2025に出展し、レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館の「Cavallerizze(カヴァッレリッツェ)」エリアにおいて、屋外照明ブランド『yomosugara(よもすがら)』を展示いたします。
今年のミラノデザインウィークはメインイベントである国際家具見本市「ミラノサローネ」のほか、2年に一度開催される国際照明見本市「エウロルーチェ」が行われるため、世界各国の照明およびデザイン関係者からの注目度が高い年でもあり、いまの日本人が考える現代の和の照明の定義を世界へ問いかけます。

ミラノデザインウィークへの出展について
毎年4月に行われる世界最大規模のデザインの祭典。ロー・フィエラミラノで国際家具見本市「ミラノサローネ」と隔年で開催される国際照明見本市「エウロルーチェ」、市内各所で「フオリサローネ」が開催され、ミラノの街がデザインで溢れかえります。yomosugaraの展示会場であるレオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館は、11世紀から16世紀にかけて修道院として使われていた歴史的建造物を母体に、偉大な芸術家であり天才的な技術者でもあったレオナルド・ダ・ヴィンチの発明品などを中心に展示しています。デザインとエンジニアリングの発展的な融合を得意とするTangentによるyomosugaraのプロダクトおよび展示デザインにより、かの地における和の照明のイメージを再定義します。
【”yomosugara” New outdoor lighting brands 展示概要】
日時:プレスデイ 2025年4月7日(月)
一般的公開 2025年4月8日(火)~13日(日)、10時30分 – 19時30分
会場:レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館Cavallerizzeエリア
住所:via Olona 4 , 20123 Milan
屋外照明ブランド『 yomosugara 』とは
ブランド名の「よもすがら」は万葉集でも使われた日本の古語で、夜通し、一晩中などの意味をもちます。昔の人々がよもすがら人や風景に思いを馳せた時間の豊かさをブランド名に込めました。『yomosugara』は夜の過ごし方を現代に問いかける。そんな灯りのブランドです。

『yomosugara』は、日本の原風景や日本人の自然に対する考え方にフォーカスすることで生み出されました。私たちの考える日本らしい灯りは、夕暮れから夜にうつりかわる薄暮の時間の薄明りや、夜の川に映る月明りといった、日本人が古くから親しんできた自然と共にある灯りです。海外の装飾的で主張の強い照明とは異なり、自然に寄り添ったデザインは日本的な心安らぐ夜の灯りとして、やわらかな和の空気を醸し出します。
和の空間での使用だけでなく、さまざまな空間に取り入れられるデザインとなっており、海外の設計者・デザイナーや日本文化に関心の高い層をターゲットに、海外市場を主軸とした日本発の屋外照明ブランドとして展開します。
https://yomosugara.jp/
Shobu
端正な菖蒲の凛とした姿をモチーフにした間接光の灯具「Shobu」。 細身でシャープな造形は静かに佇み、しなやかな光を放ちます。 アプローチの足元を灯す2灯型と、空間に奥行きをもたらす3灯型をラインアップします。

Suiren
水面に睡蓮の葉が浮かぶ しん とした静寂な風景を表現する「Suiren」。 クリアな層に覆われたデザインは澄んだ水に包まれた潤いのあるイメージを醸し出します。 高さと大きさの異なる3つの灯具を配灯することで、自然なレイアウトを可能にします。

Kodama
樹木に宿る精霊をその名に冠した「Kodama」。有機的なフォルムと、クリアな膜に覆われた光を特徴とし、 自然に寄り添うあかりを灯します。ふたつの灯具を備えたパスライトは、それぞれの高さと向きを変えることができ、 連灯することでゆらぎのある景色を演出します。柔らかく大きな光で周囲を照らすフロアライトは一灯でも存在感を持ち、 安らぎのある空間をつくりだします。

屋外照明のエキスパートのタカショーデジテックと
国際的デザインエンジニアリングスタジオTangentのコラボレーション
2015年にロンドンにて創業したTangent。デザインとエンジニアリングの発展的な融合を得意とし、Lexus やHermèsをはじめとした世界的なラグジュアリーブランドへのデザイン提供や、ドバイにある世界最大の高層タワーのブルジュ・ハリファのファサードで使用されたアニメーションなど世界中で活躍しています。
これまでもタカショーデジテックとTangent、吉本英樹氏は六本木アートナイト2022にて展示された『INAHO』の製造や、名古屋駅前のミッドランドスクエアで2022年に展示されたクリスマスツリー、和歌山県高野山の宿坊『恵光院』の壁面アート『月輪(がちりん)』などでコラボレーションしており、タカショーデジテックの技術とTangentのデザインに互いに可能性を感じ、2023年にパートナー契約を締結。
住宅や商業施設、宿泊施設など、様々な空間において顧客の要望に合わせた最適な照明計画を提案し、屋外空間を生み出してきたタカショーデジテック。そのバックグラウンドを元に、商品の企画から開発、製造を一貫して行なっており、屋外環境下でも安心して使用できる安全で高品質な製品を作り出しています。この経験と、世界で活躍しているTangentのデザイン力が融合し、オリジナリティの高いデザインと独自の世界観を生み出す屋外照明ブランド『yomosugara』が誕生しました。
