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株式会社タカショーデジテック(本社:和歌山県海南市)は2023年9月11日にデザインエンジニアリングスタジオTangent Design and Invention Ltd.,(所在地:London,England、以下Tangent)とパートナー契約を締結し、クリエイティブアドバイザーに東京大学先端科学技術研究センターの吉本英樹特任准教授が就任しました。
これまでもタカショーデジテックとTangent、吉本英樹氏は六本木アートナイト2022にて展示された「INAHO」の製造や和歌山県高野山の宿坊「恵光院」の壁面アート「月輪(がちりん)」の照明光源の製造など数多くコラボレーションしております。
本契約により、当社はデザイン性の高い照明器具などの共同開発を行なっていくとともに、日本のみならず海外展開においても存在感を高めることができるものと期待しております。
吉本英樹氏は2023年6月8日に2025年大阪・関西万博の和歌山ゾーン構築総合ディレクターに就任されています。
これまでタカショーデジテックが携わってきた作品
INAHO
「INAHO」は人感センサーとソレノイドによって、人が近づくとLEDに光が灯り、穂が揺れ始め、人が離れると光と穂の揺れが次第に止みます。第一回レクサスデザインアワードの受賞作品です。
MIDLAND CHRISTMAS 2022ツリー
クリスマスが終わって枠組みはジャングルジムに、イルミネーションは照明にリユースできるクリスマスツリーです。ミッドランドスクエアでの展示が終了した後には、本体の枠組みはジャングルジムとして名古屋の保育園などに送られ、イルミネーションの光に用いられているLED導光板は照明器具として再利用されます。
サスティナブル×アート 聖夜だけで終わらないSDGsツリー ≫壁面アート「月輪」
月輪観をテーマにした壁面アート「月輪(がちりん)」の真円には光源が設置され、周囲に向かって光が放たれます。真円を設置している壁面には金箔が広がり、光と共に自己の意識が世界へ、さらに宇宙に広がっていくかのような景色を表しています。
高野山「恵光院」の壁面アート「月輪」にタカショーデジテックの照明が使用されました ≫光で繋がるクリエイターの軌跡と未来
タカショーデジテック代表の古澤と吉本氏の対談記事。
テクノロジー×アート 光で繋がるクリエイターの軌跡と未来 ≫吉本 英樹氏プロフィール
1985年 和歌山県生まれ
2008年 東京大学工学部航空宇宙工学科卒
2010年 同大学院修士課程修了
2015年 Tangent Design and Invention Ltd., 設立(https://www.tngnt.uk)
2015年 Royal College of Art, PhD (Innovation Design Engineering) 修了
2018年 大阪芸術大学アートサイエンス学科 客員准教授
2020年 東京大学先端科学技術研究センター 特任准教授、先端アートデザイン研究室を共同設立
2023年 2025年大阪・関西万博 和歌山ゾーン構築総合ディレクター就任