ニュース
株式会社タカショーデジテックがプロデュースする「けやきライトパレード by FeStA LuCe」(主催:和歌山けやき大通りイルミネーション実行委員会、実行委員長:古澤良祐)について、今年も11月23日(日祝)~2026年2月28日(土)に開催することが決定しました。また前回よりも1km延長し、よりスケールアップすることが発表になりました。

3年目となる今回は、これまでのけやき大通り(JR和歌山駅~和歌山城)約2kmに加え、和歌山市役所前から南海和歌山市駅までの約1kmを延長、計3kmの街路樹435本に約130万球のLEDを灯します。けやきライトパレードは前回、日本最大のストリートイルミネーション*となっており、さらにスケールアップされます。開催は11月23日(日祝)から2026年2月28日(土)までの98日間で、実施時間は午後5時~11時。和歌山大学経済学部の足立基浩教授の研究室によると、前回は開催期間中、開催前と比べ来訪者が18万人余り増えて2億1000万円の経済波及効果を創出しており、今回はそれを上回る経済効果が期待されます。

和歌山けやき大通りイルミネーション実行委員会は、株式会社テレビ和歌山の大越康臣代表取締役社長が副委員長、尾花正啓和歌山市長が特別顧問にそれぞれ就任し、事務局をテレビ和歌山内に置いています。7月4日には実行委員会と和歌山市が「和歌山市 光で彩る観光振興に関する連携協定」を結び、和歌山市と一体となって持続可能な観光まちづくりを推進します。今回の“目玉”は南海和歌山市駅までの1km延長。これに伴い街路樹は前回の351本から435本に、LEDは100万球から130万球へとそれぞれスケールアップします。JR和歌山駅~和歌山城、和歌山城~南海和歌山市駅とライトパレードがつながることで、双方向から賑わいが形成されます。
(*)2024年の一般国道、都道府県道、市区町村道において連続的に取り付けられるLEDの球数として、2024年11月和歌山けやき大通りイルミネーション実行委員会調べ。
[参考] 表参道 フェンディ イルミネーション2024:約90万球、丸の内イルミネーション2024:約82万球、けやき坂イルミネーション:約80万球、御堂筋イルミネーション2024:約86万球、2024 SENDAI光のページェント:約45万球
開催概要
開催期間:2025年11月23日(日祝)〜2026年2月28日(土)
時間:17:00~23:00
場所:JR和歌山駅〜和歌山城(けやき大通り)、和歌山城〜南海和歌山市駅 計3km
主催:和歌⼭けやき⼤通りイルミネーション実⾏委員会
協力:和歌山市
後援:和歌山県
過去に行われた街を盛り上げる様々な取り組み
2023年、2024年とけやきライトパレードを軸として、サポーターパートナーや協力企業・団体の取り組みイベントを通じてけやき大通りエリアが一体となり、にぎわいを創出しました。「けやき通り飲食店100店舗応援プロジェクト」では、地元飲食店と連携したスタンプラリー企画や特典が実施されました。これにより来訪者がイルミネーションを楽しみながら地域店舗に足を運ぶきっかけが創出され、地域内の回遊性が高まりました。地元の住民だけでなく観光客が街を歩きながら新たな発見を楽しむ機会となりました。
さらに「2024けやきライトパレード研修プログラム『Light UP!が変えるナイトタイムエコノミー』」が開催され、ナイトタイムエコノミーに関する実践的な学びの場が提供されました。加えて、点灯式やイルミネーションと連動して、JR和歌山駅前ナイトマーケットや城前広場マルシェ、みその商店街や市堀川での夜市など、多彩なイベントが開催され、各所で個性あふれる夜の賑わいが生まれました。


また、「和歌山市自動運転バス実証運行とのコラボ走行」や「KEYAKI LIGHT PARADE RUN」「LIGHT CYCLE PARADE」など、光と乗り物・スポーツを組み合わせた新たな体験も提供されました。そのほか、大学生によるポスター展示、地域清掃活動「Light Clean Up!」、ナイトウォークなど、地域や企業・団体と連携した多様な取組が展開されました。また、「けやきライトパレードフォトコンテスト2024」も行われ、SNSを通じた魅力発信にもつながりました。
こうした取組を通じて、市民と来訪者がともに光で街を盛り上げる機運が高まり、和歌山けやき大通りは“光のまちづくり”の新たなモデルとして注目を集めました。

