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「令和6年度 海南市中学生地場産業学習」にて、タカショーデジテック社員が講演
2025年2月19日(水)、和歌山県海南市 産業振興課が実施する「中学生地場産業学習」が、海南市立第三中学校で行われました。
これは、市内の中学生が地域の産業に親しみ、地元での就業促進や、働くことの意義発見につながるよう、市内企業の経営者やスタッフが講師として派遣され、職業講話を行う取り組みです。
今回、中学1年生約70名を対象に、タカショーデジテックの社員が講演を行いました。

講演内容
講演を担当したのは、和歌山県で生まれ育ち、県外の大学に進学した後、Uターンで昨年当社に就職した若手社員。
中学生の頃は「地元で働く」ことも、そもそも働くことへのイメージも全くついていなかったとのこと。
ただ、一度和歌山を離れたことで、自然の豊かさや人の温かさといった地元の魅力に気づき、さらに「光でまちを元気にする、面白い会社がある!」と知り、タカショーデジテックに入社を決めた、と経緯を話してくれました。


講演では、地元和歌山でも「フェスタ・ルーチェ」をはじめ、当社が携わったイルミネーションやライトアップがたくさんあることをスライドで紹介しつつ、話は具体的な仕事の内容へ。
「会社では、様々な人が、自分の好きなこと、得意なことを活かして働いています。絵を描くのが好きならデザインを、工作が得意なら製造の職種、人と話すのが好きな人は営業でモノを売る仕事も合うかもしれません。」


さらに、仕事をする上でタカショーデジテックの従業員が大切にしている3つの「心構え」を生徒さんたちに伝えました。
●「好きなこと×誰かの役に立つこと」をみつける
●新しい挑戦をする
●失敗を恐れず行動する
「“好きなこと”が、誰かの役に立つことで、“仕事”が生まれます。でも、誰でも最初から完璧にできるわけではないですよね。わたしも挑戦と失敗を繰り返して、成長しています。皆さんも、将来に向けて、行動できることから始めてみてください!」とエールを送り、講演を締めくくりました。

講演後には質疑応答の時間が設けられ、「中学校の頃の夢は?」「仕事にはもう慣れましたか?」など、生徒さんたちから積極的に質問が投げかけられました。
当学習の時間では、そのほか、海南市の職員の方から「地元産業」について、ハローワーク海南の職員の方から「働くことの心構え」について講話がありました。
事後アンケートでは、「和歌山や海南にも魅力があることがわかった」、「地元で働くことにも興味を持った」、「未来のことや就業についてたくさん考えるきっかけになった」、など、地元についての理解を深め、自分たちの将来を考える学びの機会にしていただけたことが伺えました。
参加生徒の声(一部抜粋)
・地場産業学習をして、自分の地元との関わり方は様々な方法があることがわかりました。その一つとして、地元で働くことがあり、地域を盛り上げ、未来につながる活動ができるとわかりました。
・「仕事」と言われてあまり思いつくものはなかったけれど、今回の学習で、人に寄りそえる、人のため・自分のためにもなるということがわかりました。(中略)自分の好きなことを仕事にできるということがわかって、将来への不安も少なくなりました。
・今回の地場産業学習を通じて一番心に残っているのはタカショーデジテックの話で、海南にこんな会社があることを全く知らなかったのでびっくりしました。フェスタ・ルーチェのライトアップの会社だと知って、あんなきれいなライトアップを考え、作っているのはすごいなと思いました。こんな仕事が他にもたくさんあると思うので、また調べたり聞いたりしてみたいです。
タカショーデジテックでは、今後も地域の自治体や学校と連携し、未来を担う若者が活き活きと成長できる教育活動に協力してまいります。
今回の取り組みを通じて、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」を目指します。