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早稲田大学にて、エコ・ファースト企業として、当社代表の古澤が特別講義を行いました

2025年11月11日、早稲田大学 社会科学部「持続可能社会実現への企業の貢献:エコ・ファースト企業の取り組み」授業にて、当社代表の古澤が特別講義を行いました。
本授業は、環境省のエコ・ファースト制度に基づき、学生が環境保全の最前線を学ぶことを目的としています。
当社は、地球環境の保全に貢献する企業として認定を受けている「エコ・ファースト企業」として登壇し、「今暗い場所」を灯す~地域循環共生圏とサスティナブル推進室経営~をテーマに、質疑応答含め、45分の授業を行いました。

講義内容

授業の冒頭では、自己紹介を交えながら、当社の事業内容や経営方針について説明しました。

留学先のイギリスで見た「海外の庭文化」や「庭照明の演出技術」から得た着想や感動が、当社設立の背景となったことをお話ししました。これらの経験や発見が、現在の事業や社会貢献活動にどのように結びついているか、「Re:SIGN」「ライティングマイスター制度」などの具体例を交えて紹介しました。

次に、メインテーマである「地域循環共生圏構想」についてお話ししました。この構想は、環境・経済・社会の三側面が互いに支え合い、持続可能な地域づくりを目指すものです。当社もこの理念に深く共感しており、地域と連携した活動として、「フェスタ・ルーチェ」や「けやきライトパレード」などに取り組んでいることを紹介しました。これらの活動では、地域住民や地元企業との協働が街のにぎわいやコミュニティ形成に寄与しているほか、観光や経済の循環を生み出す仕組みづくりにも貢献していることをお伝えしました。

授業の最後では、当社がローカルイニシアティブを牽引する企業として、地域に根ざしたプロジェクトの推進方法や今後の展望についてもお話ししました。地域の特色を生かしたイベントや地域資源を活用した事業を通じ、社会と企業がどのような仕組みを築いているかを紹介しました。さらに今後は、こうした取り組みをさらに広げ、地域と企業が共に持続可能な社会を創り出すための新たなプロジェクトや、他地域との連携についても示しました。
講義終了後、受講者からは「このようなイルミネーション事業が県や地域にどのくらいの効果を及ぼしているのか」と質問がありました。これに対し、昨年の「けやきライトパレード」では、約2.1億円の経済効果が波及したことをお伝えしました。学生らは、経済効果の大きさや地域への影響に関心を示し、熱心に耳を傾ける様子が見られました。

受講生の声(一部抜粋)

・留学先で見た庭がきっかけで社内ベンチャーに取り組んだことが、とても印象的でした。現在は2年生であり、留学や進路について具体的に考えていたわけではありませんが、こうした小さな経験や気づきが将来の方向性を考えるヒントになるのだと実感しました。

・大学では海洋ごみ問題ついて学んでおり、今後その取り組みをより広く発信していく上で、”光”という視点も取り入れていきたいと思いました。

・地元や旅行先で暗い場所を目にすることが多く、少し寂しい印象を持っていました。そうした課題に対して、フェスタ・ルーチェやけやきライトパレードのようなイベントによって、街が明るく彩られ、人々の交流や賑わいが生まれていることを感じました。

本講義を通じ、当社の「屋外照明メーカーだからできた、光による地域循環」について理解を深めていただきました。今後もタカショーデジテックは、教育活動への協力を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

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